平林勇

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平林勇

映像ディレクター・映画監督。仕事では『しまじろうのわお!』という子供番組を作ったり地域観光映像やブランデッドムービーを作っています。 仕事ではない創作として短編映画を20本以上作り、カンヌ、ベルリン、ベネチアを始め世界中の映画祭で上映されています。長編映画も1本作っています。

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  • 生き物が好きでたまらない

    生き物に関する記事を書いていきます。

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短編映画の作り方

ビジュアルから考える一般的に映画は脚本を書くところから始めると思いますが、私は短編映画を作る時にビジュアルから考えます。テーマを考える前にビジュアルから考えています。部屋、海辺、白ホリ、暗闇、森の中などの撮影場所を考えます。ビジュアルから先に考えるのは、作品の世界観を強くすることが出来るからです。「ああ、あの森の中の作品か。」とか「白ホリで撮ってる作品ですね。」などと、イメージが残りやすくなるからです。 実は短編映画は長編映画とは違い、世界観を武器にしずらいフォーマットです

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    • 空港のライブカメラをジッと見つめる

      私は空港のライブカメラをよく見ています。YouTubeでいろいろな人が配信しているチャンネルです。私がよく見ているのは羽田空港や成田空港ですが、世界中の空港でライブカメラの配信をやっているので、夜はヨーロッパやアメリカの空港を見ていたりします。まだ昼間ですから。 空港のライブカメラと言うと、固定された防犯カメラみたいなもので映されていると思われるかも知れませんが、そうではありません。三脚に乗せたカメラで飛行機を一機一機追っているんです。しかも、チャンネルによってはかなりいい

      • とりあえず書き出してみる

        今、全くやる気がありません。今というのは今この瞬間です。アレもやんなきゃコレもやんなきゃと思っていることはあるんですが、どれもやる気が起きなくてやれません。私は文章を書くことが一番ハードルが低いので、何も考えずにとりあえず書き出してみました。 やる気が起きないってどういうメカニズムなんでしょうね? 例えば、英語の勉強をしなきゃと思っててもやる気が起きないとします。物理的に考えれば、パソコンで英語の日記を書くとか、スマホで英単語を暗記するとか、大した行動ではありません。でも

        • いやしかし日記

          いやしかし! 時差ボケが治りませんね。フランスから帰って来て1週間になりますけど治りませんね。私の記憶だといつも1ヶ月ぐらい治らなかった記憶があります。調べてみたら、4年前にも時差ボケについて書いていたnoteがありました。 2020年2月13日に書いた記事。この年、長編映画の『Shell and Joint』の上映でヨーロッパとアメリカの映画祭に行ったんです。帰ってきたのが1月30日だから、時差ボケが治らずに2週間経って書いた記事のようです。ちょうどコロナ禍がまさに始ま

        • 固定された記事

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        記事

          誰の目も気にせずに作る

          本当に自分の作りたいものを作っているか? 年を取れば取るほどいろいろな事を知ってしまい、そこがあやふやになって来ます。教養や客観的な視点は、いい大人になるためには大事なものなんですけど、自分が本当に作りたいものが分からなくなって来るんです。 しかも、仕事としてやっていると強烈な客観視を持ってしまうんです。私は映像のディレクターを仕事としてやっていますが、趣味は映画を作ることなんです。私が本当に自分の作りたい映像は映画でやっています。 でも、仕事と趣味が近すぎるんです。

          誰の目も気にせずに作る

          どうでもいい日記「やる気なし」

          まだまだ時差ボケが治りませんが、時差ぼけしている時って本当に心の底からやる気が出ません。未来を見ることが出来ないと言いますか。怖ろしいですね。パリに行って刺激をもらって帰ってきたのにです。 時差ボケを治して自分の体内時計のリズムを取り戻すには、午前中に日光を浴びて、目から大量の光を入れると良いそうなんですが、時差ボケで午前中寝ちゃってますし、そこまでやろうというやる気が出てこないんです。 仕組みとしては、強い光を浴びた15時間後ぐらいにメラトニンという物質が分泌されて眠く

          どうでもいい日記「やる気なし」

          ピークを過ぎたフリーランスのギャラ問題

          いやしかし! 嫌なタイトルですよね。でも、ピークを過ぎたフリーランスの人はギャラについて悶々と考えているはずなんです。そして、ピークを過ぎた人のギャラ設定は職人芸が必要だと思うのですよ。ピークを過ぎたって失礼な言い方ですが、要するに右肩上がりではない人って事です。 生々しい話なのですぐに有料部分ですよ。

          ピークを過ぎたフリーランスのギャラ問題

          パリで撮影をして来ました

          パリから帰って来て4日目ですが、まだまだ時差ボケ中です。経験上、時差ボケが直るのに1週間以上かかるので諦めるしかありません。時差ボケと言っても寝不足な訳ではありません。3時間と2時間と2時間寝てたりしますから。でも起きてる時、常に徹夜明けみたいなボーっとした感じがあります。 たまたまGWに入り、外に出ていく仕事がないので助かりました。GWが明けるまでに直ればいいかなと思ってます。 パリでは7泊しまして、夕ご飯で外食したのは2回、あとはアパートホテルの私の部屋にスタッフ8人

          パリで撮影をして来ました

          どうでもいい日記「時差ボケ」

          時差ボケの話って、夢の話を聞かされるのと同じレベルでどうでもいい話なんですよね。知ってますよ。久しぶりに運動したら筋肉痛になったのと同じ話ですからね。腐った物を食べたら下痢したのと同じ話と言いますか。 でもこうやって文章にすることで、時差ボケのビッグデータの一部になるんです。そして将来、時差ボケの特効薬が作られるかも知れませんから社会貢献なのです。 いやしかし! 時差ボケで一番ツラいのイライラすることですね。自分でも心配になるぐらいイライラします。目の前の席に座った人に

          どうでもいい日記「時差ボケ」

          A380でパリに行ってきた航空ファン

          10日間ぐらいフランスのパリに行って撮影をして来ました。日本からはクライアントを入れて8人での渡仏です。 今は飛行機代も高いので、絶対にロストバゲージしてはいけない機材や撮影で使う物を運ぶスタッフは直行便で行き、残りのスタッフは安い乗継便で行くことになりました。私は大事なものを運んでない組なので、ドバイ経由でパリに行くことになったのです。 でも、パリに行く日が迫るにつれてエールフランスの直行便がどんどん安くなりました。エールフランスがストライキを予告していたからなのか分か

          A380でパリに行ってきた航空ファン

          クリエイターは態度が悪くてすみません

          藪から棒に言いますけど、クリエイターって態度が悪いと思いませんか?特にクリエイター周りにいる人達はそう感じてる人が多いんじゃないかと思います。 私が言っているクリエイターというのは、いわゆるアーティスト側と言いますか、その人の芸術的な才能を駆使して仕事をしている人のことを言ってます。アーティストというと大げさなので、クリエイターという言い方にしてます。「芸術的な」というのも大げさですけど。 そして、冒頭から声を大にして言いたいのは「自戒を込めて!」なのです。いやいや!自戒

          クリエイターは態度が悪くてすみません

          有料マガジンなんておこがましくて

          先日、『どうでもいいことを書けばいい』というnoteを書いたら、たくさんの人からスキをもらいました。 Xでもいろいろな感想を頂ましたが、多くは「かしこまらなくていいんですよね」とか「肩の力が抜けましたと」とか、そんな感想が多かったです。たぶん皆さん、noteを書くにあたって、肩の力がガチガチに入ってしまってるんでしょう。 クルマの免許の取り立てのような緊張感があるんだと思います。ハンドルの上の方をガッチリ持って、前のめりに座って運転するイメージです。「首都高に乗るなんてと

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          突っ込んでいく心配性

          私は心配性と言われることが多いです。若い頃は心配性と言われると弱い人間みたく感じて嫌でしたが、もはや紛れもなく心配性だと思うのであまり気にならなくなりました。 私の心配性は筋金入りのようで、父親が撮影した8mmを見たときにもそれが分かりました。私が幼稚園の頃、家族でプールに行ってるんですけど、私は兄弟たちが使った浮き輪がなくならないようにずっと持って歩いてました。浮き輪が無くなったらどうしようと心配だったんでしょう。自分が遊ぶよりも浮き輪の心配をしていたんです。 だから私

          突っ込んでいく心配性

          どうでもいい日記「無料記事」

          久しぶりに2000文字超えの記事を無料にして投稿してみたら、スキが200以上も付きました。 たまたま無料にした記事が良かったのか、有料マガジンにしている記事でもそれぐらいのポテンシャルがあるのか、戸惑いはありますが、久しぶりに社会と握手できた感じがあります。 早々にして野球で例えちゃいますけど、私は割とボールを投げてる方なんですが、バッターボックスの辺りは暗くなっていて、バッターが立ってるのかどうか分からない状態で投げてるんです。極端に言えば、バッターがいてもいなくてもど

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          どうでもいいことを書けばいい

          私がnoteを書くようになったのは2018年の12月。ある方と1年後にフォロワーが多い方が勝ちだという勝負で始めました。 私は「noteを始めました」というお知らせを、すぐにTwitterですることはしませんでした。それではフォロワーが増えないと思ったからです。「noteを始めました」と言って読みに来てもらっても、そこには数本の投稿しかありません。対面で知っている人ならまだしも、私が何者かも分からない状態ではフォローされないと思ったからです。 そこで、20本ぐらいの映画制

          どうでもいいことを書けばいい

          最初から気合い入れると失敗する

          これは私のパターンなんですが、最初から気合いを入れて取り組むと失敗する確率が高いです。特に仕事ではない創作の時です。短編映画を作ったりそういう創作の時ですね。 失敗するパターンも決まってまして、気合いを入れすぎると煮詰まるんです。でも、いわゆる「煮詰まる」とは違うイメージの煮詰まるなんです。 いわゆる「煮詰まる」は、袋小路に入ってしまってそこから動けなくなるイメージかも知れませんが、私の「煮詰まる」は、鶏の胸肉や豚のもも肉やトコブシなんかを煮すぎて水分が抜けて、固くパサッ

          最初から気合い入れると失敗する