【風呂酒日和48-2】 黄金湯(こがねゆ) -お酒編-

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

浴室を出た私。
受付にロッカーの鍵を返すと「ありがとうございましたー！」とにこやかに言われたのであわてて「飲み物の注文は券売機じゃなくてもできますか？」と聞き、ビールを飲みたい意向を示す。

「大丈夫ですよーこちらでお願いします！」と奥の方に促された。
カウンターを中心に、入口からの半分は靴のままで立ち飲みができる土間スペース、銭湯上がりの人は靴を履かずに腰掛けられるベンチが反対の壁沿いに置いてある。
広くはないがちょっと一息には十分なスペースだ。
土間スペースで一杯飲んでいる人は、なんだかスタンドバーにいるみたいでおしゃれ。