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【風呂酒日和55-1】 藤の湯(ふじのゆ)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


用賀駅を降りて、てくてくと歩いていく。
今日はそこまで暑くもなくちょうどいい天気。
暑い日は汗を流してさっぱりするために銭湯へ行きたいし、寒い日は体の芯からあたたまるために銭湯に行きたいし、暑くもなく寒くもなくちょうどいい天気の時も結局、銭湯に行きたい。
もはや家を出たのなら、帰り道で大体銭湯に行きたい。

私、風呂なしアパートでも生活できるのでは...?
でも一日500円。30日毎日通ったら月15000円か。(回数券もあるけど)
家賃+お風呂代で月15000円払えるなら風呂の付いてる普通のアパート借りれるか…。
というか、生活の一部としてお風呂に入るというよりも、風呂のある家に住みつつも心の充足のために銭湯に行きたいのである。
なんて意味のわからない持論をぶつぶつと考えながら歩く。

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