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ギルティ外伝 :あそこは地獄だったのか、それとも

先日仕事の帰り道で、東西線に乗っていた時のこと。ふと顔を上げ正面に座っていた男性を見る。

ん...?
いや、気のせいか。

いやでも...
あまりジロジロ見るのもな...と思いながらも、どうしても気になって2〜3度顔を上げ二度見三度見を繰り返す。すると、向かいに座っていた男性も驚いたような表情で私と全く同じ動きをしている。

「あ、やっぱり...」

「ですよね...!」

そこに座っていたのは、あのギルティ女史が君臨するオフィスでかつて一緒に働いていたデザイナーさんだった。
東西線のちょうど木場あたりで遭遇したので、名前は木場さん。

電車内で2人して「この距離で話すのも...どうしよう...」と絶妙な動きをする。次の駅に止まり、木場さんの隣の席が空いたので私はさっとそこに移動した。

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