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【全文無料】【PTCGL】Late Night #157にてアルセコケコでTOP8だった話

挨拶

こんにちは。ひのと申します。
久々のnote投稿になります。
当記事に興味を持っていただきありがとうございます。

カプ・コケコVMAX、そらピカVMAXは共にEレギュレーションのカードであるためおそらく2024年1月にレギュレーション落ちとなり本デッキは成立しなくなる可能性が高いです。その前(2023年12月)に結果を出せてほっとしております。本記事は構築紹介というよりも1つの歴史として文字で残したかったという想いがあります。

ちなみにPTCGLというのはポケカをオンラインで楽しめる無料アプリです。PCだけでなくスマホでも楽しめます。
ただし日本非対応なので英語なこととVPNが必要というハードルがありますが……興味のある人は調べると導入の仕方を親切に教えてくれるサイトがいくつもあるので調べてみてください。意外と簡単でした。

今回は231人規模の大会にて2位で予選突破からのトナメ1没でTOP8といった結果になります。
ちなみに#77では優勝して世界一になったことがあります。(唐突な自慢)

いきなり宣伝で申し訳ないのですがtwitchで活動しております。
収益化も通っていなく広告もない快適環境ですので、ぜひ遊びに来ていただければと思います。大会に参加している様子も配信しています。


デッキレシピ

今回使用したアルセコケコそらピカのレシピは以下です。

LateNight157

過去の私の記事を見た方はわかるかと思いますが、わりとちょこちょこ変わってます。
ピン差しのカードが多いのは私の中でも意見がまとまっていないからです。幅広く見ようとしていろんなカードを詰め込んだ結果がこのレシピになってます。とくにカビゴンドールやカウンターキャッチャー等。この辺りはお試しで入っているのが本音。
詳しくは後ほど。

コンセプト

いつものごとく雪道ジャッジマンです。そして優秀な逆転要素であるコケコのマヒ、そらピカでの詰みを狙っていきます。

環境

古代未来環境になります。
ロスギラ、サーナイト、リザードン、ミライドンが流行ってます。データ外の情報としてはピオニーミライドン、ブジンエンテイ、パルキアVSTARなどが話題になりつつあります。あとはカビゴンLO。
大会データを見たい方は以下のリンク先からどうぞ。シェア率のほかにも参加者全員のデッキレシピが見られます。

環境での立ち位置はいわゆる地雷デッキになると思います。実際に大会データを見てみるとコケコやそらピカだけでなくアルセウスですら少数派です。
現時点の最新パックの顔である古代未来ポケモンは進化しないためそらピカの刺さりがいいです。実際にブジンエンテイにはそらピカで詰ませました。そらピカの役割対象としてはパオジアン、ミライドンなどでしょうか。
その他にはアルセとコケコを用意しつつ雪道とジャッジマン、ナンジャモで妨害をしていくことになります。雪道は環境には刺さっています。どのデッキもV、exポケモンが特性を使ってくるので。
雪道を使う競合としてはロストギラティナがいます。

各種カード採用理由

基本的なことは省略させていただきます。アルセコケコの基本については以前の記事を読んでいただくようお願いします。もしかしたらあとで加筆するかもです。

・カビゴンドール
他のデッキで見られないカード筆頭はこいつかと思います。実際初手に来れば強いです。採用した理由は大きく2つあります。
1つ目の理由は後攻1ターン目に攻撃してくるデッキが増えたことへの対抗策です。ロストのウッウ、ミライドン、トドロクツキあたりです。ウッウならまだいいですがミライドンやトドロクツキに攻撃されるとサイドを2枚取られます。これは非エク(Vやexではない普通のポケモン)を採用していないデッキの弱みになります。カビゴンドールを壁にすることで安全にアルセウスを育成することができます。
2つ目の理由はマリガン回数を減らす目的です。ぶっちゃけ確率計算をしたわけではないので机上論です。本デッキは元々アルセ4コケコ2そらピカ1でたねポケモンが7枚しか入っていませんでした。そのため最初の7枚でたねポケモンがなく相手の手札が多い枚数でゲームが始まることが非常に多かったです。序盤の1ターンが非常に大事になった今のポケカにおいて開幕手札の枚数で不利を背負うと非常につらいためここに8枚目以降のたねポケモンとして使えるカードはありがたい存在です。他の解決策としてはそらピカを増やしてもいいです。ちなみに枚数についてですが私は1枚でいいと思ってます。それは2枚目以降は絶対に腐るからです。カビゴンドールでスタートしないと勝てないというわけではないですしそもそも後攻1ターン目はアルセにダブルターボつけてワザをつかいたいです。相手の後攻1ターン目にワザを撃たれる確率も100%ではないですし……。個人的にはあくまで上振れ札の1枚として考えてます。
ここからは蛇足ですが、アルセ+コケコ+コケコ(そらピカ)でサイドを2-3-3で押し付けるのが理想になります。ここにサポートポケモン(ビーダル等)を採用してしまうと1-2-3と取られてしまう可能性があり非常に脆くなってしまうため、カビゴンドールのようなサイドを取られない壁になりえる存在は他のどんなデッキよりも相性がいいと言えます。

・キャンセルコロン
カビゴンLO意識です。ミミッキュを1回までなら倒せます。ただしクララやつりざお等で2枚目のミミッキュが出てきた場合は詰みになります。ぶっちゃけ中途半端に対策するくらいなら素直に諦めるのも手です。さらに言うとPTCGLの大会ではデッキレシピを公開しての試合になるためキャンセルコロンの存在がバレます。そのため対策になってない対策です。ここは反省点です。たぶん抜きます。

・カウンターキャッチャー
サイド枚数が不利なときに使えるボスの指令。ジャッジマンやナンジャモと同時に使えると強いです。さらにマヒも合わせられれば100点です。ただし使える状況が限定的なため1枚にしてます。ここは好みです。

・葉隠れポンチョ
アルセコケコを使ってる人がみんな入れていたため使用したところとてもありがたいカードだったため採用。アルセでエネを付けたコケコやそらピカをボスで呼ばれないようにするため、アルセを無視されて3-3でサイド6枚取られることを避けるため、アルセを取らせてコケコでマヒを狙うため等こちらのやりたいことを遂行するために非常に役立ちます。後ろのコケコ2枚にどっちも付けられるように2枚採用したいところ。というか他の人は2枚採用が多かったです。ただしカウンターキャッチャーの登場により相対的に価値が下がった点に注意。もちろんヒモやクロススイッチャーにも注意。

・森の封印石
スタジアムを雪道のみにしたため1枚採用。以前はスタジアムを割る方法を入れていたため不採用でしたが1ターン目から雪道が残り続けることを懸念しました。実際に使ってみるととても使い勝手がいいです。雪道があるとき以外にも1ターン目から使っていけるため序盤の事故が減った印象でした。

・ポケギア3.0
毎ターンサポートを使っていきたいためできる限り採用。今回は2枚採用。サポートポケモンがいないためサポートを使用しないと手札が動きません。終盤にともだちてちょうでボスを返してポケギアで取ってくるのも強いです。

・トレッキングシューズ
人によって価値が大きく変わるカード。個人的には強いと思ってるので4枚フル投入。本デッキではドローソースが非常に少ないです。そのためデッキを薄くしてキーカードを引きたい。シューズを4枚使えば最低でも4枚分、最大で8枚分の圧縮になります。圧縮できれば欲しいカードを引ける確率が上がります。ジャッジマンを多用する都合上デッキの不要カードは減らしたい。それを落とせる点も優秀です。反対意見としてはシューズの枠にデッキが回せるカードを入れたり、安定するためのカードを入れることで安定感が増すというものもあります。ここは考え方次第なのでいらないと思ったら抜いてもいいと思います。

各種カード不採用理由

上記と異なり不採用、あるいは枚数を減らしたカードを紹介します。考え方次第で今後入れるカードとも言えますね。

・頂への雪道
まずはコンセプトのこのカードから。デッキレシピでは3枚ですが4枚欲しいです。雪道を引けるかどうかで1ターン目の相手の妨害になる、具体的にはミライドン、ゲノセクト、テツノブジン、かがやくゲッコウガあたりでしょうか。3枚にした理由は単純に枠が足りなかったからです。無理やり理由を作るなら、今のポケカは高速化が進んでいるため雪道を4ターンも張るほどターン数がかからない、手札に来すぎて事故となってしまうことへの懸念、この辺りになるでしょうか。

・ネストボール
2枚まで減らしました。昔は4枚採用してたのに……。本デッキではポケモンは3枚しか出しません。スタート時に1枚、試合中に2枚。3枚目以降のネストボールは腐ります。そのため2枚でいいよねっていう考えです。ただこれは甘えです。たね切れでの敗北もありえなくはないと思います。もちろん4枚入れたいです。枠があれば入れます。。。と思っていたのですがいざデッキを回してみるとたね切れの敗北は1回も遭遇してません。ネストボールが欲しいと思ったこともぶっちゃけないです。ただしハイパーボールはめちゃくちゃ欲しいです。スターバースもあるので思ってたほど減らした影響は少なそうです。

・アルセウスVSTAR
4枚ではなく3枚です。これも枠がない影響です。デッキがまとまったら4枚にする最有力候補かもしれないです。ただこれも体感できるレベルでは困ってないです。アルセVSTARは1枚しか立てないことが大きな理由かもしれないです。

・そらピカV、VMAX
1枚ずつです。2枚ずつの採用も考えました。が、あくまでメインはコケコでありそらピカはサイドプランであること、コケコに比べてHPが10少なくダメージも低い、追加効果も相手依存である点からギリギリの枚数にしました。サイド落ちで泣くことは稀によくあります。

・ボスの指令
3枚採用してます。元々は4枚でした。4枚目はカウンターキャッチャーに変わった感じですね。あとはともだちてちょうがあるので4、5枚目を使うことも可能です。今のポケカは6体倒さないといけないデッキも多いので4枚採用できるならそうしたいです。

・Vガードエネルギー
以前は1枚採用でしたが今回は不採用でした。アルセで雷エネを安定してつけるためにVガを抜いて雷エネにした感じです。ただここは反省点でギラティナにめちゃくちゃ当たったためVガが欲しかったです。また最近エンテイ、パルキア、ライチュウ等Vポケモンが増えているため1枚でなく2枚採用することを考えてもいいかもしれません。

・各種スタジアム
今回は雪道のみでしたが以前は他のスタジアムも入れていました。ロストシティ、シンオウ神殿、崩れたスタジアム、災いの荒野、ポケモンリーグ本部等ですね。ここは環境読みです。雪道しか有効なスタジアムがないと判断したため雪道のみの採用となりました。

まとめ

久々のnoteで読みづらかったかもですがここまで読んでくださりありがとうございます。
ここからは自分語りが始まります。

アルセコケコがレギュ落ち直前ということで、最近は次に使うデッキを探す日々でした。過去数回のLateNightでもアルセコケコ以外のデッキを使用して参加したりしてました。結果はひどいものでした。結局しっくりくるデッキが見つからないため久々にアルセコケコで参加したところいきなりTopCutにいけたのでやっぱりこいつしかないなと実感しました。とりあえずレギュ落ちするまではアルセコケコで頑張ろうと思います。ついでに雪道もレギュ落ちですね。今気づきました。

レギュ落ちは悲しいものです。ですがポケカをやるなら受け入れなければなりません。と毎年自分に言い聞かせてます。Cレギュから始めたのですが、Cのときはモクナシダダリン、Dのときはドガスダイナでした。今回のEではアルセコケコですね。Fではアルセウスかな?一体誰と組んでいることでしょうか……。

PTCGLでなく紙のほうの報告としましてはシティリーグのシーズン1は予選で敗退でした。もちろんアルセコケコで参加したのですが全然勝てなかったです。全部先攻を取られて1ターン目から理想ムーブされてアルセが進化すらできずに負けた記憶です。とても嫌な記憶です。あの日はいろいろと運が悪かった。
シーズン2も当選はしているので参加できることは確定してます。ただし1月の中盤のためレギュ落ちになるかどうかがわからないです。レギュレーション変更の情報がもうちょっと早くほしいですね。出られるならまたアルセコケコを使うつもりです。レギュレーション変更後だとしたらデッキ選択からなのでちょっと大変そうです。一応第一候補はリザードンかな。金銀世代なのでルギアも使いたい。ホウオウのほうが好きなんだけど……
紙のポケカは相変わらず買えないので最近は買ってないです。PTCGLでデッキを決めて必要なカードをシングルで揃えることになりそうです。昔やってたカドショで5パックだけ買うーとかができる時代に戻ってほしいものです。

おそらくアルセコケコについてこれが私の最後の記事になると思います。ルギアが流行って対策として使ったことが全ての始まりでした。シティーリーグ2連続準優勝、LateNightで世界一、夢を見せてくれたこのデッキテーマには本当に感謝してます。一生忘れない……と言いたいですがきっといつかは忘れてしまうと思うのでふとした時にnoteを見返してこんなデッキあったなぁ……と思い出せるといいなと思います。

改めて、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
次回のnoteか配信でお会いしましょう。

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