針仕事
苦手なものが針仕事。
オットが気に入っていた楽なズボンがだいぶボロボロに
なっていて、ちょっとこれは〜と思うぐらいになっていた。
穴も開いているし、横もほつれていて、もうそろそろ寿命かなと
声をかけたら、この生地が涼しくて好きなんだけどなぁと言う。
とはいえ、どう繕えばいいのか分からないので
しばらく放って置いたのだけれど、ついに裁縫箱を出してみた。
後ろに当て布をして、ちくちく縫ってみることに。
ダメでもともとと思い、寝巻きになればいいぐらいの気持ちで。
目立たない糸で、不器用なりに縫ってみる。
穴が隠れて、まぁまぁいい感じ。
なんだか、ズボンが生き返った感じがする。
裁縫箱の奥の方に、コロナが始まった頃に、なぜかちくちくしたくなって
やり始めたパッチワークのやりかけが出てきた。
こんなことをしていたなぁと、完成させずに中途半端で終わらせて
いたけれど、あともう少しだった。
ズボンが出来上がったので、ついでにパッチワークも再開してみた。
ただ、つなぎ合わせただけで、完成形はまだ見えていないけれど
懐かしいインドの端切れがつながっていくのが楽しい。
下手でも自分の手で縫ったものはちょっと愛おしいもの。
やりすぎると疲れるので、ほどほどにして裁縫箱をしまう。
生産的なことをした感じがして自己満足だけれどまぁ良し。
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