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関西の旅から戻ってきて

しばらく、noteをおやすみしていた。
風邪の症状がひどかったこと、そして旅に出ていたこともありパソコンを開くこともおやすみした。

おやすみしていた間、読めなかったフォローさせていただいている方の投稿を読んだりして、少しずつnoteの世界に戻ってきた。

風邪をひきながら、旅をすることは身体にズーンと響く。なるべく無理をしないようにしつつも、移動が続き、なぜこんなに旅をしているのだろうと思ってしまうことも。

日付をつけて日記風に書いてみる。

10月10日(火曜日)

奈良の吉野にある金峯山寺の結縁灌頂を受けるために関西へ。春に金峯山寺に行った時に、この結縁灌頂があることを聞いて受けてみたいと思って申し込んでみた。

インドでヨガのアシュラムで受けた儀式にも似ていて、日本でもこんな風にやるのだなぁと思った。目隠しをして、周りの人に助けてもらいながら儀式を受けて目隠しを取った後に、ロウソクの薄暗い灯りで蔵王大権現様の姿を見た時に感じたゆだねる感覚が残っている。

10月11日(水曜日)


10年前に長野の穂高にある養生園で「非構成的エンカウンターグループ」に参加した時の仲間に再会。

インドに行くちょっと前に、以前ワークショップに参加したことのある西村佳哲さんのHPを見ていて、「非構成的エンカウンターグループ」
が紹介されていて、体験してみないと分からないものに心を引かれて、参加したもの。西村さんの説明は以下のよう。

非構成的エンカウンターグループとは

非構成的エンカウンターグループは、カール・ロジャース(心理学者/1902ー1987)が切り拓いたグループセッションのスタイル。

あらかじめ用意されている内容は、何もありません。集まった人々が、言葉や存在を交わして進みます。

10日間を通じて生まれるのは、再現性のない一度かぎりの場です。「こういう体験が出来ます」とか「学べます」といった話は書けません。すべてがその場であらわれ、形づくられてゆくからです。

ワークショップが、工場(ファクトリー)でも教室でもなく文字通り「工房」であり、お互いを活かし合ってなにかをつくり出す試みの場であるなら、非構成的エンカウンターグループはその貴重な一例だと思います。

リビングワールドの西村佳哲さんのHPより

参加した感想は、うまく説明できない。
自分の内面も含めてゆっくりゆっくり旅をしているような感覚だった。
その時の参加者とはしょっちゅうではないけれど、時に集まってご飯を食べたりしていた。何となく、一緒の船に乗った同志のよう。

ちょうど、関西にいく時に声をかけて集まると、たまたま10年前のその日に穂高で参加していたことがわかった。まさか、10年後にまたこうして一緒にいるとはねと、笑い合った。

10月12日(木)


エンカウンターの仲間が、ヨガに興味を持ってくれたので、神戸でどこかいいヨガの教室があるかどうかを知り合いに聞いてみる。ちょうど、その日の午前中がフリーだったので、垂水でシヴァナンダヨガを教えている公子先生のヨガクラスに参加する。同じインド人のスワミに習っていたご縁もあり、ゆっくりスタイルで、気持ちよく身体を伸ばすことができた。公子先生はちょうど1週間前までインドに行っていたみたいで、インドのお菓子をお土産に終わった後お茶タイムが心地よかった。夜は楽健法の仲間の美容室に行くために舞子へ。

橋がよく見える、居心地の良いサロンとお家。楽健法の仲間がちょうど集まっていてみんなでお好み焼きを食べて、おしゃべり。

10月13日(金)


ヘアカットの日。サロンで頭皮洗浄をしてもらい、カラー、カットと店長である友人がスタッフさんにお願いしながら、やっていく。
いつも、楽健法で見ている姿と違って、プロだなぁと感心してしまう。

すっかり、グダグダになってまとめ髪にしていたわたしの髪型もスッキリとショートカットにしてもらった。おまかせでやってもらえるのはありがたい。オットも一緒に男前にしてもらった。
オットは待っている間に店長の台所でスパイスカレーを作らせてもらう。ナスを大量に使ったカレー。店長や、スタッフさんも美味しく食べてもらった。半年先まで予約が取れないお店とは、どんなお店かと思ったけれど納得のリピーターさんがついてしまうお店だなぁと。遠いけれど、また半年先に来てしまいたいと思ってしまう。

10月14日(土)

神戸1日フリーデイ。
オットと一緒に、北野エリアへ。
モスク、ジャイナ教寺院を見学。
現役でお祈りの場として使われている。
異人館の辺りは、外国人観光客もたくさん。うろこの館に入る。日本に来ていた外国人駐在員のお家と思うと面白い。家具など、よく運んだなぁ。

朝から歩いたので、カフェで休憩をしてから
神戸の小さな本屋さん1003へ。読みたかった本を2冊見つけて購入。お昼は餃子専門店へ。メニューは餃子とビールのみ。味噌だれをつけて食べるのが、ここのお店の特徴。なかなか美味しい。

オットが、以前イランの絨毯のお店に行った時に、神戸の白鶴酒造さんの美術館で絨毯が見られると聞いたことを思い出す。
ネットで調べてみると、建物がかっこいい。
早速行ってみることにする。観光地から離れているせいか、観光客も少なく、静かにゆっくり見ることが出来た。中国の陶磁器コレクション
も素晴らしい。新館では絨毯の展示。アンティークの絨毯は美しい。

最後に、寄ったのが神戸の震災記念館。最近東北で311の津波の被災地を回っていたので、神戸も記念館へ。最初の映像で、またズーンと衝撃を受ける。直下型の地震の恐ろしさも忘れてはいけないな。

10月15日(日)

朝の飛行機で神戸空港から羽田へ。
久しぶりに家に戻ってきた。
まだ風邪は治りきっていないけれどお家についたのでほっとする。片付け、洗濯に邁進。

久しぶりにnoteを書いたら長くなってしまった。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。


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