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210-リゾートホテルに泊まる一行 後編

そして夕食の時間になり、一行はビュッフェ会場に向かう。

美玖:さすがに混んでるか…

ゴールデンウィークということもあり宿泊客も多く、会場は人がひしめき合っていた。

一行は菜緒の車いすもあるので、会場から少し離れた一室を貸し切り全員でテーブルを囲む。

陽菜:取ってきていい?

美玖:いいよ、行ってきな

始めは末っ子組や芽実、陽世が取りに行く。

芽依:何にしようかな~…

芽実:トング貸して?

芽依:どうぞ

ぱ:…もう空っぽだわ

ひより:いや、ちょうど来ましたよ

そして五人が戻ってきて、入れ替わりで〇〇、好花、菜緒、美玖がビュッフェを取りに行く。

〇:お皿持ってて

菜:んっ

美玖:飲み物どうする?

好:…なんか盛りすぎた気する……(苦笑)

最後に愛萌、彩花、美玲、ひなのがビュッフェを取りに行き、全員で手を合わせる。

全:いただきます

陽菜:ん~、美味しい~!

ぱ:いくらでも食べれるわ…

〇:追加取り行きたくなったら言って?

菜:うん



そしてお腹いっぱいになるまで夕食を食べたら、一旦部屋に帰る。

好:何持ってけばいい?

〇:ん~、アメニティはある程度向こうにあるみたいだしな…

二人はタオルと替えの下着を持って部屋を出る。

好:あっ、浴衣の貸し出しあるんだ…!

〇:ほんとだ…!

途中、浴衣の貸し出しを見つけ自分の浴衣を選ぶ。

好:これとか綺麗ちゃう?

〇:好花は何着ても綺麗だよ

好:ちょっと!…///

そして後ろから美玖たちがやってくる。

美玖:何いちゃいちゃしてんだよ(笑)

〇:(笑)

好:恥ずかしい……///

〇〇と好花は一足先に松泉宮に向かう。

〇:じゃあここでお別れだな

好:じゃあまたここで

〇:おう

男湯と女湯に分かれて暖簾をくぐる。

〇:ふぅ~……

服を脱ぎ、ハンドタオルを片手に浴場に入る。

(ザパーーッ)

掛け湯をして身体を洗ったら、湯船に浸かる。

〇:いい湯だな~🎶



そして一時間ほど温泉を堪能したところで脱衣所に上がり、水気を拭き取って浴衣を着付ける。

〇:…そろそろ髪切らんとな…

ドライヤーで髪を乾かし、受付の近くに戻る。

〇:ほぇ~、夜も色々あるんだな…

夕方の焚き火の近くで、スモアやポップコーンが販売されていた。

好:〇〇、お待たせ…

好花の声に〇〇が振り返ると…、

〇:…色っぽい……

好:恥ずかしいって……///

しっとりと艶やかな好花が立っていた。

〇:…ポップコーン食べる?

好:ポップコーン?

〇〇がKUROBARを指差す。

好:おぉ、食べよ?

店:いらっしゃいませ

好:ポップコーンください

店:かしこまりました、

〇:それとスモアも二人分お願いします

店:はい、

そしてポップコーンとスモアを受け取り、焚き火に座る。

好:作って?

〇:はいはい…(苦笑)

〇〇はポップコーンを専用の容器に入れ、焚き火にくべる。

〇:スモアも同時並行で作る?

好:そっちの方が早く出来そうやもんな…

そしてマシュマロを焼き、クラッカーで挟む。

好:いただきま~す

好:…あふっ…!

〇:大丈夫?(笑)

好:ん~!おいひい~!

〇:いただきます

〇:んんっ、あふい……(笑)

そしてパチパチと音がしてポップコーンが弾ける。

好:そろそろ食べれそう?

〇:どうだろ?

静かに蓋を開け、中を確認する。

〇:食べれるかな…?

好:じゃあ食べよう

紙の容器に移し、一粒つまむ。

好:んっ、美味っ!

〇:最高だな…!

そしてしばらくポップコーンと焚き火の火を堪能する。



好:ふぁ~…

〇:そろそろ帰る?(笑)

好:うん……

好花の欠伸を機に部屋に戻ることに。

好:ふぅ~

部屋に入って第一にベッドにダイブする好花。

〇:スキンケアする人~

好:は~い…

ベッドに寝転びながら手を挙げる。

〇:起きてスキンケアしなさい(笑)

好花は起き上がり、スキンケアをする。

好:よしっ、終わり…!

〇:…もう寝る?

好:大学のレポート書かなくてええの?

〇:別に明日以降で大丈夫

〇〇は部屋の電気を消し、枕元の間接照明だけになる。二人でベッドに入り、向かい合わせになる。

〇:好花、可愛いなぁ……

好:顔近いって…///

〇〇は好花を抱きしめ、至近距離まで顔を近づける。

〇:せっかくの旅行だし…、

好:もう……///

その後はご想像にお任せする〇〇と好花です。

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