211-朝からイチャイチャする〇〇と好花
翌朝、
好:んんっ……
目を覚ました好花。
好:ふふっ、寝顔可愛い…(笑)
横で寝息を立てている〇〇の頬にキスをして、ベッドから起き上がる。
好:ふぅ~……
インスタントのコーヒーをマグカップに淹れて、窓際のソファにくつろぐ。
そしてコーヒーの匂いにつられたのか、
〇:ふぁ~、おはよ……
〇〇も起きてきた。
好:おはよ
〇:ほぇ~、相変わらずのオーシャンビューだこと…
好:海の方、行ってみる?
〇:行ってみる?
二人は外出着に着替え、園内シャトルバスでビーチに向かう。
好:涼しい~
〇:まだ朝だからそんなに気温も高くないしね
バスから降りた二人は、ビーチに降りる。
好:砂サラサラ…
〇:なんか落ち着くな…
二人はしばらく砂浜を散歩する。
すると、
(プルルルッ、プルルルッ…)
〇〇のスマホが鳴った。
〇:はい、もしもし
陽菜📞:もしもし、今どこにいるの?
〇:ビーチの方に好花と来てる
陽菜📞:え~…
〇:こっち来る?
陽菜📞:行く~
そして十数分後、他の面々もビーチにやってきた。
美玖:おはよ
〇:おはよ(笑)
美玖や菜緒は眠そうに目をこすり、愛萌に関しては部屋で寝ている。
陽菜:海だ~!
芽依:ふぅ~!
ひより:……。
ひなの:一人だけテンション低っ(笑)
菜:あと30分で朝食ビュッフェ始まるから早めに戻るよ?
菜緒はタイヤが埋もれないように砂浜の外から末っ子組を見ている。
ぱ:昨日の夜はどうだったんですか?(笑)
〇:別に何もないよ(笑)
◇
そしてホテルに戻った一行は昨日の夜と同じ会場に向かい、席に着く。
芽実:いただきます…
好:髪ボッサボサ…(笑)
愛萌と同様、ビーチに来ずに寝ていた芽実はさっき起きたばかりだった。
ひなの:芽実ちゃん…(苦笑)髪整えてあげるから…(笑)
芽実:ありがとうございます
ひより:…ていうか、みんなしてコーヒー飲むじゃん(笑)
美玖:ただで美味しいコーヒーが飲めるのに、飲まない手は無いわよ
〇〇:そうそう…
彩:ひよりちゃんもいつか分かる日が来るよ
み:……(笑)
そうして朝食を食べ終えた一行は部屋に戻り、二日目の観光の準備を進める。
〇:よしっ、シートベルト締めた?
愛:オッケー
好:出発進行~!
◇
そうして三泊四日の宮崎旅行を終えた一行。
〇:福岡組は俺の車乗って?
レンタカーに好花、彩花、美玲を乗せ、〇〇も運転席に乗り込む。
菜:じゃあまたね
〇:おう
好:また今度
彩:バイバ~イ
陽菜:じゃあね~!
〇〇はシフトレバーを下げ、車を発進させる。
彩:なんかドッと疲れが出てきた…
み:分かる(笑)旅行終わるとそうだよね
〇:まだ終わってないけど…(苦笑)
好:寝てるから着いたら起こして?
〇:はいはい…(笑)
そして約三時間半、車を運転し続け、博多駅に到着した。
〇:レンタカーの返却手続きしてくるわ
好:行ってらっしゃい
レンタカーを返却し、〇〇たちは駅構内に入っていく。
み:じゃあ私、新幹線だから
彩:じゃあまた
〇:お疲れ様でした
み:またね~
好:👋
〇〇たちは美玲と分かれて空港線に乗る。
そして空港で彩花とも分かれた〇〇と好花は、新千歳行きの飛行機に乗り北海道まで帰ってきた。
好:帰ってきた~!
〇:明日からまた学校だよ?(笑)
好:やだわ~…
〇:諦めろ(笑)
宮崎旅行を目いっぱい楽しんだ佐々木家たちです。
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