218-バイト中の明里たち
明:おはようございま~す!
髙父:おはよう
ある日の大学終わり、明里はバイト先のカフェにやってきた。
更衣室に荷物を置き、エプロンを着用する。
未:明里ちゃん、ご飯炊いてもらえる?
明:分かりました
明里は棚からお米を取り出し、計量してお釜に入れる。
明:よっこいしょ…
炊飯器にセットしたらスイッチを押す。
髙姉:三番卓、オムライスデミグラス、アイスコーヒー
未:分かった
明:コーヒー淹れます
髙姉:お願い
◇
そして夜になると、学校終わりの学生や仕事帰りの社会人でお店が埋まっていく。
髙姉:うへぇ~…
未:明里ちゃん、お会計いける?
明:分かりました
明里がレジに向かう。
明:お待たせしました、伝票お預かりします
客:…この仕事慣れた?
明:おかげさまで…(笑)
明:お会計1080円になります
常連のお客さんと雑談を挟みつつ、お会計の処理をする。
客:細かいの無いんだけどいい?
明:はい、2000円お預かりします
明:920円のお返しと、レシートになります
客:ありがとね
明:またお越しください
明里は厨房に戻り、三人の手伝いに入る。
髙父:誰か倉庫の冷蔵庫から温玉取ってきて?
明:取ってきます
未:タル鶏あがり
髙姉:持ってく
明:持ってきました~
髙父:向こうの缶に入れて、冷蔵庫の中にしまっておいて?
明:はい
◇
そしてピーク帯を過ぎ、お客さんも落ち着いてくる。
未:疲れた……
髙姉:少しずつ締め作業してくよ
未:は~い…
髙父:今日までの廃棄はもう上出しちゃって?
明:分かりました
そしてお店のラストオーダーの時間が近づく。
未:今お客さんいる?
明:いないです
未:どうする?閉める?
髙父:…ちょっと早いけど閉めちゃおっか
ということで、お店を閉めて閉店作業を行う。
髙父:明里ちゃんはどうする?もう上がる?
明:…そうですね、お先失礼します
未:じゃあね~
明:じゃあまた
そうして明里はエプロンを脱ぎ、更衣室の荷物を持つ。
明:ふわぁ~……!
バイト終わりの明里です。
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