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218-バイト中の明里たち

明:おはようございま~す!

髙父:おはよう

ある日の大学終わり、明里はバイト先のカフェにやってきた。

更衣室に荷物を置き、エプロンを着用する。

未:明里ちゃん、ご飯炊いてもらえる?

明:分かりました

明里は棚からお米を取り出し、計量してお釜に入れる。

明:よっこいしょ…

炊飯器にセットしたらスイッチを押す。

髙姉:三番卓、オムライスデミグラス、アイスコーヒー

未:分かった

明:コーヒー淹れます

髙姉:お願い



そして夜になると、学校終わりの学生や仕事帰りの社会人でお店が埋まっていく。

髙姉:うへぇ~…

未:明里ちゃん、お会計いける?

明:分かりました

明里がレジに向かう。

明:お待たせしました、伝票お預かりします

客:…この仕事慣れた?

明:おかげさまで…(笑)

明:お会計1080円になります

常連のお客さんと雑談を挟みつつ、お会計の処理をする。

客:細かいの無いんだけどいい?

明:はい、2000円お預かりします

明:920円のお返しと、レシートになります

客:ありがとね

明:またお越しください

明里は厨房に戻り、三人の手伝いに入る。

髙父:誰か倉庫の冷蔵庫から温玉取ってきて?

明:取ってきます

未:タル鶏あがり

髙姉:持ってく

明:持ってきました~

髙父:向こうの缶に入れて、冷蔵庫の中にしまっておいて?

明:はい



そしてピーク帯を過ぎ、お客さんも落ち着いてくる。

未:疲れた……

髙姉:少しずつ締め作業してくよ

未:は~い…

髙父:今日までの廃棄はもう上出しちゃって?

明:分かりました

そしてお店のラストオーダーの時間が近づく。

未:今お客さんいる?

明:いないです

未:どうする?閉める?

髙父:…ちょっと早いけど閉めちゃおっか

ということで、お店を閉めて閉店作業を行う。

髙父:明里ちゃんはどうする?もう上がる?

明:…そうですね、お先失礼します

未:じゃあね~

明:じゃあまた

そうして明里はエプロンを脱ぎ、更衣室の荷物を持つ。

明:ふわぁ~……!

バイト終わりの明里です。

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