陽太

23歳。デザイナー。イラストを描くことが趣味。 本、映画、展示、ライブ等の感想や考えた…

陽太

23歳。デザイナー。イラストを描くことが趣味。 本、映画、展示、ライブ等の感想や考えたことを記録します。2021.3/8~

最近の記事

あけましておめでとうと言えない新年

お久しぶりです。 新年早々1月1日、石川県で震度7にも及ぶ大地震が起こりました。 私の家は関西ですが、それでもいつもの地震とは違う、大きめの揺れと長さを感じました。 楽しいお正月を迎えるはずが、SNSもテレビも災害のニュースで溢れかえり、あの頃を思い出させるような自粛モード。 無気力感や無駄な後ろめたさを感じたり。 自分を奮い立たせるためにも、こんな時こそ文章を書こう!と思い約1年ぶりにnoteを更新します。 大好きなアーティスト、Teleのライブの感想。 2023

    • Tele:nai ma ze

      2023.0224 nai ma ze 心斎橋BIGCAT note、お久しぶり! 最近インプット、何よりアウトプットが全くできてない。文章書かねば!ということで先日参戦したTeleのライブについて書こうかな。 2023年2月24日、ご縁がありライブ当日の朝にチケットを2枚譲ってもらい、母と参戦。 諦めていたライブに当日の朝に行けることが決まり、また、24日は1日仕事だったこともあって、楽しみにしている時間もほとんどなく気付けば開演数分前になっていた。 スミノフを流し込

      • 映画鑑賞感想

        最近インプットに飢えていて毎晩映画を見てます。ほぼただの記録用ですが感想をアウトプットしていきます。 ネタバレあると思うので、これから見る予定のある映画にはご注意ください。 『SING』 4/5 『SINGネクストステージ』 4/8 1、2通して伝わってくるのはキャラクターたちの臨機応変な対応力と音楽のパワー。例えばシング1の劇場がぶっ壊れるトラブルとかは、アニメならではな感じもするけどピンチをチャンスにできるのは計画通り進んでいるときよりも大成功を収めるんだなと。とり

        • 『レインツリーの国』を読んだ感想(ネタバレあり)

          レインツリーの国 有川浩 大好きな有川浩さんの物語。古本屋で購入。バイトの休憩時などにちょこちょこ読み進めて、数日かけて読み終えた。 有川さんの本の中でもかなりお気に入りの物語となった。 ※以下ネタバレを含みます。 彼(伸行)は、ある本がきっかけで、ネット上で彼女(ひとみ)と知り合う。互いに惹かれあって実際に会ってみたが、どこか彼女と合わない部分があり、小さなトラブルも重なる。ネット上での彼女は理想像でしかなかったのか。 その最初のデートの別れ際に彼女が聴覚障害者という

        あけましておめでとうと言えない新年

          『カラフル』を読んだ感想

          カラフル  森絵都 ぽんぽん文章が入ってきて久しぶりにほぼ一日で最後まで読み切った小説。 序盤で感じた言葉の可愛さとポップな感じ。 堅苦しくなく、現実離れした詩的でもないその文体が私にとっては新鮮で、そしてとても好みだった。 カラフル。 人はたくさんの絵の具を持っていて、人によって使う絵の具を変えたり、気分によって水を足したりする。 いろんな色がある中で、相手は自分の何色かしか知らないし、自分も相手の数色しか知らない。 別の色が現れたときに、思い描いていた色と違って、誤

          『カラフル』を読んだ感想

          佐藤可士和展

          4/8 前日の夜行バスで東京へ向かい、早朝から1時間かけて六本木まで歩き、 国立新美術館で行われている佐藤可士和展と、そこから徒歩約20分のところの岡本太郎記念館へ母と行ってきた。 ネットでたまに見かけていた佐藤可士和展。気になってはいたものの、東京であることから行く予定は無かったのだが、父に行ったほうがいいと推され、新学期が始まる直前のこの時期に行くことになった。 二つの展示を通して感じたのは、アートとデザインは創造するという点では似ているものの、やはり別物だということ

          佐藤可士和展

          星組公演ロミオとジュリエット

          春休み、星組公演ロミオとジュリエットのB日程を観劇した。 座席はB席13列。イープラスの抽選で確保できた。 久々の観劇。昨年の6月ぶりだった。 元々大好きな作品だったロミジュリ。期待以上に良かった。 宝塚にどっぷりハマっていた中学の頃を思い出した。 特に感動したのが、ジュリエット役、舞空瞳さんの演技。 まず、登場シーンでの歌声。 単調でない、言葉によって抑揚のついた歌い方、良い意味で大人っぽくない歌声が16歳の純粋で強さのあるジュリエットそのものだった。 また、乳母や両親と

          星組公演ロミオとジュリエット

          最果タヒ展

          今日は念願の最果タヒさんの展示に行ってきた。 場所は大阪の心斎橋パルコ14階のパルコイベントホール。 あんなに詩や文字と触れ合うことは初めての体験だった。展示スペースはあまり広くはなかったはずだが、約1時間、詩の世界に浸ることができた。 美術館の絵とは違い、詩そのものにアナログ要素はなく、パソコンで打たれた文字であるが、画面で見るのではなく、物体として見ることの意味が感じられた。 モビールに吊るされた詩たちは、両面でそれぞれ違う詩の一節が書かれており、片面は白地に黒文

          最果タヒ展

          夢について

          幼稚園に通っている頃から年老いた時まで人生の中で何回も同じ質問をされる。 はいかいいえでは済まされないこの質問に一生囚われる。 誰もが当たり前に持っているかのように、夢は何かと聞かれる。 夢がない自分を否定するかのように、大きな夢を叶えるために必死でキラキラした姿をテレビや本や映画は映し出す。 さらに追い詰めるように、将来を語る友人が私の性格を歪ませる。 夢を持つと、自分が好きなこと、今やるべきこと、必要ないこと、進学先や就職先、貯めておくべき金額、読んだ方がいい本、関わ

          夢について