見出し画像

グローバルユース国連大使 事前学習

こんにちは ひなのです!
今日は、国連大使としての事前学習について紹介したいと思います。(オンライン上で)!
初対面がオンライン上ということでかなり緊張しましたが、とってもフレンドリーで積極的な子が多くとても充実した4時間となりました。

この事前学習では八月に行われる、world web summitに向けこの企画の概要、また様々な分野で活躍されている講師の方々をお招きする事を通し、国際協力に関しての知識を深めることを目的に実施されている物です。18日は、
・2014年度少年少女国連大使の畠中悠生乃様
・NPO法人HERO代表 橋本博司様
・ブルキナファソ野球を応援する会 出合祐太様
をお招きし、お話しやディスカッションなどを行いました。

畠中様のお話しでは、国連大使とは、をテーマに高校生である私たちが国連大使として出来ることやどう啓蒙活動を効率的かつ効果的に行う上でのアドバイスを頂きました。特に印象的だったのが、
「国際協力や他人を助ける」ことは難しく聞こえがちだが、私たちにとって些細な事が多くの人の命を救うことができる事、自分の趣味・特技と慈善活動を掛け合わすことで、「自分らしい」社会貢献ができることなどを伺いました。例えば畠中様のケースでは、「アルペンスキーに邁進」×「新型コロナウイルス感染症」= 「医療従事者の方々の為にゴーグルやフェイスシールドを集め寄付」といったことを現在はされているそうです。世界へ向けて切磋琢磨されている先輩の姿はキラキラしていて、私も畠中様のように緊急時の需要に瞬時に対応し自分ができることは何かを見つけ行動出来る人に成長したいと思いました。

NPO法人HEROの橋本様のセッションはかなりインタラクティブで、私たち大使間での距離感が一気に縮まったように感じました。橋本様の言葉、「迷ったらやる」に私は特に感化されました。現代社会は様々な厳しい問題に溢れていて、「これがあったらな」「これが解決されればな」は溢れんばかりにあるのに、「常識的に考えて無理でしょ」が私たちの理想をのっとってしまう事が多々あります。ところが橋本様は、あったらいいなと思うんだったら、出来る事を柔軟に考え、アイディアの量を増やし、その後冷静に検証して実現性を確かめる、というスタンスを取っていらっしゃりました。
実際、HEROの活動を通し今までに、教育や医療の面でだけでなく、マイクロ養豚バンクやフェアトレードの石鹸作り、また現金を人々に配るなど革新的な方法でカンボジアの人々の生活を救ってきたといいます。私たちもケーススタディーを通して、ある村の貧困問題の解決法を出し合い、高校生ならではのクリエイティブなアプローチが出来たかなと思います。

最後にお話を伺ったのはブルキナファソ野球を応援する会の出合様でした。青年海外協力隊として西アフリカにあるブルキナファソへ派遣された出合様は、野球というスポーツが全く根付いていなかったこの国で、子供たちに野球というスポーツの楽しさを直接教え、またブルキナファソ代表チーム監督として2020年東京オリンピックの予選大会に出場されました。貧困の問題が厳しいブルキナファソでは、子供たちは野球より、他に家族の手伝いや勉強などすることがある、というのが普通の意見や常識でした。しかし常識に囚われることなく文化活動の大切さを伝え続けた出合様の努力の末に、野球への理解が浸透が深まったのではないかと思います。

出合様のセッションの最後に、「平等とは何か」をテーマに話し合いを行いました。今後の国連大使としての活動を通して、定義の無いこの言葉の意味を考察し、理解を深めていきたいと思います。

ひなの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?