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帰国の途について~時には知らないところに飛び込む重要性3つ~

  インターネットとスマホが当たり前になった今の時代、情報があふれかえって大丈夫かあ??って思うような、心配をあおるような記事もあふれている。飛行機の乗り継ぎなど、各国の事情や、Covidの残り香の具合も相まって、ルールの変更もめまぐるしい。昨年までは、コロナの陰性証明書とか、ワクチン証明書とかいろいろあったのだろうからきっともっと複雑だったと思う。やはり、その時期に一回出ておけばよかった・・・と思う。

  月日がたてば、状況が変わる。それを痛感した今回の旅行。
  台湾は、親日で日本語を話す人がたくさんいたイメージだった。今回困ったのは、空港の名前の発音。私は松山空港に到着し、桃園空港から出発。以前は「まつやま」「ももぞの」と言えばわかってくれたような気がしてて、どうにかなるだろうと高をくくっていたら、「ももぞの」と言っても通じない。私の泊まっていたホテルは松山空港から近いので、近くの空港じゃなくて、とっても遠いところにある空港に行きたいの!って伝えたら、「ああ、国際空港の方ね。」と言ってもらえてようやく認識が一致。
  「私、何時にここを出ればいいかしら?」と尋ねたら、「空港がとっても混む時があるから3時間前には出た方がいい。」って。まあ慎重だこと・・と思って、空港に行ってみた。私の乗る飛行機の受付カウンターの場所を聞いたら、私のいた場所の反対側で、延々と歩いて到着すると長蛇の列。いつチェックインできるかわからないなあ・・・と思って、優先レーンがないか近くにないか聞いてみた。そしたら、全然別の場所だって。私は23番カウンターまで来ていたのだけれど15番に戻るように言われた。15番に戻ってみるとガラガラ。すぐに用事が済んだ。
   
   そこで驚いたのが、チケットは関西空港まで渡せるけれど、ANAはお荷物の札が上海までしか出せないから、いったん、上海でお荷物を受け取って、それをもう一度、ANAのカウンターで預け直して頂戴って。あれれ~?今まで調べたどの情報とも違う。「いったん入国するの?」ってお姉さんに聞いたら、「大丈夫!VISA無しで行けるから心配ない。」ってにっこり。行く前から悶々としていたのが、一挙解決。そこで、時々知らないところに飛び込むことは大切だなあ・・・と思った理由を3つ。

1.日本の立ち位置だって変化している。
  自分が若い時は、日本は先進国だと信じて疑わなかった。アジアの国々の中で最も進んだ国だって。だからみんな日本に気を遣ってくれるものだって。いまやそれは幻想です。ちゃんとお相手の国に合わせて勉強して臨むこと!松山と桃園の台湾の発音は少なくともマスターすべき。

2.いろいろ心配したって、ちゃんとした情報を持っている人のいる場所まで行かなければ本当のことはわからない。
  世の中の評論家と言われる人の中には、自分で体験せずにしゃべっちゃう人がいて、残念だなあ~と思うのですが、それと同じ。本当に現場を知っている人から情報を得なければ、そのアクションそのものに意味がない。
  関西空港で上海乗り継ぎについて聞いてみたら、一生懸命コンピューター上で調べてくれた。同じアライアンスだから通常そのままお荷物は日本まで来るはずだけれど、詳しい情報がわからないから、羽田でもっと中国に詳しいスタッフがいるはずなので聞いてほしいって。
  羽田空港で聞いてみたら、スタッフの方が、上海はVISAがいるからそもそも入国ができないはず(←これは間違った情報)、だからそのままスルーチェックインだと思う(←これはただの想像)って言ってくれた。でもそのお姉さんが偉いのは、それでも刻々と状況は変わるから、チェックインしたらお荷物の札を必ず確認して、スタッフにも聞いてほしいって言ってくれたこと。つまり、よりその場に近い人に聞くのが大事。それまでにいろいろ心配したって無駄なんだ。

2.トラブルは起こらないように万全を期すことを考えるだけでなく、トラブったらどうするかの能力を磨くのも重要。
  大抵のことは最後はどうにかなるもの。きっとそう。
  リスクを下げる努力は大事だけれど、あまりに温泉につかりすぎて娑婆で使えない体になっちゃだめだ。
  
  さあ、これから中国に向かって出発!Googleが使えないところで、どうやって7時間を過ごせるのか・・これもいいデジタルデトックスだと思い、味わってみようと思います!

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