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ひよコラム

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ちょっとお役立ちの記事。
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#考察コラム

最強の強みは「相反する能力」を持つこと

最強の強みは「相反する能力」を持つこと

イラストレーター&コラムニストの陽菜ひよ子です。

週刊ひよこ日記として始めたこの記録、最近では月刊になりつつあります。このところ、仕事で手ごたえを感じることが増えて、いろいろ思うところはあるのですが、それをまとめる時間がない💦ただ日々の記録は残しておきたいので、記録の中に気づいたことを書いていこうと思います。

普段XなどSNSには書かないようなことも、このnoteにはこっそり書きます。なので

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稼ぎやすさの視点から、カメラマン、イラストレーター、ライターの違いを考察してみた

稼ぎやすさの視点から、カメラマン、イラストレーター、ライターの違いを考察してみた

フリーライター&イラストレーター&漫画家の陽菜ひよ子です。

わたしは20年近くイラストレーターをしており、現在はライターと漫画家も兼ねています。我が家にはカメラマンのオットがいます。そのため、この3つのギャランティについての相場感については、常々思うところはあります。

とそこへ、和田知子さんのこの記事に触発されまして。(だいぶ前の記事ですね。まぁまぁこの記事、寝かせすぎました!💦)

ライタ

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受けるべき仕事、断るべき仕事とは?

受けるべき仕事、断るべき仕事とは?

イラストレーター&ライターの陽菜ひよ子です。

駆け出しのライターやイラストレーターにとっては、まず「依頼をいただけるだけでもうれしい!」と思いますが、ある程度仕事をするようになると、「あるある」な悩みにぶち当たります。

仕事は「忙しいときに重なるもの」なんです!仕事が重なったときや少しゆとりをもって仕事をしたいときに「どの仕事を選ぶか」は、結構切実ではないでしょうか。

仕事が重なったときはど

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クリエイターの素朴な疑問について考えてみた

クリエイターの素朴な疑問について考えてみた

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

クリエイターフェスの間だけは毎日更新しようと決めていて、今日11/1は気が抜けています。

クリエイターフェスなので、クリエイターとしての気づきについて書いた記事を9~10月の中から特に反応のよかったものを中心にご紹介したいと思います。

今日からは、少しゆるゆる運転で行きます!

自分のスタイルや強みの見つけ方
この数カ月に記事にして、いちば

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出版で人生は変わるのか?

出版で人生は変わるのか?

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

一発逆転ホームラン的に、人生が劇的に変わることを期待するときが誰にもあるだろう。多くはライフスタイルが大きく変化するとき。人によっては「進学」「就職」「結婚」などがそれにあたるかもしれない。

もしかすると「出版」もその一つだろうか。そして、本当に出版で人生は変わるのだろうか。

出版の現実
わたしは今までに3冊の本を出版している。著者として豊

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自分の強みの見つけ方

自分の強みの見つけ方

わたしはフリーライター&イラストレーターをしている。フリーで働いていると特に「よりどころ」が欲しいのか、「才能とは」「自分の強みとは」などと、とりとめもなく考えてしまう。

先日和田誠さんの展示を見に行った。和田さんは日本でも3本の指に入るイラストレーターであることは間違いない。(ちなみに残り2人は個人的には安西水丸さんと原田治さんだと思っている)

和田さんは学校の先生でもある。だからなのか、和

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「好き」が先か「才能」が先か。(和田誠展を見ての考察)

「好き」が先か「才能」が先か。(和田誠展を見ての考察)

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

「好きなことだからこそ努力できる。それこそが才能だ」とはよく耳にする言葉。しかし同時に「人は最初にうまくできたことを好きになる」ようにもなっているのだそうです。

つまり、最初にある程度「才能があるから」好きになる、ともいえる?「好きが先か、才能が先か?」。もうこれは長年の命題である因果性のジレンマ「卵が先か、ニワトリが先か?」並みに答えのでな

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漫画家とイラストレーター、似てるようでこんなに違う

漫画家とイラストレーター、似てるようでこんなに違う

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

わたしはこのnoteで、「全く違うのに混同されている仕事」「よく似た仕事の違い」の解説シリーズを書いておりまして、まぁまぁ好評を得ています。

今までは、「仕事内容の違い」「表現方法の違い」などについて解説して来ましたが、今回は「仕事相手からの扱われ方」「報酬の支払われ方」の観点で書いてみたいと思います。

◎イラストレーター×画家×デザイナー

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「捨ててしまわないこと」が大事

「捨ててしまわないこと」が大事

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

先日は、わたしの趣味満載の記事にたくさんの「スキ」をありがとうございます!

↑この記事は婚活ネタですが、「イエモン吉井さん」から始まります。

イエローモンキー吉井さんは「詩人」なんです。あの美輪さまが「聴く価値のある音楽」に「吉井和哉くんのバラード」と挙げているくらい、美しい曲も多いんですよ。

今日は吉井さんの歌詞からヒントを得た「考え方

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伸びしろを伸ばしてもらえるしあわせ

伸びしろを伸ばしてもらえるしあわせ

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

今日のテーマは「赤入れ」(修正依頼)について。

「赤字を入れられる」ことは、商業的なクリエイターの仕事においては避けては通れない。多すぎると絶望するが、まったくなくても拍子抜けする。

今日はその「赤入れ」について考えてみたい。

原稿への赤字をどう捉えるか
赤字の入れ方にも個性がある。本文と同じボリュームで一面真っ赤に入れて、もはやライター

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つい2,000文字書いてしまう体になる方法

つい2,000文字書いてしまう体になる方法

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

noteに書く文章の文字数って意識していますか?ブログなどWeb媒体に書く文章の最適文字数は2,000文字だというのが定説です。人が2~3分で読めるのが2,000文字なんだそうで。

逆に「2,000文字の記事は全く読まれていない」というデータもあるそうです。確かに「長文離れ」著しい昨今では、2,000文字は長すぎるのかもしれません。

わたし

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ときには「戦う」ことだって必要

ときには「戦う」ことだって必要

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

ライターになりたい人は増えている一方で、案件は減り続け、AIの脅威も加わり、生き残りをかけた過酷な戦場となりつつある。

では「選ばれるライター」とは、どんなライターなのだろうか?

ライターに必要なのは才能より「プロ意識」
昔、ある人に「なぜライターになりたいのか」と問うたら「事務仕事はできないけど、文章なら書けるから」と返って来て、あごが床

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独身男女の結婚がアンマッチングな理由

独身男女の結婚がアンマッチングな理由

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

まわりのチャーミングな独身男子や女子が「結婚したいのにできない」と嘆くのを聞くたびに「なぜ彼(彼女)を周りは放っておくのだろうか」と不思議に思うのは、筆者だけではないだろう。

結婚したい人同士がうまく出会えればカップル成立はたやすそうに見える。でもマッチングはそう簡単ではない。

「なぜ結婚しないの」と質問することは、今やコンプライアンス的に

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世界は人がうまいことやった話であふれている

世界は人がうまいことやった話であふれている

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

4年前に書いたこの記事は、わたしのnoteの代表作。

お陰さまで、たくさんの人にお読みいただいております。作家業に限らず、技術を売る「自営業者」のみなさまに刺さるものだったようで、何より。

今もそこにある、永遠にわかり合えない東西の壁
不思議ですが「自営業」は「大変」なのに「フリーランス」は「お気楽」に見られます。

わたしは休日が決まって

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