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ひよコラム

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ちょっとお役立ちの記事。
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#イラストレーターのお仕事

インボイスの影響は?

インボイスの影響は?

イラストレーター&インタビューライターの陽菜ひよ子です。

1月に入ったあたりから悩ましかったのが確定申告。わたしは簿記2級を持っているので、確定申告自体は難なくできるんです。

でも今年はインボイスが入ってくるというので「めんどくさくなりそう」というのが正直なところでした。

インボイス、どうしてる?
インボイスに関しては、レギュラー先から「登録しましたか?」と聞かれることはあるものの、「登録し

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最強の強みは「相反する能力」を持つこと

最強の強みは「相反する能力」を持つこと

イラストレーター&コラムニストの陽菜ひよ子です。

週刊ひよこ日記として始めたこの記録、最近では月刊になりつつあります。このところ、仕事で手ごたえを感じることが増えて、いろいろ思うところはあるのですが、それをまとめる時間がない💦ただ日々の記録は残しておきたいので、記録の中に気づいたことを書いていこうと思います。

普段XなどSNSには書かないようなことも、このnoteにはこっそり書きます。なので

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稼ぎやすさの視点から、カメラマン、イラストレーター、ライターの違いを考察してみた

稼ぎやすさの視点から、カメラマン、イラストレーター、ライターの違いを考察してみた

フリーライター&イラストレーター&漫画家の陽菜ひよ子です。

わたしは20年近くイラストレーターをしており、現在はライターと漫画家も兼ねています。我が家にはカメラマンのオットがいます。そのため、この3つのギャランティについての相場感については、常々思うところはあります。

とそこへ、和田知子さんのこの記事に触発されまして。(だいぶ前の記事ですね。まぁまぁこの記事、寝かせすぎました!💦)

ライタ

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受けるべき仕事、断るべき仕事とは?

受けるべき仕事、断るべき仕事とは?

イラストレーター&ライターの陽菜ひよ子です。

駆け出しのライターやイラストレーターにとっては、まず「依頼をいただけるだけでもうれしい!」と思いますが、ある程度仕事をするようになると、「あるある」な悩みにぶち当たります。

仕事は「忙しいときに重なるもの」なんです!仕事が重なったときや少しゆとりをもって仕事をしたいときに「どの仕事を選ぶか」は、結構切実ではないでしょうか。

仕事が重なったときはど

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本当に今は「誰もが表現者になれる時代」なのか

本当に今は「誰もが表現者になれる時代」なのか

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひよ子です。

最初にご報告&お礼です。
おととい書いた記事が『今日の注目記事』に選ばれました!
ありがとうございます!

「クリエイターを目指すこと」は誰にもできる
絵や文章を仕事にしたい、と憧れる人は昔から多いです。でも、たとえば15年前と比較して「自分でも仕事にできるかも」と一歩を踏み出す人は、格段に増えていると感じます。

確かに新規参入のハードルは低

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たまには振り返ってみよう

たまには振り返ってみよう

「10年前、何してましたか?」
と聞かれても、すぐには答えられません。
いや、今とほとんど変わらないし。わたしも多分そう。

でも、イラストレーターであるわたしは、10年前にはどんな絵を描いていたか?問われれば、振り返ることができます。

この記事に刺激を受けて、今日の記事は書いております。

10年前:水彩のシンプルなイラスト

10年前、2011年9月の私は「名ばかりのイラストレーター」でした

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イラストのお仕事の裏側と画材について

イラストのお仕事の裏側と画材について

※2015年4月(ちょうど6年前)に書いたものに加筆・修正しています。

イラスト担当している、NHK Eテレ「すイエんサー」の裏側

先週までとは画材を変えたら、イイ感じ♡

画材の違いを問われる
画材を変えた経緯にはこんなことがありまして。。。

2015年4月~7月、新美南吉記念館で展示を行いました。絵につけるキャプションに画材を記載することになり、全員が各自の画材を提出。

12人が描く・

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好きに書いていい、は書きづらい

好きに書いていい、は書きづらい

読んで欲しかったら文章は短くした方がいい、とはよく言われることです。

500文字くらいでサクッと読めるのがいい、とも言われますが、私がnoteを始めた頃に読んだ記事では、最近では500文字くらいだと物足りないので1000文字くらいがいいと書いてありました。

でも別の記事では、逆に1000文字は中途半端なので、うんと短いか、いっそ3000文字くらいのボリュームある記事が好まれるともあって。

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地元を愛することは、自分の人生を愛すること

地元を愛することは、自分の人生を愛すること

#この街がすき

今の私こそ、このタグで文章を書くのに相応しい人間はいないのではないか、そう思いながら書いてみます。

なぜなら私は昨年、今住んでいる街への「愛」をつづった本を出版したから。

そんな私から見た「この街・ナゴヤ」の魅力について書こうと思います。

大いなる田舎

私は現在、名古屋市在住。生まれたのも名古屋市近郊で、そこから近隣を引っ越しながら27歳まではナゴヤ(愛知県)を出たことが

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天職とは、どこまでも粘ることができるということ

天職とは、どこまでも粘ることができるということ

私、陽菜ひよ子は、今はイラストを中心に、文章や漫画などを書いている。
過去にはプログラマやCADオペレーター、営業事務や経理事務
イベントコンパニオンや司会、受付、なんちゃってデザインなど
いろんな職種を経験してきた。

現在は写真家で、今度出す本でも写真を担当しているオットの宮田は
知り合ったときシステムエンジニア(SE)だった。

今度出版する本はコレです。

新刊「ナゴヤ愛 地元民も知らない

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静かに失われて行くもの

静かに失われて行くもの

まず、このむかで屋Booksさんの記事をお読みいただけたらと思う。
出版や書店業界の問題点を、とてもわかりやすく
鋭く突いて下さっている。

本当にそうだ。

私自身本を出版して
書店員さんと身近に接してわかったこと。

書店員さんは世の中の人が思っている以上に
たくさんの本を読んでいて勉強熱心な人が多い。
本当にびっくりする。頭が下がる。

その仕事内容はファッションで言えばスタイリスト
ワイン

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常に80点を取るということ

常に80点を取るということ

先日こんな記事を書いた。

大げさなタイトルをつけているけれど
要するに、何ごとかを成し遂げていたり
成功している人は
諦めずに続けていたからなんだ
ということを言いたくて書いた。

当たり前だけど、どんなにうまくても
才能があっても
自分がやりたくないと思ったり
自分で無理だと決めて
辞めてしまったら
そこでおしまいだということ。

今日、すごく腑に落ちる文章と出会った。

佐藤さんが書かれてい

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同じ絵描きでもこんなに違う、イラストレーターと画家のお仕事

同じ絵描きでもこんなに違う、イラストレーターと画家のお仕事

イラストレーターになりたい!と思う人の中には、イラストレーターの仕事内容を誤解している人が結構な割合でいる。特に、限りなく画家に近い仕事内容と混同しているパターンがよく見られるように思う。

前回までに、「イラストレーターと画家の仕事の違い」と「イラストレーターの仕事内容」について、2回にわたって書いてきたが、今回は「画家」の仕事について書きたいと思う。

画家とはこんなお仕事前回書いた「イラスト

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イラストレーターは絵を描くんだから、デザインもできるんでしょ、という方へ

イラストレーターは絵を描くんだから、デザインもできるんでしょ、という方へ

イラストレーターと似たお仕事シリーズ(?)、長々とお送りしてきたが、これが最後(たぶん)。前回までの「イラストレーターと画家の違い」については、ひとまずオシマイ。今日はタイトル通り「デザイナー」のお話。

「イラストレーター」と混同しやすい仕事の一つが「デザイナー」だ。たまに私も「デザインもお願いします」と言われることがあって戸惑う。このふたつは、よくよく知れば、赤面するくらい全く違う職業である。

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