死に損ないのブルース⑤

私は2020年5月23日の０時過ぎに自殺未遂をし、警察に保護され、精神病院に入院した。

そこで出会ったF君と恋をしラブラブだったが、Fが退院してセンターという住居型施設に入ってから浮気していることが社長さんと言う友達の手紙で発覚した。

あまりのショックでまたもや自殺未遂をしたけれど周りの皆のおかげでもう死なないって思えた。

でも、ショックを受けて立ち直れなかった。

そんな中、また社長さんから手紙が届いた。

「もうFは最低な男だから別れた方がいいよ。俺と付き合ってください。」

…えっ…！？！？

【俺と付き合ってください】

！？！？

私はもちろんF君しか眼中に無くて、社長さんとは一緒にギャグ言ってケラケラ笑う芸人仲間（※いつから芸人になったんだ）だと思っていたのでびっくりした。

しかも社長さんはＫちゃんのことが好きだったはずだ。

手紙ではＫちゃんとはお互いに連絡取らないことにしたと書いてあった。

頭が混乱した。

私はとりあえず退院まで返事を待ってもらう事にした。

もう恋愛で傷つきたくないし、誰かを傷つけたくない。

Fのせいで恋愛不信というか、男性不信に陥っていた。

ある日、Ｙさんが退院する時にセンターに寄るからFに手紙書いたら届けるよと言われたので届けてもらうことにした。

私はFに対してムカついてたし、悔しかった。

だけど争いは争いを生む。

だから私は怒らない事にした。

でも

【もう二度と愛した女を泣かせるな！】

と手紙に書いた。

その日で私の恋は終わった。

続く。