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柿をいただきに行ってきました!砺波・福野への旅ー富山県 

先日フェイスブックのお友達の投稿に、お家の柿の木に身がたくさんなっているお話があり、思わず、

いただきたいです。

と書いてしまい、なんだかいただけることになり、お約束の今日、頂にドライブしてきました。
自宅から27分だそうです。11時ころに伺います・・・、とご連絡したので、10時半ジャストに出掛けました。なぜかナビによると到着時間は11時11分になっています。知っていなくはない道を車で走りました。
ふと気づくと時間がちょうど11時11分になっています。あらら、なぜか素敵なゾロ目続きだわ・・・。

お家に到着しました。
お留守だとお聞きしていましたので、指定されたところを探してみてもわかりません。ご自宅の前にお車が一台。どなたかいらっしゃるかと思い、思い切ってピンポーンとインターフォンを鳴らすと、なあんと可愛らしいおばあさまが出て来られました。

柿の話をかくかくしかじか・・・、お話すると、柿の木を見て、

あれやけど、取れる?

とのこと。

頑張ります!

と言ったら、

ちょっと待っとられ!

とのことで工場の玄関を開けてくださり、そしたら、柿が素敵な紙袋に入っているのがいくつかあるのを見つけてくださいました。

その上には、柿を予約した人用に素敵な張り紙がありました。

その方の素敵な個性そのままの張り紙がまた素敵で(でもそちらのお宅の写真を載せるわけにはいかないかな?と思って写真を投稿するのはやめておきますね。)、なんだかほわーんと嬉しくなりました。

その方はお母さまで、なぜか話が弾んでしまい、なんと私の母と同級生ということも判明し、一緒に来ていた母も車から降りて楽しいおしゃべりをしているうちに、新築のお家を見せてくださることになりました。
素敵なお家のブログを拝読していたので、まさか本当のお家にお伺いすることになるとは!?

お母さまの素敵な人生経験をお聞きしていて、なぜかお父さまの遺影を見てじんわり来ていて、そしてそのままリビングまでみせていただいているときにご本人が帰ってこられました。

まさか再会することになろうとは・・・。

いつも言っているちょっと堅い勉強の会でお目にかかっていたのですが、最近、そちらの方面に時間を取ることができず、ちょっとしばらく遠ざかっていたのですが、まさか本当にお久しぶりにお目にかかることになるなんて・・・。

そこでお昼になっていることに気付き、お暇することになりました。

実は母はその方のファンです。意外にファンが多い。
賢そうで惹かれるそうです。
この人の好みは知っているのですが、どうも賢そうで落ち着いた人が大好きのようです。

お二人にお見送りされながら、柿をいただくことから素敵な出会いに感謝していました。


これは素敵な一枝。教室で撮影したから背景が白ですが・・・。そのまま食べても甘かったけど、ポテトサラダに入れたり、昔教えていただいたバルサミコ酢とルッコラのサラダにしようかな。

それから、実はそのお母さまもご一緒に・・・、と思ってしまったほど素敵なお母さまでしたが、最初から砺波で素敵なランチをしようと言っていたので、私が見つけておいたハンバーグのおいしいという評判のお店まで7分ほど車を走らせて到着しました。

その日のランチメニューはマスタードソースだったらしく、デザートバイキングではなくて、大好きなクリーム・ブリュレを頼みました。


高岡でもマスタードソースのハンバーグを出してく出さるお店はありますが
砺波でいただいたので初めてです。


このスープのお味から私はビジネス的な観点を感じました。素晴らしい発想の転換かな?ウフフ。
作ってみよう!再現できるかな?

母を高岡で割とそのハンバーグで有名なお店に連れて行ったとき、塩味が強いと言って私に訴えていたのです。私は結構友達と行っていたし、誰かをお連れするときにはそちらに・・・、ということもあった長年お世話になっているお店なのですが、どうも母はダメみたいです。塩分にうるさい。
それがこちらの塩加減はちょうどいいらしく、喜んでいます。

お母さん、この味がちょうどいいわ・・・。

とのことで、大阪や京都で私たちの名店となっているお店のハンバーグよりも母にとってはおいしいらしく、一昨日から砺波のランチを調べて、口コミなどを読んでいた私にとっては嬉しい結果となりました。

何ていうかな?ちょっと家庭の味らしく、鋭すぎないところが素敵。ちょっと余裕があるお味?
それにこのスープが素晴らしい。
お料理好きの私は、ついついお店のお味を再現したくなるのですが、これはもともとの材料からこのお味を出すということがとっても素晴らしい。
これはビジネス的観点から言ってもとんでもなく成功だと思います。

だいたいビジネスというものは、顧客が満足することについての対価をいただくものであると思っているのですが、この満足度という点で、このスープはいただき―!の名品だと思います。
なんでもタイトな味がいいというものではないのだな、と思いました。
雰囲気も素晴らしい。
ちょっとママ友と、あるいは何かの仲間とお出かけするのにちょうどいい感じ。ちょっと今日は外で・・・、という仕事場からみんなで、というときにサッと行ける感じがいい。
たくさんの人が出入りされていて、とっても人気のお店だということがわかりました。

私はなんともしあわせな気分でランチタイムを過ごしました。
店員さんもなぜかゆったりしているというか、システム的でなくて、心配りがあるというか、いい感じ。
年配の方でお一人でお食事される方もいらして、それが自然にできる雰囲気も素敵。

私の大好きなクリーム・ブリュレが運ばれてきたタイミングも素晴らしい。


一度は作ってみたいクリーム・ブリュレ。クリーム・ブリュレがあったら、大抵他の物ではなくてこれをこそ頼んでしまうというほど大好き。表面の焦げ目を見るたびに、ガスバーナーがほしくなる。ついでに鰆の皮の焦げ目に思いを馳せるというとんでもない発想の私。

ご馳走様!本当に素敵な時間。窓から見える山々。明るい陽射し。でもお店の中は落ち着いている。
なんだか砺波特有のゆったり加減に思えます。私は砺波の雰囲気が大好きです。ゆったりしている感じ。

そしてそれからもドライブは続きます。
さてどこに行こうかな?
今日の柿をいただくためのドライブは最大限に楽しもうと決めていました。
何となく福野方面に心惹かれて、たどり着いたのは福野駅。


素敵な駅です。落ち着いていて富山らしくて、風情も温かい感じがします。福野高校の生徒さんで塾生だった生徒さんのことを思い出し、ああ、こんなに遠くの駅から電車を乗り継いで来てくれていたのだなあ・・・、と感慨に耽ってしまいました。

開校当初、何のご縁でであったのだろう?
高岡方面から福野高校に通っている生徒さんがお友達を誘って、大学に入るための勉強をしに、うちの教室まで通ってきてくれていました。指導時間に間に合わせようと必死になって、城端線で高岡駅に出て、氷見線に乗り換えるのに間に合わなくて、高岡駅から何が起こったのかわからずに高岡駅でパニックになったまま電話してくれたことがありましたっけ?
思えば彼がチェリー・ブロッサムの初の大学合格者でした。
思い出のある生徒さんでした。
遠くから通ってくれていることをもうちょっと労ってあげてもよかったな、と思っています。今更ながら。
伸ばすのに必死になってしまっていたな。
でもちょっとやりにくい生徒さんでもありました。

それからどこに行こうかな?と思って駅の観光案内所に行ってみるけどただいま職員が席を外しております・・・、とのこと。


駅に合ったパンフレット。この「一流の田舎」という表現にハッとする。そうそう一流。

そこで福野散策マップを頼りに南砺市園芸植物園、フローラルパークに行ってみることにしました。母が植物を好きなこともあって・・・。

行ってみると大変な当たり!素敵な花々がたくさんありました。
それよりに何よりレジンフラワーの作品が売り出されていて、昨日からアクセサリーを見ていた私たちは、これいい、あれいい、これ買ったら?あれかったら?と見ていましたが、こちらも職員の方が見当たらず、後にしよう!ということになりました。
母は習ってみたい・・・、と言って意欲的。だから先生のお名刺をいただいてきました。連絡をしてみようかな?
その隣には陶芸作品。

私、まだ人生のうちにお皿を買う気あるからね!

と言ったら、

そうみたいやねえ・・・。あれだけあってもまだ欲しい?

と先日から呆れられています。
あの器に、煮物を盛りつけたら素敵!などと考えてしまいます。

お隣の温室みたいなところには素敵な植物たちがたくさん。

なんだか2階から見えていた教室のお隣の花に似ているお花を発見!


なんとハンカチの花だって!?あまりに素敵な名前です。


可愛い花にこちらを向いてもらうために母が支えています。バラとハマナスのあいのこみたい。
可愛いお花です。


外に出てみるとこれまた素敵な花々。


どうも遠目に見えていたバイオレットは朝顔。それ以外にも吾亦紅など素敵なお花が咲き誇っています。


古文の世界で秋の花を言えば萩。
なんとも日本的なお花です。


駐車場までの道には素敵な木がたくさん。あれは何だろう?むくげかな?と思いながら、

私もむくげ化と思ったけど、ちょっと違うかなあ?と言っている母。確認してみると側にむくげという案内がありました。


可愛いお花です。このむくげはちょっとモダンな感じがしました。青い空によく映えていました。


あれこれ情報を仕入れてきました。
福光美術館での展示に心惹かれ、城端での歌舞伎もいいね、と言いながら。

ちょっと外に出ると、県内でもあれこれ素敵な場所も素敵な催し物もたくさんあることに気付かされます。
昨夜はあれこれ計画を考えていて、そうだ!人形浄瑠璃も来ていたけど、どこかでやってないかな?などと考えていたら、歌舞伎のチラシ。これはいかなければ・・・。
私はお昼間は結構時間がありますから、連れ出すのには良い良い。
ついでに家事と仕事だけになりがちな自分のリフレッシュも兼ねれば一石二鳥です。
思えば子育て時代に一生懸命に子どもたちを連れ歩いていたのが今度は母になったようです。

なんだか母を写した写真には白ーいものが被っています。
さっき気になって調べたら、波動の高い霊だとか。
まあね、撮っている私に、それでいいよ・・・、というサインだったらいいな、と思っています。

数時間の旅でしたが、楽しかったです!
富山は何度も発見のあるところです。
一流の田舎を目指して!

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