意図的に人工的に妊娠することも、とても神秘的だなと思う移植当日

昨日はちょっとした「仕事納め」のような感じで、
ここ数ヶ月取り組んできた大きめのプロジェクトが完成した日でした。

1月までは、自分一人で頑張らないといけない部分も多く
結構しんどかったのですが、
2月はチームメンバーに大活躍いただき
私はほぼ、笑って讃えるだけという役割でできたので
狙い通り、いやそれ以上です。

ということで、ちょっと豪華な夜ご飯を食べて帰ってきて、
時間も少し遅かったので、早めに寝ました。

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そして今朝、早めに目が覚めてしまい、
「いよいよ移植だ〜」という、
ワクワクと、ちょっとした緊張のようなものもあり、
寝られず、お布団の中で本を読んで時間をつぶしました。

採卵に比べたら、痛くないことも分かっているし
あとは「戻すだけ」というシンプルな話なのですが
やっぱりなんというか、「いよいよ感」でドキドキがありました。

お布団の中で、同じくもう目覚めていてゲームをしている夫さんに、
こんな話をしました。

「ねぇ、今凍結されている卵ちゃんって4個あって
そのどれがお腹に戻るかによって、
どんな子が生まれてくるか、ってことだよね？
どの卵ちゃんかによって、どの子に会えるのか・・・
なんか不思議だね〜」

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私は、結婚についても
決して「自然な出会い」や「なんとなくの結婚」ではなく
自らの意思で意図的に「婚活」をして「この人と結婚したい！」と
思って、そこまで進めてきた、という過去があります。

正直、「いきなり彼氏にプロポーズされて〜結婚願望とかあんまりなかったんですけど〜まあ断る理由もないし、いいかな〜と思って〜」みたいな
（見た感じ）苦労せずに結婚している人を見ると
いいなぁ、って思ったりするし
所謂「自然な出会い」も素敵だなって思ったりします。

でも、自らの意思で「このマッチングアプリに登録」し、
お互いの意思で「この人がいいと思ってマッチ」して、
「私はこの人と結婚したい！」と思って、結婚したことを
私は誇らしく思っているし、
何万人？何十万人？の中から見つけあったというマッチングアプリの出会いも、本当に本当に奇跡で、感動的だなあと思っているのです。

今回もそうです。
「気がついたら妊娠していて〜もうびっくりですよ〜」みたいな人をいいなと思う気持ちはあるし、
自然な妊娠いいなって思う。

でも、私は今回も自らの意思で「子どもを作ろう」と妊活を始め、
不妊治療クリニックに行き、なんなら転院もして、
「今、この夫さんとの子どもが欲しいです」と思って、
進んでいることを、素敵なことだと感じています。
こうして妊娠することも、途方もないほどの奇跡で、神秘的だと思います。

だから、どんな結婚も妊娠も、みんなそれぞれに思いやエピソードがあって、
どれもそれぞれに素敵で素晴らしくて奇跡なんだな、と

そんなことを今朝は考えていました。

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クリニックの最寄駅のスタバで朝ごはんを食べるのも、
もう何度目でしょうか。
せっかちなので早めについてしまうので、
スタバで時間調整です。

次に来るのは妊娠判定日か〜と思いつつ、クリニックへ。
いつになく人がいっぱいだったものの、
スムーズに対応いただき、結果的に1時間ちょっとで終わりました（すごい！）

ベッドのお部屋に行き、手術着のようなものをきて、しばし待機。
培養士さんが呼びにきてくれて、今日移植する卵ちゃんの説明。
そこから手術室へ移動して、いざ！！

全然痛くないです。
カテーテルで卵ちゃんを、子宮の内膜が厚い、フカフカのベッドに「ほ〜い、行っておいで〜」って感じで戻してくれます。
モニターで、卵ちゃんが入っていく様子を見ながら、
「はい、この白いのですね〜、きましたね〜」的な感じで進行します。
多分10分もかからない。5分くらいかも。

器具が入るので違和感はありますが、痛くない。
（前の病院だと、最初の消毒がやたらと痛かったのですが、この病院は痛くない( ＾∀＾)いぇい！）

でね、卵ちゃんが入ろうとしているときに、
ふと気がついたのですが
手術室にウッスラとBGMが流れているです。
それもなんていうか、天使でも舞ってそうな感じの
神秘的で、綺麗な音楽。

それが耳に入り、モニターを見つめ、
心の中で「卵ちゃん、おいで〜〜〜」という気持ちになっていたら、
何だか感動してきて、（一瞬泣きそうで）
勝手にまるで「とうとう出産です」くらいの感覚でした。
「やっと子どもちゃんに会える」みたいな。笑

すごく、嬉しかった。
そして、白い小さい点が写ったエコー写真ももらい、
ベッドのお部屋で10分ほど休んでから帰宅です。

手術室からベッドのお部屋に戻るまでは
なんと、車椅子で運んでくれるという至れり尽くせり！
本当に、ありがとうございます( ・∇・)♡

お腹の中に、卵ちゃんがいるのが嬉しい。

妊娠判定日は3月11日。
9日〜13日に5連休を取るので、
のんびりと落ち着いて、判定結果を聞きに行きたいと思います。
それまで1週間ほど、卵ちゃんを愛でながら過ごします。

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と、そんなことを思っていたら、夜
急に家族のLINEで父から連絡。
昨年定年したこともあり、12日から一人でしばらく旅行に行くとのこと。
だから、その間、祖母と母のいる実家に、遊びにきてね〜という連絡でした。

ほお。
そうか、、、それを見て、
11日にクリニックに行ったあと、実家に帰ろうかなと思いました。
旅行に行く前の父にも会いつつ、久しぶりに実家で2泊ゆっくりしようかなと。

で、そこで早いけど、もう妊娠報告ができたらいいな( ＾∀＾)♡
言ってなかったけど、たぶん、不妊治療のことも言おうかなと思います。
赤ちゃんができたら言うつもりだったのです。

なんか・・・すごいタイミングだからさ。

祖父のお墓参りも行きたいし。
そこで、報告できたらいいなと。

大丈夫、卵ちゃん、一緒に実家帰ろう♪( ´▽｀)

今日の“嬉しかった”こと
♡寒いけど、いいお天気だった
♡移植後に、看護師さんがクッキーをくれた
♡他に3人ほど移植をする人がいるみたいで、カーテン越しで見えないけど、心の中で「仲間たちよ、みんな妊娠しようね」と思えた
♡背中にクリームを塗ってたら、変な格好をしたようで大胸筋の辺りをつったのですが、夫さんが伸ばしてくれた
♡YouTubeのおすすめ欄に「妊娠報告サプライズ動画」がどんどん出てきて嬉しい

さ、いよいよ本格的に「妊婦と思っての生活」スタートです！
明日ものんびり過ごしましょう。