見出し画像

『臨死体験者、奇跡再び!』


これまた珍しい症例の話。

あるとき、左顎のエラ部分の裏に石灰ができた、
高齢の女性患者さんが来ました。

病院で医師に

「これは手術で取らないと命に関わる。」
「でも、三叉神経を傷付けてしまう可能性が
  高いので、あまりやりたくない。」

と言われたので来たそうです。

これは、脛椎3番の左横突起が
下顎の裏の三叉神経の傍でめり込み、
その辺りの何かを圧迫することで
石灰が溜まってしまったのかな?

という状態でした。

なので、ちょうどS状結腸辺りの霊的ポイントに
禊技を集中的に施しました。

施術中に患者さんが話してくれた内容は、
なんと病院での臨死体験。

心肺停止までの経緯は、すっかり失念したので、
心肺停止中の話から。

何故か空の上で、
大きな虹の橋を渡っていることに
気が付いたそうです。

虹の橋の天辺に差し掛かったところで、
鈴の音と、ある匂いがして

神様から

「まだ早い。」「引き返しなさい。」

と言われたそうです。

そしたら、こちらの世界で目が覚めた
という話でした。

そして、虹の橋で嗅いだ「ある匂い」が
今、この部屋ですると言うのです。

念のため、

「私の汗臭じゃない?」と聞いてみたら

「違います。」と即答。

「加齢臭かな?」と聞いてみても

「違います。」「間違いないです。」

「だから、ここには神様がいます。」

と言われました。

経験上、実際の匂いとは別に
霊的な匂いというのがあるのは
分かっていましたが、

私は住人だから麻痺して分からないのかな?
と、取り敢えず解釈して

「そーなんだー。」

というやり取りをして施術を終えました。

それから1週間経った2度目の施術日のことです。

来るなり、患者さんが、

「先生、石が出ました。」と言うのです。

私が「石が出たって!?」「一体何処から?」

と聞くと「舌の下から。」と言います。

舌下に石が出れる穴なんかあったかな?
と考えていると、

患者さんが、

「施術の翌日から4日に分けて、石も4つに割れて
  1日1個づつ舌下から出てきたんです。」

「病院にも持って行き、石灰が無くなっているのも
   確認してもらいました。」

と、捕捉。

…だとすると、石灰ができていたのは、
唾液腺しか考えられないと思ったので

「石が出るとき結構痛かったんじゃないの?」

と聞いたら

「痛かったけど、全部出るまで我慢しました。」

という返答。

流石、死を体験した人。
普通の人とは覚悟が違うなぁと
感心してしまいました。

その日の施術は、
また石灰が溜まらないようにと、
念押しの施術をして完了となりました。

それにしても、
実質1回の施術、しかも禊技だけで、
ここまでの結果が出るのは、流石に稀です。

おそらく、
受け手の資質が
素晴らし過ぎたケースなんだと思います。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?