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『意識で感情を見抜く』


あまり多くを望まず、中庸であることに勤める。
それが謙虚さであり、
皆が平和で、幸せな人生を送る為の悟り。
そういう道徳心で生きている人が、
今の日本人の大多数です。

と言うと良い話に聞こえます。
しかし、物は言いよう…。

自己の向上を望まぬことで、
自己の努力の必要性を可能な限り減らす。
それで、どれだけ自己が変わらずに、
長い人生を楽に逃げ切ることが出来たのかが
幸せの尺度。
そういう姑息な性根で生きている人が
今の日本人の大多数です。

と言い替えることができます。
真逆の解釈ですが、実際、同じに見えます。
果たして、どちらが真実なのでしょうか?

俯瞰して観ましょう。
大多数の人の気持ちが、前者のつもりであっても、行為自体は、後者である実態が観えますか?

難なく観えた人は、感情に囚われることなく、
意識が機能している公平無私な人であります。



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