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『ストレートネックと反り腰の虚構』

背中も腰も前傾して丸まると
首は前弯し過ぎてしまいます。

いわゆる昔の老人の姿勢です。

しかし、そこから腰を前に突き出し、
上体を後傾させると前弯し過ぎた首は
ストレートに見えてしまいますが、
これは完全に錯覚であります。


反り腰も同様に上記の姿勢が原因で、
下部腰椎の後弯よりも
上部腰椎の前弯の方が目立ってしまう現象で、
これも完全に錯覚であります。


つまり、ストレートネックと反り腰のどちらも、
リンボーダンスの出だしの姿勢に生じる形で、
今時の老若男女が皆やってる姿勢です。


その姿勢から、ちゃんとお尻を後ろに引き上げ、
胸を前で起こそうとすれば、
必ず首の反り過ぎと腰の丸まり過ぎが
露見するので間違いありません。


要するに、
ストレートネックは、脛椎の前弯が無いと
されていますが、実際は反り過ぎ。
反り腰も、腰の反りすぎとされていますが、
実際は丸まり過ぎなんです。


脛椎と腰椎は雛型の関係にあり、
常に形状は反比例します。
そして腰椎の方が主で脛椎の方が副なので、
腰を「直」せば首が「直」る仕組みでありますが「治」したら反対になるので要注意。

※直と治については『氷川神術整体の紹介』を参照。


氷川神術整体の適応範囲内ではありますが、


過去に脛椎の1番と2番のめり込み過ぎで
延髄の圧迫が酷くなった結果、

盆の窪が象の皮膚みたいに硬くなった人や、


脛椎3番が顎の裏までめり込んだ結果、

顎関節症で口が開かなくなったり、

三叉神経が圧迫されて顔面麻痺になったり、

唾液腺に石灰ができたりした人を
見てきているので、

脛椎のめり込みは、本当に危険です。



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