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リハ塾〜臨床の教科書 バイオメカニクスからみる動作分析note〜下肢編

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高齢者、スポーツ選手など様々な対象者をリハビリテーションする機会があるかと思いますが、どんな場合でも動作分析は必須のスキルです。

「歩行の立脚期でお尻が外側にブレている」
「肩を屈曲する時に肩甲帯が挙上している」

など、これらはただ動作を観察しているだけです。

学生や新人の頃によく言われませんでしたか?
私はよく言われていました。(笑)

重要なのは、観察した抽象的なものを具体的なものに落とし込んで考察すること。
そのために便利な概念としてバイオメカニクス(生体力学)があります。

バイオメカニクスとは、生物の構造や運動を力学的に探求したり、その結果を応用したりすることを目的とした学問を指します。

機能低下や能力低下がどのような構造の変化、機能の低下によってもたらされたのか、解剖学や運動学を駆使して考えることが必要なわけですが、身体構造を理解する解剖学、身体運動を理解する運動学だけでは不十分です。

それにバイオメカニクス的な視点を加え、力学的に身体運動を捉えることで、身体運動がどういった原理で起こっているのかを捉えることができます。

身体運動はバイオメカニクスに従って起こっているはずなので、そういった視点から捉えることはリハビリテーションにおいて役に立つ視点になるはずです。

本noteでは、下肢に焦点を当て、解剖学、運動学を基に、身体運動をバイオメカニクス的に捉え、動作分析をおこない、そこからどのように実際の動作場面で応用していくのかをまとめました。

このnoteを読むと以下のことが分かるように構成しています。

・下肢のバイオメカニクスが理解できる
・下肢のバイオメカニクスの必要性が理解できる
・下肢のバイオメカニクスを応用するための基礎が理解できる
・下肢の動作分析における必要な視点を理解することができる
・下肢の動作分析から解剖学、運動学、バイオメカニクス的な視点で考察できる
・下肢の動作分析から実際の動作場面でどのように介入するべきか理解できる

動作分析についての疑問をこれでもかと詰め込んでいます。
このnoteを読めばそれらが解決できるように構成されています。

・基礎力
・応用力(考える力)

この二つを身につけることができ、今自身が持っている知識や技術を掛け合わせてグレードアップした臨床をすることができるために役に立つはずです。

このままでもボリュームは十分すぎるくらい詰め込んでいますが、随時、更新してボリュームも増やしていきますし、内容もブラッシュアップしていきます。

そして、価格も格安に設定しています。

セミナーを受けに行こうと思ったら交通費と受講費でなんだかんだ1万円以上はかかりますよね?
私みたいに田舎に住んでいたら交通費がかさんで2万、3万はざらにあります。
また、専門書にしても5千円くらいならまだ安い方で8千~1万円くらいが相場じゃないでしょうか。

そんなお金の問題を取っ払うために今回の価格に設定させていただきました。
無料にするとなんとなく読んで終わりという方も出てくるので有料にさせていただいています。
セミナーや参考書をいくつも買うよりリハ塾のnoteの方が価格も内容もお得だった!と言ってもらえるくらい濃い内容を詰め込んでいます。

以下、目次

・バイオメカニクスの基礎
・関節の固定、中間、従動リンク
・OKCとCKC
・重心移動と運動連鎖
・バイオメカニクスと下肢の運動連鎖
・各動作におけるバイオメカニクス的な動作分析
起立/着座
移乗
歩行
階段(段差)昇降
・各動作における筋肉、骨のハンドリング


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