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プリフィックスのように、音楽を予約する愉しみ。

電子書籍やサブスクが普及してから
本やCDを買うことはずっと少なくなりました。

媒体は変わっても読むことや
聴くことの楽しさは変わりがない。

それぞれの良さがある。

でもときどき、CDを買うことに特別な意味を感じます。

「お金は未来に残したいものへの投票権」
以前、noteに書いたことがあります。

好きなアーティストの作品は
応援したいという気持ちと
手元に残しておきたいという気持ちもあって
私の小さな「投票権」で
CDアルバムを購入しています。

そしてnoteを始めてから
より歌詞に注目して聴くようになりました。

歌詞は、アーティストの想いや
メッセージが込められた大切な部分です。

3月に「SEKAI NO OWARI」の
7枚目のアルバム「Nautilus」が発売されます。

SEKAI NO OWARIの公式サイトより


私のnoteにも何度か登場していて
発売前から待ち遠しい気持ちです。

音楽を予約するとき、子どもの頃のことを思い出しました。

CDショップで3000円のアルバムを買ったこと。
買う前からそして買ったあとの帰り道も
ドキドキしたことを覚えている。

CDのプラスチックのケースの
ジャケットの写真やイラストを眺めて

包装されている透明なビニールをCDの周りを
一周するように取り外して開封する。

ちょっとした儀式のようでした。

CDが入っているプラスチックのケースは
「ジュエルケース」と呼ぶことを知りました。

CDをカバーしている透明なビニール包装は
「シュリンク包装」と呼ぶことを知りました。

名前がないようなものでも
名前があることに嬉しい気持ちになりました。

ジュエルは宝石のことかな。
宝石のように大切にしたい気持ちになります。

ジュエルケースを開封するとCDと
歌詞が書かれた冊子(歌詞カード)が入っていて

歌詞カードには、歌詞とともに
アーティストの写真やどこかで撮影された
風景が映っていることが多い。

子どもの頃はCDを聴きながら
歌詞カードをずっと眺めていられた。

youtubeなどでMVを観ながら聴く楽しみ。
ライブや音楽番組で聴く楽しみ。
CDやスマホで聴く楽しみ。

それぞれ楽しみがある。

そういえば記事を書いている途中で
思い出したことがあります。

ファミレスじゃないレストランに
はじめて行ったときだったかな

「アラカルト」と「プリフィックス」という言葉を知りました。

「アラカルト」は1品ずつ注文するメニューのこと。
「プリフィックス」はコース料理だけど
コースの中に選べるメニュー(肉 or 魚 とか)があるようなメニューのこと。

言葉の意味を知ってしまうと
「単品」と「選べるセットメニュー」って思うけれど

「アラカルト」と「プリフィックス」は
知らない国にきたような響きがあって
なんか雰囲気があっていいなぁって
思ったことを覚えています。

そうそうアルバムについてくる特典を選ぶことが
なんだかレストランに行ったときみたいに感じました。

アルバム「Nautilus」には

・完全数量限定デラックス盤
・初回限定版(Blu-ray)
・初回限定版(DVD)
・通常版

の4種類あってそれぞれ特典がついてきます。
どれにしようか選ぶ楽しみがあります。

そして、どの音楽ショップで予約するかによって
「店舗別購入特典」ついてくる特典が違います。

SEKAI NO OWARIの公式サイトより

通常版を「アラカルト」のように注文することもできるし
4種類のなかから選んで、どの音楽ショップで予約するか
そして店舗で受け取るか、自宅に配送してもらうか選ぶこと。

どれにしようかな。なんだか「プリフィックス」を
選ぶときのような気持ちになります。

好きなアーティストのアルバムを
予約しようと思ったから思い出すことができた
「私のなかの忘れもの」に気付いたこと。

学生のころにアルバムを買ったときの気持ち
初めてプリフィックスを知ったときの気持ちが
まだ心の中に残っていることが嬉しくて

それが私のプリフィックスのように
音楽を予約する愉しみ。

最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの毎日が素晴らしいものでありますように。

店舗特典はどれにしようかな。
そう「 」です。
でもでも2つある😂😭

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