本音を忍ばせるには、総じて覚悟が必要になる。
彼が意識してないとしても、誰か他者に向かって何ごとかを訴えているんで、訴えているかぎり、彼は絶望者であるとはいえないわけだ。だから、絶望という名の希望をどこかに持っているんだということになる。
ということを読んでいた。
私が書きたい理由に自分の表現を追い求めて「本当のこと」を書きたいということがある。根底にあるのは、今ある事実は、他者から見た事実とは違うということだ。
目に見える現実と頭の中は違うと思っている。それをフィクションというのかノンフィクションというのか突き詰