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第1945回 やばいかなこの鳥 ⑴

①-1.https://tokyo.birdlife.org/archives/world/12008より引用のやばい鳥のヒクイドリ(体高約127〜170㌢) 

①-2.https://www.google.co.jp/amp/s/w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39897.ampより引用のヒクイドリの趾

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   「やばい」という言葉は、もう最近では私のような年齢の人間でも少しは使っているように思います。そんな中で「やばい」と思われる鳥をネットで検索してみましたら、筆頭に現れたのが顔の半分しか写っていませんが①-1.のヒクイドリです。この鳥はエミューと同じオーストラリアに生息しています走行類の鳥です。顔もかなりの怖い顔をしています。繁殖期の間、轟くような鳴き声やシューという鳴き声、もしくはゴロゴロというような鳴き声を発して、びっくりさせますが、非常に警戒心が強くて、人間にも①-2.の写真の強靭な趾で蹴り上げ、殺人を犯した事もあるから要注意。

②-1.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8827/?ST=m_newsより引用のヒナのツメバケイの爪

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②-2.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/072100305/?ST=m_photoより引用のツノシャッケイ(体長約75〜85㌢) 

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   ②-1.の写真は以前にも紹介させて頂きましたツメバケイと言う鳥の祖先が恐竜だったことを表すようなに、この鳥のヒナにはご覧のように爪が生えています。この爪は成鳥になる頃にはなくなってしまうらしいです。この鳥の生息する場所は樹上で、飛翔力は弱く長距離や高所を飛ぶことはできないため、移動時は、その爪で長い足の指で枝や細いツルを掴み移動します。成鳥になれば飛べるので必要はなくなります。そんなツメバケイより、②-2.の写真のツノシャッケイの頭頂には赤い骨質の突起があり、和名や英名であるhorned=角のあるの由来になっています。中南米の雲霧林に生い茂る色とりどりの葉の中でひときわ目立ち、果物や葉を食べて、一生の殆どを樹上で過ごします。この角は決して冠毛でないので謎のやばさ。

③-1.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/083000350/?ST=m_photo&P=3より引用のオナガヒロハシ(体長約25㌢)

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③-2.https://hokkaidofan.com/grusbody/より引用のタンチョウ(体長約130〜140㌢)の赤い頭頂部

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   ヒマラヤからベトナム、ボルネオ島、スマトラ島にかけての地域の、山岳地帯の降雨林や二次林に生息していて、営巣は出入口が側面に突き出たセイヨウナシのような形の巣をつくり、巣は木の枝にぶら下がっています。③-1.の写真のオナガヒロハシは今までの「尾長」と尾羽が身体より長いとされる鳥の中でもはそんなに長いとは感じられません。ではなぜやばい鳥に選ばれたのか、この鳥にもわかるすべもなく、悩みに悩んだのか頭部に円形脱毛症が現れています(冗談  そのような模様)。そんなオナガヒロハシより深刻な状況は③-2.のタンチョウです。日本航空のマークやお札にも登場した日本の顔的な鶴の代表的なタンチョウ。そのタンチョウは何を興奮したのか、写真のように頭頂部は赤く禿げていて、高血圧か(冗談です)

④-1.http://labaq.com/archives/51879666.htmlより引用のオオタチヨタカ(体長約20〜70㌢)

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④-2.https://tokyo.birdlife.org/archives/world/12008より引用のジャマイカタチヨタカ(体長約38〜46㌢)

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   ④-1.の写真のヨタカメキシコ南部からパラグアイにかけての中南米の西インド諸島を含む)に生息していますオオタチヨタカです。もともとヨタカの仲間は他の鳥のクチバシと比べてみても、日本のヨタカもそうですが、クチバシの長さは短く平べったいクチバシですから、どうしても写真のように妖怪が笑っているような表情になってしまいます。この平たく広がったクチバシを開けながら、飛翔して宙の羽虫を捕獲しています。またフクロウとの遺伝子が似ている関係で夜行性です。まだオオタチヨタカは笑っていますが、④-2.の写真のジャマイカタチヨタカはスラリとした身体つき故に、なぜか溶けていきそうなやばさです。

⑤-1.http://blg.okinawabbtv.com/blog/4533.htmlより引用のつがいのサンコウチョウ(左がメス体長約17㌢、右がオス体長約45㌢)

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⑤-2.Twitterより引用のコウホウジャク(体長約15㌢、尾羽約50㌢)

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   この⑤-1.の写真のサンコウチョウの存在を知り初めて写真を見たときには「地球外生物」現ると思いました。それは黒い身体のお腹の部分だけ白く、また目の周りのアイラインはブルー。この鳥のオスの尾羽を入れない体長は約15㌢ほどで、尾羽の長さを入れますと実に体長約45㌢ほどにもなります。ではメスはといいますと、体長約17㌢しかないのです。またそのききなしも有名で「月日星(ツキ・ヒ・ホシ)ホイホイホイ」と鳴きますからやはり「地球外生物」だと思えます。ようこそ地球へありがとう(冗談)ともいいだけですが、この⑤-2.の写真のコウホウジャクは、繁殖期になるとオスは尾羽が50㌢以上もの長い房状になり、肩羽の赤褐色の斑以外は全身漆黒色で、後頸椎の襟のような環状羽も盛り上がり、背丈の長いマントを羽織った何処かの国の軍人に思えてなりません。






















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