翆野 大地

とにかく野鳥が好きです。身近な野鳥を中心にいろいろ紹介していきたいです。

翆野 大地

とにかく野鳥が好きです。身近な野鳥を中心にいろいろ紹介していきたいです。

マガジン

  • モズ

    大阪府民にとって、モズは特別な存在です。府鳥であり、マスコットであり、地名や世界遺産となった古墳もあります。大阪でのモズの漢字は「百舌鳥」です。

  • 野鳥を語ります

    私は私の身近にいる野鳥を自分の眼で観て文章を書いています。カメラやビデオがないので、自分のまなこが頼りです。敢えてバードウォッチングはしません。我が家の周りの樹木を訪れる野鳥。また散歩やウォーキング時に出会う野鳥たちを観察するか、テレビに映し出される野鳥やいろんな読み物、ネットで得た情報を自分の経験に合わせて語ります。

  • スズメ

    私たちの本当に身近な存在として、日本で人が住むところに必ず姿を現すスズメ。一番近くにいるのに、どこか臆病者のスズメ。そんな隣人をまとめました。

  • 身近な鳩

  • 身近なカラス

    私たちの身近な存在としてのカラス。身近なカラスは二種います。毎朝ゴミステーションに現れるハシブトガラス、ちょっと離れた畑にいることが多いハシボソガラス。この二種を集めてみました。

最近の記事

第1964回 カイツブリの浮巣

①https://blog.goo.ne.jp/ikerin77/e/64dab0a1ae574b0b8f9d65dc2c2b0a7cより引用のカイツブリの浮巣 皆さんは①の写真のカイツブリという水鳥をご承知でしょうか。私は初めて見た時は可愛らしい、平泳ぎしながら、水中に潜ったと思ったら、浮かび上がった瞬間に小魚を咥えているなんて、などと思ってしまいました。いつかのNHKのニュース番組の一角で、動物園のトラの厩舎にカイツブリが紛れ込み、それをトラが狙い捕獲しようとしま

    • 第1963回 キジバトの巣

      ①http://poppo.radio.gr.jp/blog/archives/000742.htmlより引用のエンジュの木に作られたキジバトの巣 最近ではもう街中での露出度が高くなったキジバト。私が子供の頃のハトと言いましたら、ドバト以外には街中で見かけることはありませよでした。それがいつのまにか、蒼い灰色がかったドバトとは違う茶色っぽいキジバトが現れました。ドバトは公園や駅のロータリーなどの人が集まる場所に、人の足下にまつわりつくように群がり、人からパンやスナック菓子

      • 第1962回 ツバメも名工

        ①https://www.advan-group.co.jp/times/tsubame_sudukuri/より引用のツバメ(体長約17㌢)の営巣 上の①のタイトル写真は、皆さんもご存知のツバメの巣で、ツバメのつがいが仲良く子育てをしていますところです。ツバメは完全な昆虫食で、その虫たちがいない冬場は餌の調達しようがありませんので、生まれ故郷の日本を離れ、遠く離れた南の国に越冬して、虫たちを食べて、又日本に春がやって来るのを待つのです。そして毎年の三月半ば頃に成鳥の子

        • 第1961回 鳥の名工

          ①Twitterより引用の鳥の大工さん 私は「鳥の大工さん」といえば、キツツキを思い出してしまいます。中学生の頃に英語の授業で鳥は“bird"で、大工さんは“carpenter"と習い、その授業中に、先生が「鳥の大工さん」のことを授業での教科書の範囲外で教えて下さりました。鳥の仲間にキツツキがいて、英名は“woodpecker"であり、“wood“は「木」で、"pecker"は「(クチバシで)突く」これが合わさり「木を突く鳥」でキツツキとなったことを話されましたし、小

        第1964回 カイツブリの浮巣

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        • モズ
          7本
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          5本
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          13本
        • 身近な鳩
          5本
        • 身近なカラス
          13本
        • カワセミ
          10本

        記事

          第1960回 新・鳥が登場する小説 ⑵

          ①https://birdstory.net/illust/8888より引用の鳥イラスト この「新・鳥が登場する小説」を投稿致します以前にも私は鳥が登場しています小説を調べて記事にした覚えがありますが、なぜかその当時は余りにも文学的に考え過ぎて、やや固くなってしまったような気が致します。前回の項から新しいものに切り替えて、鳥が登場する小説を探して見ましたら、いろんな現在でいいます人気作家が、鳥を題材に致しました小説を執筆されていることにはっきり言って、自分自身でもびっ

          第1960回 新・鳥が登場する小説 ⑵

          第1959回 新・鳥が登場する小説 ⑴

          ①https://www.pinterest.jp/pin/83035186870948055/より引用の鳥の小説を読むひよこのイラスト 今までに『鳥』が小説の中で登場していて有名なのは森鴎外の鷹が登場する「阿部一族」とか、カリの「雁」川端康成のコジュケイの「雨の日」、カケスの「かけす」キツツキ、モズ、キクイタダキ、ヒガラ、コガラ、ミソサザイの「禽獣」ブッポウソウの「高原」ホオジロ「山の音」永井荷風の白鳥「あめりか物語」井上靖のアカエリヒレアシシギ「海峡」芥川龍之介の

          第1959回 新・鳥が登場する小説 ⑴

          第1958回 冬の鳥の俳句

          ①Xより引用の冬らしき鳥のシマエナガのイラスト 冬の鳥を私なりにイメージ致しますと、まずは越冬のために北の国から南下してきますカモやガン、ハクチョウの仲間を思い出してしまいます。また、水鳥ではない野鳥とすれば、 ツグミやジョウビタキ、アトリ、シメなど茶色っぽい鳥、また、シラサギやツルのタンチョウ、タイトルイラストのシマエナガ、冬羽で真っ白な身体になったライチョウ等、やはり冬の季節を感じさせる雪のイメージの白が冬を思い起こさせます。冬の雪の積もった草原のタンチョウの舞

          第1958回 冬の鳥の俳句

          第1957回 秋の鳥の俳句

          ①https://www.photolibrary.jp/img413/225151_4004500.htmlより引用の秋の鳥のイラスト 秋の鳥のイメージは私にとっては物寂しいことが多いです。春は迎えの季節でもあります。日本で生まれた渡鳥たちがたくましく成長して、その生まれ故郷で、繁殖期を迎え、子育てをして、自分もそうであった幼鳥を引き連れ、越冬のために南の国に旅立つのです。その代表的な鳥がツバメです。その見返りとして、水鳥であるカモがやってくるのですが、カモたちは水

          第1957回 秋の鳥の俳句

          第1956回 夏の鳥の俳句

          ①https://tonton-animals.com/about-summer-birds/より引用の夏の鳥のイラスト 今の時代の夏の鳥と、昔からの夏の鳥では何かしら食い違っているようなところがあると思います。例えばツバメは、三月中旬に越冬先の南の国から生まれ故郷の日本に帰ってくるのですから春の鳥と思うのですが、俳句では夏、同じく春を告げる鳥としてメジロがウグイスと並んで春の鳥と思いますが、俳句ではやはりメジロは夏とか、こうなれば、初夏にやってきます渡鳥で、托卵する

          第1956回 夏の鳥の俳句

          第1955回 春の鳥の俳句

          ①https://sozai-good.com/illust/nature/flower/sakura/branch-s/83325より引用のウグイスとメジロのイラスト 私はいつもやってくるのですが、季節の春が来るのをわくわくして待ち望みます。春になりますと、私の苦手な寒い冬が去り、暖かい季節の春がやってくるからです。そして春には春に相応しい鳥たちが動き出します。そうですね冬眠していた動物が眠りから目覚めて、その寝床の穴から跳びだすように、今まで寒くて暖かい居場所にい

          第1955回 春の鳥の俳句

          第1954回 見かけと違う鳥

          ①-1.https://www.worldts.com/coulthard-translation/386/index.htmlより引用のハシグロアビ(体長約80㌢) ①-2.http://tori3.sakura.ne.jp/birdworld_menu/abi/hasiziroabi/hasiziroabi.htmより引用のハシジロアビ(体長約89㌢) ①-1.の写真の水鳥はカズクドリ(潜鳥)やヘイケドリ(平家鳥)などと言われるアビの仲間のハシグロアビです。

          第1954回 見かけと違う鳥

          第1953回 鳥の魅力

          ①https://tonton-animals.com/move-birds-illust/より引用のスズメのイラスト 私は小さな子供のころからなぜか鳥が好きでした。幼稚園にも通っていない頃に家族に連れられてお寺に遊びに手を引かれ、連れてもらった時にも、その場所にはたくさんのドバトがいて、他の参拝客からパンなどを分け与えられて、その人の周りに群がっているのか、すごく羨ましくて、その群れに小走りで寄って行こうとしましたら、その群れはバァーと音を立てて飛んで行きました。そ

          第1953回 鳥の魅力

          第1952回 鳥のスーパーウーマン

          ①https://www.shutterstock.com/ja/image-vector/superhero-woman-flight-attractive-young-caucasian-1021279432より引用のスーパーウーマンのイラスト ①のイラストのスーパーウーマンは、まだ私が子供の頃、家のテレビは白黒テレビでした。放送が白黒しか流していない時代でした。今でいう人気アニメに「ポパイ」であるとか「トムとジェリー」「飛び出せフィリックス」「マイティハーキュリ

          第1952回 鳥のスーパーウーマン

          第1951回 鳥島に棲む鳥

          ①https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/325_Izu-Torishima/325_index.htmlより引用の伊豆諸島の鳥島 鳥島という島は日本の海域に四島あるといいます。鳥島としか表記しない鳥島は、伊豆諸島の島で、2020年10月1日時点で東京都に属しています。二つめの鳥島は、南鳥島といい、小笠原諸島の島。本州から1,800キロメートル離れた日本の最東端として知られています。東京都小笠原村に属します。三つめ

          第1951回 鳥島に棲む鳥

          第1950回 青い鳥と赤い鳥 ⑶

          ①https://mobile.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4524.html?transfer=pc_to_mobile&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2Fより引用の青と赤の身体の色を持ったイソヒヨドリのイラスト どうやら、①のイラストのつがいで、オスのほうのイソヒヨドリをご覧頂きましても、オスは頭から喉および背部が暗青色、胸腹部がレンガ色のような赤

          第1950回 青い鳥と赤い鳥 ⑶

          第1949回 青い鳥と赤い鳥 ⑵

          ①http://www.temawashi.org/kamishibai.htmlより引用の青い鳥と赤い鳥 世界には原色の青や赤、黄色、緑、橙、桃色などなど、派手な体色の鳥はいるものです。それも寒い地域より暖かい、いや暑いくらいの地域に、目立つ体色をした派手な鳥は現れます。私たちが住むこの日本は熱帯地域はありません。一年には春夏秋冬の季節が巡ります。そんなに派手過ぎるような鳥はいません。頭の中を巡らせ浮かんできますのは、派手な鳥がいそうにもない水鳥に留鳥としてオシドリ

          第1949回 青い鳥と赤い鳥 ⑵