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日本人の「芯の強さ」は日本の神話にあった。

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

先日 ある大学の3年生、4年生に「人生のキャリア形成について」

1時間ほど講義をしました。

人生のキャリアでもっとも説明しやすいのが、孔子の論語の文章です。

吾、十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず。 五十にして天命を知り、六十にして耳に従い、 七十にして心の欲するところに従いて矩をこえず。


【意味】
私は十五歳で学問を始め、三十歳でその基礎を修め、四十歳で人生の方向を定め、五十歳で天与の我が人生の使命を知り、六十歳で誰の言葉も素直に聞け、七十歳で想いのままに行動しても度を越さなくなった。

会場には、男女 30名程でしたが、ほとんどの人が初めて聞いた文章、

日本の教育は、儒教の影響が強いことを説明しました。

15歳で志を持つ

30歳で基盤を築く

40歳で自己確信を持つ

50歳で使命を感じる

60歳で柔軟さを持つ

70歳で調和のとれた人格者

このような理想的な生き方ができれば最高の人生ではないかと思い

江戸時代は寺小屋で論語を素読していました。

そして会社を設立した理由を伝えました。

大学を卒業し、製造メーカー23年勤務し、人事・総務の部署に

21年間在籍し、そこで培われた仕事が自分にマッチしていたことや
仕事の中で、時に人に寄り添い、人と関わり、人のお世話をする仕事に

喜びと遣り甲斐を感じ、人材の仕事が天職を思いました。

そして50歳で独立し総合人材サービスの事業をメインに法人化しました。

特に興味があったのが、人材育成でした。

元々教員志望でしたので!

人は人格・人柄・人間性の土台の上にそれぞれの能力が発揮される。

先日も原田隆史先生の講義の中で、

「仕事とは、自分の機能を社会に提供することである」とお話をされ

私もそのまま学生に伝えました。

自分の強みを磨き、やがてチーム、会社に貢献できる人材に成長してほしい!

また人生の目的を持つことの重要性を伝えます。

会社経営でもっとも大切なことは経営の目的を明確に持つことです。

(株)スクラムヒューマンパワーの目的とは

「修理固成」

古事記・日本書記を知っていたので、とくに日本の神話に興味がありました。

「古事記のことを知っていますか」学生に質問すると、数名が手を挙げてくれました。

戦前の日本人は、世界でも最も強靭な精神力、強い肉体、辛抱強さ、
精神性、学習意欲が整っていたと聞きます。
伝統的な育が幼少時期から培われていたのです。

祖父は職業軍人でした。


職業軍人だった祖父

親父は非常に厳しく、躾についてよく怒られました。

なぜ きびしい教育だったのかと振り返りと祖父の影響が脈々と受け継がれてDNAとして今でも私の精神性を支えてくれている感じがします。

先日も息子がよく行く床屋に行くと、店主は息子が「親父はきびしい人です」と話をしたそうでした。

かつての日本には「芯」がしっかりとした国家で「私」のことよりも「公」の意識の視点が育む土壌に教育があり、日本人の強靭な精神性はしっかりとした伝統の歴史を学んでいたと思います。

古事記の冒頭に 修理固成(つくろひかためなせ)とは人材育成と思います。
スクラムヒューマンパワーはこの修理固成を目的に掲げ、今いる社員(日本・外国人)に事業を通じて、人材育成を通じて仕事でその考え方を

実践し日本人の精神性を高め人生のキャリアを明るい豊かな暮らしを

築いてほしいです。

今回講義した学生に古事記から修理固成を伝え、日本の歴史、神話の興味を抱き、日本人の誇りと伝統をもう一度 振い立たせたい!




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