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豊橋南高校 出張文化祭&大同窓会『アオハルday』

11月3日、素晴らしいお天気のもと、母校の豊橋南高校の50周年記念事業の一環として豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で行われたイベントに参加してきました。

ココに載っている公式キャラクターの「みなみん」(着ぐるみ・ゆるキャラ)は、私たちの代と一つ上の代の寄贈で、
私たちが幹事学年での同窓会総会&懇親会の場(2015年)でお披露目されたのでした。
駐車場の混雑回避のため(自分のためにも一般のお客様のためにも)、電車で向かったところ、目の前を歩く南高校の女子たちの制服に懐かしさを感じました。

出張イベントは、コロナ禍で行事の中止が多かった在校生たちにイベントの楽しさを味わってもらおう、感染対策で屋外のイベント、他がやらないことを等々、同窓会、実行委員会のみなさまの様々な思いあっての今回の形で、駐車場のたいへんそうな様子を除き、繰り広げられたパーク内のイベントとしてはとても良かったです。

メインステージの上には鏡開き用の立派な酒樽(15回生の福井酒造さんより)が・・・
写真は同期の原田くん撮影分からいただきました。

OB会長のヤマサちくわの佐藤社長のお話から連想して考えたけど、確かに、他校がやっていない周年イベントを企画&実現する豊橋南高校は、「厳にして自由」という校風を在学時の生徒も卒業後のOBたちも守り、体現しているんだなあと感じました。南高校は開校後、入試制度の変化もあり、多様、多彩な生徒が集い、輩出され、新しいことをやりやすい校風、開拓精神があるように思います。

同期18回生が集ったブルーシートの一角。梨農家の陶山くん差し入れの立派な梨や、女子力&包容力高いよーちゃんお手製のおつまみ、差し入れのお菓子等。
陶山くんが梨をお隣の4回生にお渡しし、上記OB会長の佐藤さんから空のタッパーの後、お返しに届いたちくわ稲荷弁当♪
オリジナルラベルの日本酒も販売されていて(こちらは同期の大竹くんの差し入れ)、鏡開きの振る舞い酒も、香りが良くて美味しかった~

オープニングセレモニーに参加後、移動する市長(南高校7回生で大学も同じ)に声をかけ(柔道部や応援団の後輩にあたる戸倉くんと)、私は南高写真展での歴代の卒業アルバム展示を見に行きました。
過去に在任していたある先生の娘さん(南高校の先輩)から頼まれて、現在高齢のお父さんがいつまで南高校にいたかを調べる必要があって・・・(詳細は伏せるけど、とても心温まる思い出の確認のために)
おかげで無事に確認できました!

数々の企画があった中で、私が最も興味あったのは、のんほいサーキットでのカートレースでした。題して「チーム対抗のんほいパークGP」

こちらも東京から日帰りでお越しの原田くんの撮影。

このサーキットは、元F1ドライバーで、現在は豊橋で福祉施設を運営し、衆議院議員でもある山本左近さんの監修。左近さんは南高校の28回生です。私も先週の同期の練習時に初めて運転してみたけど、初心者も上級者も楽しめる、よくできたコースで、走行後はタイムを記録したシートがもらえます。

こんな感じ。

こちらはまず、予選の様子。某国立大学の自動車部出身で、会社員の傍ら、今も時には本物の車のレースに参戦している木全くんを中心に組まれたチームで、お盆の飲み会で結成されたけど、私はチーム優勝や左近さんに勝つイメージしかなくて(「せっかくなら左近に勝とうよ!」)、その頃から楽しみにしていました。

練習の時はメンバーそれぞれの写真を撮りつつ、概略的な紹介ですみませんが、18回生チーム4人とも素晴らしい走りをしました。予選5組を終えて(新旧の校長先生も青と赤のつなぎ姿で参戦。ガチの人、初めて走る楽しみの人いろいろ)、上位6名が決勝レースへ。

予選は脇から縦1列でのスタートで、いったい決勝がどんな形で行われるのか、左近さんが前列スタートではかなわないし、つまらないと思っていたら、決勝は、グリッドからのスタートで、その演出もおもしろかった。

スタート直前の写真。
本当は動画を載せたいけどnoteに挿入できないので、動画からの写真を細かく・・・

ちなみに、私自身がレースに全く詳しくないので、調べたところ、
<スターティンググリッドとは、モータースポーツにおけるレーススタート時の位置・順位のこと。予選タイムの速かった順に並ぶ。各マシンはフォーメーションラップを終えた後、各自のグリッドに着く。>

とのことで、予選で1位通過だった木全くんは1番グリッドからのスタート、1回の練習で決勝に飛び込んだ峰野くんは6番グリッド、左近さんは7番グリッドからのスタートでした。

左近さんは、仕事の福祉施設の方でも大きな行事の日で、超多忙の中、サーキットに駆け付けてくれました。
スーツ姿で登場して、つなぎに着替えて・・・
ちなみに、私たちの同期で、ちょうど今年の南高校のPTA会長の光松くんが後で教えてくれた話では、駐車場に入るための渋滞が50分という左近さんからの連絡を受けて、実行委員の男性(私も知っているNくん)が左近さんと運転を代わってくれたおかげで、左近さんはレースに間に合いました。
妹と同学年のNくんは元々めっちゃいい人なので、その話に感動しました。

ランダムなシグナルを合図に、スタートです。

以上、動画より。
2階席からの原田くん撮影。

決勝は10周。
7番グリッドからの左近さんも、さすがプロの技で、どんどんカートを追い抜いていったけど、好位置からスタートした木全くんが、リードを守り切り、見事に優勝!!
練習や予選と違って、音楽入り、係員の男性アナウンス、さらには、チェッカーフラッグまで振られてのフィニッシュ。

こちらも原田くん撮影。華々しいウィニングランでした。

たかが遊びかもしれないけれど、プロ監修の新しいサーキットで、同じ高校の同窓生にあたる元F1ドライバーと直接対決ができる、という目玉企画に、得意そうな同級生がいたら(本人もやる気で、仲間もがんばってくれるのなら)、乗るしかないって思ったし、遊びに本気になって、楽しんで練習までして挑む同級生男子たちを誇りに思いました。

表彰式後の撮影タイム。

チーム1位の商品は、ヤマサの「プロテインちくわ」でした!
前列木全くん(1年生のクラスメイト)
後列左から伊久磨(3年生で同じクラス)、峰野くん、陶山くん(在学中は話したことがなかった)

この後の高校生の部も、微笑ましかったです。
レースに挑戦する本人(女子が多かったそう)も、応援する仲間も、こんな体験が学校行事としてできるなんて、思い出深いだろうなと思いました。

再び広場に戻り、懐かしい仲間とお話をし、私はふと、夫と同じ12回生である現在の校長先生(夫にとっては小中高校が同じ友達)にご挨拶しようと思い、本部テントに向かいました。
校長先生もレースに参加していたのは見ていたけど、今はどこにいるだろうと・・・

その時は本部にいなかったけれど、18回生の場に戻る途中、夫の友達で毎年、我が家での忘年会に来てくれる浜松在住のHさんが私に気づき、声をかけてくれました。
「Hさん、来てたんだ!」としばし談笑。
Hさんたちとの飲み会は、夫の高校時代から続いているもので、結婚後も大切にして欲しくて、長男の出産予定日の前夜にも、子どもたちが小さい時にも遠慮なくやってきてもらったもの(高校の6年先輩にあたるみなさんいい人だし、夫が全部料理を作るので気楽なもの)。

Hさんが周囲の12回生の男女に私のことを「Kの奥さん」と紹介してくれたため、10人くらいの前で、いい意味で?見せものになりました(笑)

たまたまだけど、同じ高校の相手と結婚した醍醐味かな(笑)
*「何の自慢にもならない夫ですが」とか「外で愛想を使い果たして家ではほとんどしゃべらない」とか「そんな夫にお友達がいてくれてうれしいです」とか(笑)

家では無愛想の夫もお友達ウケは良さそうで、お名前を聞いたことがある中学から同じ男性(Sさん・・・レースでも見ていた)ともお話できてうれしかったです!

フィナーレの直前、再びスーツ姿に戻った山本左近さんと記念写真。

かっちゃん撮影。ありがとう!

左近さんのことは、5月末に急逝した画家の松井守男さんがかわいがっていて、たくさんお話を聞いていました。守男さんと私は政治の話もたくさんしていて、政治には複雑な思いがあるけれど、「左近はいいやつなんだ。同じ高校だから会わせたい」とずっと言われていたので、守男さんに触れつつ、駆け足でお話。

その他に、豊橋南高校や豊橋東高校で校長を務め、両方でたまたま講演する機会(学校保健委員会とPTA向けのお話)を与えてくださった藤原先生(4回生)にもお会いでき、やはり松井守男さん(東高校出身)のお話ができました。
藤原先生のおかげで知れた真実や証言があって、良かったです。

久々にみんなで校歌を歌って、イベントはお開き。
その後は、18回生での飲み会に移動しました。

初めて行ったお店だけど(みんなは行ってる)、お刺身が立派でびっくりでした。
海辺で育っている私は、豊橋の居酒屋でのお刺身は、少しお高い店なら大丈夫だけど、大衆的でお値打ちらしい昨日のお店でこのレベルは、ありがたいな!って思った。

一日を振り返ってのみんなでの語らいや、カートレース中の気持ち、昔話、いろいろ・・・
私は同期との飲み会の常連ではないんだけど、酔いつぶれた仲間が出ても、誰も悪い顔をせず、本当にいい人たちだなあと思いました(笑)

最終の記念写真も、昼間の集合写真もあるけど、NGの人もいるかもなので、掲載は控えます。

私たちは当時の入試制度(学校群制)により、2校が一つの組になっている「豊橋一群」を受け、入学する高校が機械的に振り分けられて決まりました。
私はその制度は、様々な問題から良くなかったと思っているけれど、そのおかげで出会えた仲間は良かったと心から思っています。

そのような気持ちを含めて50周年の記念誌に、『運と縁』と題して寄稿しています(記念誌委員会の後輩ちゃんと同学年からの推薦で、ありがたく書かせていただきました)。

配布されたら自分の文章は、ここでも紹介したいと思っています。

にぎやかな一日、パワフルな一日、同窓生ってだけで他学年の方々ともすぐに打ち解けたこと、たくさんの人たちが声をかけてくれたこと(カートレースの練習でヘルメットが抜けなかったことを、佐藤会長はじめ、のべ18回くらいいじられたww)、自分の歩みを肯定できるような気がして、幸せな気持ちになりました。

以上、出展や出店は多岐に渡っていたのに、個人的な視点からのレポートとなり、すみません。

準備にあたってくださった在校生、PTAの方々、実行委員会のみなさま、おつかれさまでした。本当にありがとうございました。大成功だったと感じます。
お会いした同窓生のみなさま、お世話になったみなさま、ありがとうございました❣️




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