23.2.9 vsフラム(FA杯4回戦再試合)

10代がスタメンに2人、ベンチに5人。てか他の選手も20とか22とかばっかりだった。シニアのプレイヤーはバットとロバーツとオナイエンとプリチくらい。社会の教科書か何かで見たインドの人口ピラミッドが連想された

基本的にフラムが433で保持、それに対してさんだらんどは442のミドルプレスで構えた。2トップでフラムの2CB+アンカーをどうにか見ているんだけど、そこに適宜10番がサポートに降りるのが苦しい。右はCBのダフィーはフィードが上手いし、ウインガーはちゃんとラインの裏に走り込んでる。劣勢のまま失点して0-1

独力でボールを収めてくれるスチュワートがいないから、フラムの保持と回収のサイクルをなかなか切れなくてつらい。さんだらんどのビルドアップになっても、フラムのIHが出てくるだけで長いボールを蹴らされてしまう。ターゲットになれるような選手はいないのに

ビルドアップの際のヒュームの偽SBが、中盤が同数になるという点では効いてる気がしないでもない。20分頃からはちょいちょい保持の時間を作れるようになってきた。でも、サイドの選手にボール入ったところは狙われていて、なかなか安定して保持できない

29分に初めて?プレッシングを嵌めることができて嬉しかった。30分以降は結構安定して保持ができた。さんだらんどが云々というよりかは、フラムのプレッシングのペース配分によってそうなったのかなと思った

ヒュームの偽SBではなく、ロバーツが右HSに入る動きで3センターを作るようになってきた。大外のロバーツにボールが入る瞬間を狙われていたから、こっちの方がいいかもってなったのかな。あと、偽SBだとライン間まで上がりにくいんだけど、ロバーツの動きならライン間をうろちょろできるのも、中盤が前に出てくるのを邪魔してそう

アリーセ、バット、バラードの3CB
ニールがアンカー
ミシュとロバーツがIH
クラークとヒュームが外
バとディアロがトップ

4141⇄442で構えるフラムに対していい感じの配置ができてるように見えた。画面外でよくわからないときも多いんだけど、右の大外はヒューム、ロバーツ、ディアロがその時々でお互いの配置を考慮しながら担当しているっぽくてよかった。右3枚でフラムの4枚を引きつけている場面もあって、数的不均衡を利用できたら熱いなと思った。バがライン間に顔を出して縦パスのルートを作っていた。CBが付いてきていたから、裏抜けマンを用意してあげたかった

フラムのビルドアップに対してさんだらんどFP同数でプレッシングをしたときに、フラムの10番がキーパーに「蹴れ」って感じに指を指していて、さんだらんど陣地で4vs4になっているところにキーパーが蹴り込んだシーンはおおーってなった

後半は明確にディアロがサイドを担当して、ロバーツがトップに入ったっぽい。理由はよくわからない

後半はフラムが再びハイプレス。でも、前に出て行こうとするフラムMFに対して、バがライン間をうろうろして牽制する。フラムCBはバについて行きたいけど、クラークが裏を狙っていてついて行きにくい。フラムの最前線は後ろがついてこないと思い切って出て行けない。ボールホルダーへの圧が弱まるから裏抜けマンたちにボールを送ることができる。GKに対するハイプレスも嵌っていて、ゴールに迫っていた

しかしながらミトロビッチに破壊されて0-2にされて泣いちゃった。ミトロビッチの思い切った降りる動きで、見るからに想定外のやばい状況を作られていたから、ロバーツやミシュはボールが入ってターンされた瞬間に、行動の優先順位を変えてほしかった。ここやろ!というミトロビッチの勝負勘と、スプリント中の完璧なファーストタッチが凄かった

60分過ぎにロバーツ→プリチ、ニール→オナイエン。オナイエンがまさかのCH

ディアロ→ベネット、ミシュ→エクワ

プリチャードはプレッシングのときに味方を見られるし指示出しもできるから強い。クラークの得点のときのプリチのチャンスメイクうま過ぎ

交代後も普通に押してる感ある。あったんだけどCKから1-3にされてしまった。別にめちゃくちゃマークを外された感もなく、クルザワが触ったというのに尽きるということでもいいのかなと思った

後は気合いで点を取りに行って、実際1点取ったんだけど2-3で敗退。エクワはトレーニングが必要そうな感じがするけど、そんな暇は与えられないまま今週もミッドウィークがやってくる。28日間で7試合というしんどい2月はまだ半分も終わっていない