見出し画像

vsZ世代 23歳からのジェネレーションギャップ入門~音楽編~

これはサークルの後輩とCDショップに行ったときのこと。

「うわ、これユニゾンのアルバム。姉がCD借りてきて、入れといてって言われたやつ」

「…」

「あ、えっと、iPodってわかる?」


最近、年下の子たちへの説明のための説明が増えた気がする。
相手がわからないことを「えっと、これはこういうことでね」という機会が増えた。

別にわからないことが悪いわけではない。
ただ、わからない原因が年の差だというのがわかるとどこかさみしいきもちになってしまう。


こないだこんなこともあった。

俺、2個下の後輩(以下Aくん)、3個下の後輩(以下Bくん)の3人ドライブをしている途中にとある洋楽が流れてきた。運転手のAくんがこうつぶやく。

「なんかヤバTのしゃっ!しゃっ!しゃっ!しゃっ!ってやつあったけど元ネタこれなのわかってない奴多すぎんよなぁ」

俺は隣にいるBくんが明らかに理解していないのを察知し、Z世代にわかるようこう説明をした。

「美味しいヤミー感謝感謝のでりしゃっ!しゃっ!ってとこあんじゃん。あれの元ネタがヤバT」

Bくんは「あ、そう、そうなんすか!」とやっと理解した様子だった。


思い返せばヤバTのあつまれパーティピーポーが出たのは2016年。俺が高1だとすると、B君は中1ということになる。

そりゃあわかんないわ。あの頃のライブキッズみたいなダッさいノリとかね。今のYOASOBIとかのほうがよっぽど健全よね。わかるよ。


先程”借りてきた”という表現をしたが、TSUTAYAも最近ずいぶんと下火になった気がする。

ちょうどそれこそヤバTとかが流行ってた頃、俺は足しげくTSUTAYAに通っては、少ないお小遣いを使っていろいろなアルバムを借りていたものだ。

WANIMA、suchmos、ドロス、などなどその時代の流行っていたバンドのアルバムを買ってみて聞いては「これは好き」「これはうーん」などさまざまに思ったのがもう6-7年前になるのか。

そのころによく借りていたアーティストの一つであるスピッツ。
今でも大好きでよく聴いている。

しかし、今年の3月でTSUTAYAの会員も解約した。

最近知名度が上がってきて、名前をよく聞くからちゃんと聞いてみたいなと思うようなバンドのアルバムがことごとく置いてない。spotifyのトップ50にあるような人たち(下手したらそれもない)くらいしかないのだ。

なんかSHIBUYA TSUTAYAも改装するんだっけか。時代は変わるなぁ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?