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【懐古】あのまま働いていたらどうなったろう。

実は?一度新卒で就職しています。
"おいしい""ワクワク""ハッピー"をお届けする、スーパーマーケットで2ヶ月ほど働き、6月15日付で退職しました。

辞めたのは仕事が凄く嫌だった訳でも、辛かった訳でも、人間関係に悩んだ訳でもありません。
ただ作家の同期が頑張っていたからです。

僕はかわら長介さんという放送作家の方が講師の作家養成塾に大学4年の秋から半年通いました。
そこの卒業公演を経て放送作家を名乗り始めるのですが、当時、就活は大学3年の秋から企業説明会やらエントリーシート応募などがあり、周りの空気に呑まれた事や将来への不安もあり、就活を始めたところ、当時スーパーマーケットでバイトしていた経歴もあってか内定を頂き、一旦は就職を決めました。
ですが放送作家になりたい、というのはずっと頭にあったので、半年間その養成塾に通うようになりました。

その塾の授業や、卒業公演において何か手応えがあった訳でもありませんが、授業内容が楽しかった事や、公演を作り上げる感覚が楽しかったので、作家を目指したい、売れたい!という気持ちがより強くなりました。
とはいえ先述の通り将来への不安もあり、いっちょ前に「二足のわらじ」とか言って働きながら作家を目指していました。
4月5月と真面目に働いていましたが、同期は割と熱量のある方が多く「あの芸人さんとネタ作り始めた」とか「イベントのスタッフになった」みたいな情報が入ってくる中、自分は淡路島に入社合宿に行き、座学でサービス業の知識を勉強し、レジ打ち、品出しの仕事に追われている事にとてつもない焦りを覚え、退職する事にしたのです。

今考えれば一度就活&就職していてよかったな、と思いますし、なんなら辞めずにお金を貯めながら空き時間に作家としてコツコツ活動するのが賢かったのでは、と思いますがそんな合理的な考えは出来ませんでした。若かったですし。
作家やりたい!やるしかない!なら辞めるしかない!くらいのド直球で辞めました。

それからはバイトしながら作家をやり始めますが、すぐにどうこうなる訳もなく。
腕もなければ金もない。ずっと親のスネをかじってたから生活力もない。童貞。というところから講師のかわらさんや、尊敬する先輩から色々教えてもらって今の自分が構築されていきました。

会社を辞めてから作家一本に絞り、四苦八苦していた20代での経験は自分にとってなくてはならないもので、この経験なかったらヤバすぎる大人になっていた感覚はあるのですが…。
もしあのまま働き続けていたらどうなっていたのだろう、とたまに考えます。

社内恋愛・結婚が多かったらしいから結婚していたのかな、とか。
でも当時の自分の臆病ぶりを考えると女性社員に話しかけるなんて無理、って事は独身だろうな、とか。
多分服も今ほど好きじゃないだろうな、とか。
でもお金はコツコツ貯めてるだろうから、新しい趣味見つけてるかも、とか。
そもそも出世してるのか、とか。
一人暮らししてない可能性もゼロじゃないな、とか。

全くもって無駄な妄想ですし、選んだ道を正解にする為に日々努力するしかないのですが、僕の人生にとって大きな岐路は「会社か作家か」と「上京」なので、この二つは定期的に「あの時逆を選んでいたら」は考えてしまいます。

急になぜこんな事を書いたかと言うと、↓の記事を見て不安になってしまったからです。

このまま作家で頑張っていって60、70まで働く事が出来るのか、暮らしていけるのか。
未来は不安ですがとにかく頑張ります。仕事は常に募集しています。

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