#4 学級通信と共通認識
みなさんこんにちは!そして初めまして。
公立小学校教員歴18年目のヒデと申します。
これまで僕が最も力を入れている学級通信、それが何を「つなぐ」のかについていろいろ述べてきました。
今回は「つなぐ」をもう少し具体化して、実際の保護者の反応も交えながら述べていきたいと思います。
よければお付き合いください。
▶︎学級経営についての考え方は様々だからこそ
何を、どのような哲学を、学級経営の柱に置くかは学校組織や担任の先生によって様々です。
だからこそ、僕は保護者との情報共有がとても大事だと考えています。
まさに「共に」です。
担任である僕がどのように考えて子どもたちと接しているか。
どのような意図で、どんな指導をしたか。
子どもたちはどのような反応だったか。
こういったことを日々保護者にも伝えることで、保護者も安心し、担任と共通認識のもと子どもの養育にあたってくれるのではないでしょうか。
伝えることって、大事ですよね。
長年連れ添った夫婦でも、きちんと伝え合わないとすれ違うのに、4月からぽんっと1〜2年間担任になった教師との意思疎通なんてできるわけがありません(笑)
▶︎保護者による援護射撃
物騒な言葉を使いましたが、僕が初任者の時に初めてお世話になった校長先生から実際に言われた言葉です。
この言葉を胸に、18年間この仕事にあたってきました。
もちろん、ずっと平穏無事にやって来れたわけではありません。
中にはどうしても相入れない方もいました(笑)
しかしそういった保護者はごく少数で、多くの保護者が味方でいてくれてたくさん助けられました。
ただ、この援護射撃をもらうにも担任と保護者の「共通認識」がないと成り立たないと思うのです。
▶︎同じ目線で。時にはこちらからグイグイと。
僕には小学生の息子と、もうすぐ小学生になる娘がいます。
つまり、確かに僕は学校の「先生」でもあると同時に「保護者」でもあるのです。
したがって、時に学級通信で「同じ保護者目線」で保護者にメッセージを送ることもあります。
例えば、
「長い休みって、子どものゲーム時間が長くなりがちですよね」
「うちのドラ息子もそうで、ほとほと困っちゃいます」
「そこで最近、Nintendo みまもり Switchというアプリを見つけました!」
「ゲーム時間も確認できるし、制限時間も設定できるみたいです!」
「どう!?(笑)」
みたいな(笑)
いつも「自分は先生!」みたいな文章ではなく、上記のように割とフランクな感じで書くことが多いです。
それで僕に親近感を持ってくれる保護者も少なからずおられます。
▶︎実際の保護者の反応(ぼやかし)
以上のように、僕の学級通信への取り組みに対して好意的に感じてくれている保護者が多いです。
そして僕が学級通信に期待する役割をしっかり果たしてくれているんだな、とフィードバックされますね。ありがたい限りです。
▶︎まとめ
ということで、保護者と担任教師が「共通認識」を持って一体となることが大切で、その橋渡しのために学級通信がいい仕事をしてくれています。
正直、その日によっては「書くの大変だなー」「サボっちゃおうかな」と思うこともあります。
しかし結局気づいた時には万年筆を握って書いてるんですよね(笑)
ちなみに僕の勤務校、今日終業式を迎えましたが、4月から今日までに150号発行していました。
毎年全てファイルに綴じていますが、どんどん分厚くなっていくファイルにものすごい達成感があります!
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