#4 取り組みの一例〜慣れてきた頃
みなさんこんにちは!または初めまして!
公立小学校教員歴18年目のヒデと申します。
ここのところ、年度末業務やら下の子の卒園やら入学準備やらでバタバタ!
全くnoteを開く余裕もありませんでした💦
前回の記事で僕の「週末作文」の取り組み方を紹介しようとしたのですが、思いの外長くなってしまったので、その続きです。
よろしければお付き合いください。
▶︎週末作文に慣れてきた頃
児童の実態等にもよると思いますが、毎週作文を書くことに慣れてきた頃のお話です。
そろそろマンネリ化してきたな、作文の構成にも工夫が欲しいな、という段階に入ってきます。
そこで例えば以下のような構成で書いてみてはどうか、と子どもたちに投げかけます。
①始め・中・終わり
作文指導では当たり前の構成ですね。
この基本形をマスターさせたいです。
②序列副詞(列挙の接続詞とも)
第一に、・・・。第二に、・・・。と自分の伝えたいことを列挙していく構成ですね。
僕は担任している3年生の児童には「大きな箇条書き」と紹介しています。
また、その前段の文章として「〇〇について、二つ書きます。」と書かせ、読みやすく、書き手にとっても思考が整理できるように教えています。
③低学年でもフリーテーマで書けるようになってくる
一年生は冬休み明けくらいからでしたが、二年生にもなるとすぐにフリーテーマで書くことができるようになってきます。
三年生では初めからフリーテーマでした。
▶︎もっとレベルアップ!
五年生以上ともなるともっと深い内容で書くことができるようになってくると思います。
例えば、担任からテーマを投げかけるスタイルに戻ってみてはどうでしょう。
しかしそれは子どもに考えを問うもの。
①どちらか選ぶもの
一つのテーマにおいて、二者択一を迫るものなんて子どもが取り組みやすいのではないか、と考えます。
例えば、
「ドラえもんの主人公はドラえもんか、のび太か」
「もしも大人になって住むとしたら北海道と沖縄のどちらに住みたいか」
「感謝の気持ちを伝える時、電話と手紙のどちらがよいか」
など。
このようなテーマにすることで、子どもの思考の中ではまず「どちらを選ぶか」という作文のゴールが見えてくるはずです。
するとそこに向かって文章を展開していけばよいので、取り組みやすくなります。
②自分の考えを問うもの
二者択一に慣れてきたら、自分の考えそのものを問うテーマなどいかがでしょう。
例えば、
「100万円があればどのように使うか」
「自分が幕府を開くなら、どこを選ぶか」
など、他教科で学んだ知識を活かすような作文も面白いかもしれません。
▶︎まとまらないまとめ
今回の記事を読んでいただいた教育関係者の皆様にはきっとバレたかと思いますが、「週末作文」の取り組みを始めてから僕は高学年の担任をしたことがありません😆
ここのところ1年生と3年生ばかりでしたので笑
ただ、きっと高学年でも気軽に取り組むことができると思います。
新年度、もし高学年担任になったらこれまでの記事のように取り組んでみようと考えています。
そして野望は勤務校全学年での「週末作文」実施!
全学年ジャックです笑
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