富士山

河口湖から
富士山を眺めてきた。

なぜ、富士というのか。

語源を紐解くと
いろいろな説があって
おもしろい。

アイヌ語の
火の山を意味する「ふんち」
から来た説。

マレー語の
素晴らしいを指す「ぷし」
の説がある。

また、
古代日本語の斜面や垂れ下がりの
意味の「ふじ」、
お椀を「ふせ」る形からのもの
などある。

平安に時代が下ると、

パワースポット的な
意味合いから「不死」、

二つとない
山ということから「不ニ」
になったという説まで、

多岐にわたる。

風景の中に
富士山が出現すると、

一瞬時が止まるように
感じるのは、
私だけだろうか。

山の括りにしてはいけない
神々しさを感じてしまう。

最後の説を
私は推すかな。

本当に、
二つとない存在だと思う。

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