詩人としての自覚を持つ
今から30年ほど前
当時はまだ一般的ではなかったヴィジュアル系
バンドを組みベースを弾いていた
バンドを組み始めたころ
僕の衣装は
おおよそヴィジュアル系っぽくなかった
それは
自分がヴィジュアル系だということが恥ずかしかったから
照れ臭かったから
だから
ヴィジュアル系に見えそうで見えない
中途半端な衣装を着て
でもメイクはして
ステージに立っていた
しばらくたち
中途半端な自分のカッコ悪さに気が付いた
だから開き直って
自分がヴィジュアル系だと受け入れた
ゴリゴリのヴィジュアル系の衣装に身を包み
メイクもばっちり決める
360度
どこから見てもヴィジュアル系の自分
ヴィジュアル系を自覚してから
その道を堂々と進めるようになっていった
昨日 僕の詩を
自分でフィードバックした
今から1か月前に作成した作品
鮮度としては薄れているものの
様々な改善点が浮き彫りになった
その中でも
最も根源的で
最も重要なフィードバックは
詩人としての自覚の不足
まただ
ヴィジュアル系を始めたころと同じだ
これから自分が進む道
道を進む自分を
まだ受け入れずに
恥ずかしがっている
詩人の自分が恥ずかしい
それが
詩から滲み出ていた
確かにそれは
1か月前の詩のフィードバック
今では
自分を詩人だと受け入れている
しかし
100%か?
と聞かれれば
No
と答えてしまう自分がいる
昨日のフィードバックを受け
改めて詩人の自分を
開き直って
受け入れることにしよう
詩人としての自覚
これがあるからこそ
詩人としての資格も得られる
さぁ今こそ
私は詩人だ!
と世界に名乗りをあげよう
この記事が参加している募集
いただいたサポートは、詩作 及び 『すべてが詩からはじまる国』の創作活動費用(主に移動と飲食費)として大切に使わせていただきます!