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私の失敗談 - 失敗から学ぶ・・・しかなかった

第1章:高校受験でまさかのインフルエンザ

時は中学3年の冬、私は地元の公立高校を目指して受験勉強に励んでいました。滑り止めの私立高校は無事合格、いよいよ本番というタイミングで…なんとインフルエンザにかかってしまうという大失態。

しかも、私立3校の受験日程と丸かぶりというタイミングの悪さ。保健室受験も考えましたが、吐き気は止まらず、家から出るのもやっとの状態。結局、私立3校すべての受験を断念せざるを得ませんでした。

周囲の心配をよそに、何とか第1志望の公立高校に合格。合格発表を見つけた時の安堵感たるや・・・。家に帰って母に合格を伝えたところ、母は号泣しました。心配させてしまったことを反省しつつ、貴重な教訓を得ました。

教訓1:重要な時期の体調管理ほど、大切なものはない

第2章:大学受験はもちろん浪人

高校時代は軽音楽部に夢中になり、ロックやギターのことばかり考えて、勉強を怠っていました。当然の結果、大学受験は全敗。浪人生活を余儀なくされます。

親友2人と予備校に通い、「この1年間は勉強に集中する」という固い決意のもと、超絶ストイックに勉強を続けました。ゲームも恋愛も封印し、ただひたすら勉強に明け暮れました。楽しみは、お昼に何を食べるかだけ・・・。

その結果、翌年にはなんとか早稲田大学に合格しました。

教訓2:心強い仲間と一緒に努力すれば、なんとかなる

第3章:研究室選びを失敗?

大学3年の秋、研究室配属があり、私は環境中の微生物生態学の研究室に所属となりました。しかし、私の興味はヒトや遺伝子にあり、環境微生物には全く興味がありませんでした(先生、ごめんなさい)。

かなり困っていた私でしたが、思い切って自分の考えを、恩師の常田先生に伝えました。その結果、先生の温かいご配慮により、産業技術総合研究所に、学生研修員として所属することになりました。

この研究室でも、環境中の微生物生態学がメインテーマでしたが、研究グループ長・金川さんの強い意向で、「新しい分子生物学技術の開発」のテーマが並行して行われていました。そこで私は、後者の方に飛びつき、結果的に成果を上げることができました。

教訓3:自分の思いを先生に伝え、面白そうと思ったらしがみつくこと


失敗は成功へのパスポート?

以上、私が学生時代に経験した失敗談を紹介しました。もちろん、他にもたくさんの恥ずかしい失敗を経験していますので、いずれ、別の記事で書いてみようと思っています。

振り返ってみると、その瞬間は辛くても、必死に道を見つけて、すり抜けてきたように思います。

よくある話になってしまいますが、結局、ひたすら挑戦し続けたことが、良かったのかなと思います。

(でも、もっとスマートにやる方法はいくらでもあったよね・・・)

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