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大学教員2年目:学生に知識を伝える喜び

4月になり、私の大学教員生活も2年目を迎えた。

私は、学生に自分の知識を伝えることが何よりも楽しいと感じている。周囲からは、研究所の研究員として長くキャリアを持つ私が、なぜ教育に情熱を注ぐのかと不思議がられることも多い。確かに、私が得意とするのは研究であり、教育は二の次だと考えている人も少なくないだろう。しかし、私は学生と接し、知識を共有し、学生たちの成長を促すことに大きな喜びを感じている。

研究所で長年研究に没頭してきた私にとって、学生との交流は新鮮な刺激を与えてくれる。学生たちの純粋な好奇心や探求心は、研究者としての原点を思い出させてくれる。そして、自分が長年培ってきた知識を学生たちに伝え、理解を深めていく過程は、何物にも代え難い喜びである。

もちろん、教育には多くの課題がある。学生の理解度に合わせ、わかりやすく説明する工夫が必要だ。また、一人一人の個性やニーズに合わせた指導も求められる。しかし、これらの課題を克服し、学生が知識を習得し、成長していく姿を見ることは、何よりも大きな達成感を与えてくれる。

研究者としてのキャリアと教育への情熱は、決して矛盾するものではない。むしろ、研究で培ってきた知識や経験は、教育をより充実したものにすると思う。そして、学生との交流は、研究者としての視野を広げ、新たな発想を生み出すきっかけにもなる。

私は今後も、研究と教育の両方に情熱を注ぎ、学生と共に学び、成長していきたい。そして、私の知識と経験が、学生たちの未来を少しでも明るく照らすことができれば、これ以上の喜びはない。

学会での発表
研究室の私の本棚(2年目)

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