ひでまる(hidemaru)
記事一覧
川上真史氏ー企業の持続的成長に向けたエンカレッジメントの活用: 従業員の個性を活かす人事施策
川上真史ビジネス・ブレークスルー大学教授の「企業と心理学 トピックス #8 エンカレッジメント」というテーマは、古くて新しい概念を改めて認識する良い機会となりまし…
自己紹介(地方企業の人事・組織活性化の応援家:hidemaru)
地方企業の人事・組織活性化の応援家、hidemaruです。
主として、福島県郡山市で活動しています。
福島県郡山市生まれ。高校まで地元で過ごし、大学の4年間は仙台へ。1998年に大学を卒業しました。
本業は人事一筋25年本業は、人事(正確には総務関連も含む)一筋25年です。
1998年、大学卒業後、大手メーカー関連の化学メーカーの工場人事配属、人事としてのキャリアをスタートしました。
当時
企業で働く意義ー自己実現への道
企業は、その社会的存在意義を通じて、日々の創意工夫と自己肯定感の向上に努めています。単に業務を遂行するだけでなく、働く人々にとって人生を豊かにする貴重な経験を提供しています。特に、企業組織の中で得られる経験は、プロフェッショナルなスキルの向上だけではなく、人間としての成長にも大きく寄与します。
多様な価値観との出会い
企業組織は、さまざまな文化、性別、年齢、職歴を持つ人々が集まる場所です。
【書籍】詩と歌に託された生き方の教訓:沢知恵氏と塔和子氏の創作の旅
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』(致知出版社、2022年)のp163「5月10日:言葉を生み出すことは苦しいことなのよ
(沢知恵 歌手)」を取り上げたいと思います。
沢氏は、大島青松園(ハンセン病療養所)で過ごした塔和子という詩人との交流について綴っています。沢氏は塔氏との出会いを通して、詩や芸術について深く学び、創作の苦しみや喜びを共有しました。2001年には、療養所
川上真史氏ー企業の持続的成長に向けたエンカレッジメントの活用: 従業員の個性を活かす人事施策
川上真史ビジネス・ブレークスルー大学教授の「企業と心理学 トピックス #8 エンカレッジメント」というテーマは、古くて新しい概念を改めて認識する良い機会となりました。エンカレッジメントとは、単に人を励ますことではなく、自分の意思や判断に基づいて主体的に行動を起こすための勇気を与えることを指しています。
具体的には、他者のために生きるのではなく、自分の意思で主体的に生きる責任を持つことの重要性
【書籍】なぜ小企業は仕組み化に苦労するのか?成功の鍵を探る
小川実著『小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか』(アスコム、2023年)を取り上げたいと思います。私自身、「超」大企業には在籍したことはなく、また、ご支援もいわゆる中小企業が中心です。納得感がある内容が多くありました。
仕組み化の難しさ
近年、多くの小さな会社が直面している共通の悩みとして、仕組み化の難しさが挙げられます。せっかく仕組み化に取り組んでも、途中で挫折してしまうことが
組織と個人の成長を導くための人事戦略ージム・ロジャーズ氏の洞察から学ぶ
『プレジデント2024年5/17号)』は、「毎日ラクになる 任せるコツ」でした。その中でも、「世界的投資家ジム・ロジャーズが伝授 お金の教養がない中高年は、今から何を学ぶべきか?」(p70)は大変興味深い内容でした。
ジム・ロジャーズ氏は、世界的な投資家として数十年にわたり世界中の経済動向を見続け、数々の経験から多くの洞察を得ています。彼は、日経平均が4万円を突破し、円安、インフレ、少子化と
【書籍】会社は人間修業の道場ー染谷和巳氏の視点から
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版社、2020年)のp160「5月7日:会社は人間修業の道場(染谷和巳 アイウィル主宰)」を取り上げたいと思います。
染谷和巳氏といえば、「鬼上司」シリーズの書籍が有名、『上司が鬼にならねば部下は動かず』(プレジデント社)は特に有名と思います。
染谷和巳氏が「会社は人間修業の道場」という観点から、仕事を通じて成長する重要性につ
戦略的目標管理ーMBOの形骸化とも戦う
MBOとは
MBO(Management By Objectives)は、目標管理とも呼ばれ、役割責任を基に目標を設定し、目標に基づいて効果的にマネジメントを行う制度です。ただし、目標を管理する制度ではなく、目標を使ってマネジメントを行うことが重要です。 MBOは単に目標を設定し、その達成度を評価するだけのものではなく、上司と部下が目標を共有し、目標達成に向けて協力しながら業務を遂行することが
夫婦のニーズに基づく解決策の探求ー(L.E.T.)メソッドIIIを用いた具体的アプローチ事例
L.E.T.(リーダーシップ・エフェクティブネス・トレーニング)の「No-Lose 対立解決法(メソッドIII)」は、対立を解決するための効果的な手法です。個々のニーズを尊重しながら、全員が参加する協議を通じて、共同で問題解決に取り組むプロセスです。詳細は以下に記載しています。
今回は、具体的事例として夫婦が直面している問題を明確に定義し、お互いのニーズを理解することから始めます。そして、創
AI時代に求められる学びの形ー藤原和博氏の教育改革提案と企業にどう活かすかー日経ビジネス記事より
日経ビジネス2024/5/1-2の記事に『藤原和博氏が訴えるAI時代の学び(前後編)』が掲載されていました。この時代における学びは、企業人事としても吸収、応用できる部分が多々あり大変参考になりました。
「情報編集力」と「基礎的人間力」
教育改革に長年尽力されてこられた藤原和博氏は、AI時代の到来を見据え、これからの教育に真に必要とされる力として「情報編集力」と、それを支える「基礎的人間力」