見出し画像

あの人も注目の!?雇用コスト指数

ゴールデンウィークの真ん中、昨日4月30日の米国株から見ていきましょう。
結果は3指数ともに大幅反落で4月を終えています。
NYダウ 37,815.92 ▲570.17 ▲1.5%、
NASDAQ 15,657.82 ▲325.26 ▲2.0%
S&P500 5,035.69 ▲80.48 ▲1.6%、

米国の1〜3月期の雇用コスト指数が、前期よりも予想を大幅超過し、賃金インフレ懸念が再燃しました。
引き締め長期化リスクが高まり、長期金利が大幅上昇、利下げ期待は下降したのが嫌気され、株価は続落しました。
金利高でマイクロソフト▲3.2%、雇用削減計画が発表されたテスラ▲5.5%などハイテク株が大幅安です。
FOMCを前に、警戒が一段と高まっています。
FOMCのタカ派を市場は織り込んでいっているように見えます。
引き続き長期金利の利回りを注視していきましょう。

FRBが注目する雇用コスト指数は予想の1.0%を大きく上回る1.2%に上昇しました。
この数字だとパウエル議長は『インフレに進展が見られる』とは到底言えないと思います。

雇用コスト指数は、以前パウエル議長が自身の判断を変えるきっかけになったと言及したことから、注目を浴びるようになった指標です。
2月住宅価格も前年比で+7%、伸び幅は2022年11月以来最大となっています。
物価指標として見るとインパクト大です。

さて、スタート直後の日本株5月。
やはり前日比マイナスで寄りつきました。
薄商いの予感の5月1日です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?