見出し画像

ところ変われば・・・

『所変われば品変わる』という慣用句があります。これは、”土地が変われば、いつもはあたりまえと思っていることも違ってくる”ことを意味します。多様性というのでしょうか、土地によって風俗や習慣・産品などが微妙に違っています。

キリスト教では、12月25日がイエスの誕生した日でクリスマスですが、ロシアでは祝う日が違うことをニュースで知りました。ロシア正教では、1月7日がクリスマスに当たるのだそうです。理由はよくわかりませんが・・・。

日本に目を向ければ、西日本と東日本では風習や産物が違うものがあります。もうすぐお正月ですが、タイトル画にした餅の形も西日本と東日本では大きく異なります。私は九州出身なので、柔らかい時に”手で成型する丸餅”が当たり前だと思っていましたが、東日本では餅を固めた後に成型する”四角い切り餅”が主流です。どちらが良い/悪いという問題ではなく、そういう風になっているのです。

風習で言えば、お盆の時期も1ヶ月ズレています。東京などの関東周辺では、暦通りの7月がお盆ですが、九州などでは旧暦の7月に相当する8月がお盆の時期になります。太陰暦に基づいた旧暦は、日本以外でも根強く残っていて、中国では正月は”旧暦の正月”である2月に祝います。

現在の日本は基本的には紛争が無く、平和に暮らせています。しかし、世界的には紛争などで怯えながら暮らしている地域もあります。来年こそは、多くの人が平穏に暮らせる世の中になって欲しいと願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?