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えびの調査日記#3 鹿の群れに遭遇

本格調査の二日目です。今朝は放射冷却のために冷え込んで、駐車場の車のフロントガラスが霜で凍結していました。コンビニでお昼の食べ物を調達して、いざ出発です。最初の測点に到着したのは、No.3測点でした。この測点に着く直前に、山を駆け上がる鹿の群れに遭遇しました。私が見たのは最後尾の2頭ぐらいでしたが、5-6頭の群だったようです。

”鹿を見たら縁起が良い”という諺があるのかどうか知りませんが、今日の調査は順調でした。最初の測点は、道からのアクセスが割と良いこともありますが、昨日の最初の測点のトラブルが嘘のように、サクサクと測定準備が終わり、連続測定モードに入りました。

次の測点は、No.9のはずだったのですが、現地に到着しても、測量が終わっていませんでした。どうやら連絡の行き違いみたいで、その次に測定予定のNo.7測点に測量班が向かったようでした。連絡しようにも、No.9測点付近はスマホの圏外で連絡ができません。仕方がないので、測定機材だけおいて、次の測点に向かいました。

次のNo.7測点は、アクセス道路から急勾配な斜面を登る中々ハードな測点でした。しかし、九大グループのチームワークで、この難関を見事突破しました。測定準備を終わって、テスト測定を実施し、問題がないことを確認してから長期測定モードに入りました。No.7測点での作業を終えて車まで戻った時には、1時半になっていました。

遅い昼食を取り、午後2時に調査を再開しました。次はNo.9測点です。この測点は、アクセス道路からほとんど高低差がない場所にありました。すでに機材は運んであるので、測定は順調に開始できました。ここまでの所要時間は、約1時間でした。

このあと、最初の測点の磁場センサの交換に向かいました。昨日のNo.1測点では、磁場センサの調子が悪かったのに、無理やり測定を開始しました。そのため、磁場センサを交換して再測定を目指しました。現地に着いたのは3時半、それから約30分で磁場センサを交換して、再測定がスタートしました。これで今回の主な測定準備ほぼ終了しました。

これから最長で1週間程度の連続測定が可能で、どんなデータが取れるか楽しみです。ただし、来週に予想されている寒波が心配です。

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