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春は野鳥の恋の季節

伊都キャンパスは自然が豊富です。キャンパス内にはほぼ手付かずで残された生物多様性ゾーンという区画もあります。今朝の出勤時に、キャンパス内の駐車場から徒歩で移動するときに、近くで「ホーホケキョ」というウグイスの鳴き声を聞きました。

ウグイスが”ホーホケキョ”と鳴くのは『さえずり』という行動で、繁殖期を迎えたオスが自分の縄張りにメスを呼ぶための行動です。それと同時に、他のオスに縄張りを主張する意味合いもあるそうです。

一般的にウグイスの繁殖期は2・3月から7月半ば頃までなので、「ホーホケキョ」と鳴くのは春の今の時期限定です。野鳥にとっては、春は恋のシーズンです。ウグイスの他には、タイトル画のようなヒバリの鳴き声をよく聞きます。ヒバリは上空で「ピーチュルピーチュル」などと複雑な声で長くさえずります。ヒバリにとっても、春は恋の季節です。

旧・箱崎キャンパスでも野鳥はいたのでしょうが、野鳥のさえずりの記憶がありません。箱崎地区は福岡空港離発着の飛行機の航路になっているので、大きな騒音が問題になっています。そのため、大きな講義室には飛行機の騒音対策で二重窓になっていました。二重窓では小鳥の長閑なさえずりは聞こえてきませんし、二重窓のない部屋ではさえずりは騒音で搔き消されてしまいます。

伊都キャンパスの最大の利点は、『静穏な学習・研究環境』です。まあ裏を返せば、”街の中心から離れた場所にある”ということです。

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