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フィールド調査・大霧地熱発電所#1

普段のブログはその日の夜に書くのですが、今日は珍しく、朝に書いています。今日は、これから鹿児島に出張です。鹿児島にはいくつか地熱発電所があって、そのひとつである大霧おおぎり地熱発電所に行ってきます。大霧発電所は事業用として九州では、大岳発電所、八丁原発電所、山川発電所についで4番目、全国では10番目(自家用を含めると17番目)の地熱発電所です。

大霧発電所がある牧園町と栗野町は、鹿児島県の北部にあり、宮崎県との県境に接しています。8月に実施した宮崎県えびの町は、山を挟んで反対側の位置になります。大霧発電所には9月にも仕事で行きました。今回は本格的な調査というより、試験的な調査です。

発電所には、当然ながら発電するための発電機(でっかいモーター)があります。このモーターは、現在我々が着目しているMT法の信号には大きなノイズ源になります。今回は、そのノイズを確認するための調査で、開発中の探査機でどの程度測定できるか、またはノイズレベルがどの程度あるかを把握する予定です。

調査は二泊三日の予定で、今日は移動日です。福岡からだと現地に着くのに、車で4時間くらいかかります。これから、測定機器や電線などを車に積み込んで、1時間後くらいに出発です。それでは、行ってきます。

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