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安全地帯での仕事をやめて 旅に出よう

さすらおう この世界中を
ころがり続けて うたうよ 旅路の歌を
まわりはさすらわぬ 人ばっか 少し気になった

奥田民生「さすらい」(Official Music Video) (youtube.com)


みなさま、こんにちは
卓越したカスタマーサクセス(以下CS)の近藤ゆっきーからバトンを引き継ぎ、【うるう年キャディnote29連チャンリレー】の15日目をお届けします
※近藤ゆっきーの胸熱なnoteはこちら


キャディの中では、
【鎌倉で人力車引いてて、ウェディングプランナーもやってたことがある】人で認知されてるCS部の小島英樹です

車夫時代の写真

社外、社内問わず、みなさまに覚えてもらうためだけにこの自己紹介をここ数年使い続けておりますが、そろそろ別の一面もお見せしたいと思い筆をとっております
※本日紹介する一面を除き、自己紹介やCS部内でのやってる内容自体は以前書いたこちらのnoteもご覧ください

はじめに

さて、本日のnoteは、実はある特定の方に向けて書いております
そう、それは何を隠そう『2年前の自分』です
(2年前のお前なんか興味ないわい!時間返せー!!って思った人は、
とても悲しいですが、ぜひここでそっとnoteを閉じてください)

2年前の自分とは

  • 在住:地方の政令指定都市

  • 家族:妻、子2人(5歳、0歳)

  • 仕事:ウェディング、ホテル、レストランの運営会社

  • 役職:常務執行役員(次期後継者 ※not血縁)

  • 年収:家族4人が普通に生きていく分には全く困らない

  • 待遇:家賃、駐車場代、ベビーシッター代はすべて会社負担

事実を記載してみましたが、とても恵まれていたと思います
ただ、そんな2年前の自分に対して今だから伝えたいことがあります

2年前の自分に今の自分が伝えたいこと

家族も巻き込みながらしたあの時のお前の選択、間違ってなかったよ!
めちゃくちゃ優秀な人達が人生をかけて集まって、頭がねじれるくらい試行錯誤をしても解き切れないくらい、大きくて難しい課題に日々向き合うことで、毎日成長を実感できる環境に身を置けてるよ!

ここからは、
なぜ、上記のような思いを持つことができるようになったかを2年前の当時から現在までの時系列でお伝えしていきたいと思いますので、よろしければお昼休みや仕事終わりにでも甘いカフェラテでも飲みながらお付き合いください
※このnoteを読んだ方が、ご自身の今後の人生やキャリアを考える上で少しでもなにかしらのひらめきをもたらすことができれば幸いです


~本編の前に(寄り道)~:3つのゾーンの話

みなさま、突然ですが、成長のフレームワーク:3つのゾーンって呼ばれる概念はご存知ですか?
わたしは、たまたまこのnoteを書く上でちゃんと知れた概念なのですが、私の転職~いままでの時系列をこの3つのゾーンにあてはめるととてもわかりやすかったので先にご紹介します

成長のフレームワーク:3つのゾーン

詳細は引用元のオクシンさんのnoteをお読みいただければと思うので、そのうえで、わたしから今日伝えたいことは、『とんでもなく成長したいときは、パニックゾーンに近い環境に飛び込んでみよう』です
※一般的にはラーニングゾーンに身を置くと成長ができると言われていますが、あえてパニックゾーンに飛び込むことを推奨しておきます

それでは、本編へどうぞ

本編

転職検討前 究極のコンフォートゾーン

転職を考えてもいなかった時期に話は遡ります

この時期、わたしは、数年待てばその企業を後継して代表になる道も用意されており、家庭には生まれたばかりの子供もいて、何不自由ない生活をしていました

入社時から、後継の話はいただいており、私もその覚悟で入社をし、全力でその覚悟を受け止めてくださり、最高の環境を用意してくれた、前職の社長には感謝しかありません
(前職に入社当時、ウェディング業界はコロナ全盛期で業界全体が大打撃を受けていたのにも関わらずだったのでなおさらです)

入社後も、日々の運営の全責任の委譲、経営に関することのレクチャー、その地方内での企業合併の主導や会社内のバリューカルチャー策定や評価制度作りなど、様々なチャンスもいただけておりました

転職検討時 コンフォートゾーン

普通に考えたら転職の必要なくない?と思いますよね
わたしもそう思ってました

ただ、ある時、非常に漠然とした不安が押し寄せてきました
『本当にこのままでいいんだっけ?』

最初はこれくらいの本当に漠然とした違和感でした

その違和感がどこからくるのか?そんなものはまるでわからず、そんな中でも日々の仕事はあるので、時には忘れてしまうくらいの違和感でした

ただ、人間、一度感じた違和感や直感ほど、どんなに忘れようとしても忘れられない、いや、忘れようとすればするほど大きくなってくるものなのです

はじめの違和感を感じてから、
約1か月後、
わたしはあることに気付きました

違和感の正体に気づいたのです

『ここ数年、いままでのキャリア貯金をただ切り崩すだけの仕事をしてる』


これを読んでいる皆様も経験ありませんか?
自分では全力を出し切れていないのに、周りから必要以上に評価されたり、成果が出てしまっているとき

この状況、すごく心地がいいですよね
そして、別にその状況って決して悪いことではないです
むしろ、その分野でそれまで死にもの狂いで仕事してきたからこそ得れている賜物でもあると思います

でも、この状況に私はとてつもない不安を感じたんです
それが、上述した『キャリア貯金の切り崩しです』

このままでは『’’会社’’では通用するかもしれないが、’’社会’’では通用しない人間になってしまう』かもしれないという恐怖を感じた瞬間でした

転職決定時 コンフォートゾーン

人間、恐怖を感じると行動に移ります
すぐさま転職サイトに職務経歴書をアップし、スカウトメールをいただいたところとカジュアル面談したり、エージェントと面談して、転職の方向性を決めたりとアクションを恐怖を感じてから1~2週間以内に実施していました

そこで、出会ったのがキャディです

それまで、製造業関連に就職なんて頭の片隅にも考えたこともない、ド文系であり、論理より感性が重要視されることの多い、ウェディング業界やサービス業を中心に働いてきた人間なので、最初のキャディの印象も『製造業だけどこんなにかっこいいホームページもあるんだ』というくらいでした
(ウェディング業界やサービス業も突き詰めると、美しさやおもてなしの裏側には細部まで突き詰めた論理があったりもしますが、それはまた別の機会に)

ただ、ホームページのかっこよさをきっかけにして、調べれば調べるほど、キャディについての採用情報が出るわ、出るわであっという間にキャディの中の人と話してみたい!という気持ちになっていきました
(これは、我らがMaki Asanoさんを中心にキャディ社員一丸となって、普通では考えられないくらいの採用広報系の記事を世の中に発信し続けてたから出会えたことなんだと後から気付きました)
※そんなMaki Asanoさんの最新のnoteはこちら

ちなみに、余談ですが、その当時、この【うるう年キャディnote29連チャンリレー】の13日目を執筆した北野さんの下記noteを見て、私のようなキャリアでもキャディにチャレンジしてみようと思えたことを心からの感謝とともにここに記しておきます

そして、あれよあれよという間に、キャディの採用ルートに乗り、『最終的にはアルバイトとかでもいいので、入社します』という気持ちを伝えていた記憶があります
(ちなみに、その当時、妻に、アルバイトでもキャディいっていいかな?って聞いたときは、さすがにちょっと怒られました)

真面目な話に戻すと、当初感じた『’’会社’’では通用するかもしれないが、’’社会’’では通用しない人間になってしまう』という恐怖や不安を取り除くために、転職の軸は、

  • とにかく想像を軽々超えてくる超優秀な人達がいそうなところ=>成長

  • 市場規模がでかいところ=>社会的インパクト

  • 日本発のグローバルビジネスを視野に置いてるところ=>子供が大きくなった時日本を誇れるように

と考えていたので、キャディがぴったりあてはまり入社を決めました

入社~半年 高パニックゾーン

ここまで来るのに、少し寄り道しすぎましたが、とても大切な章です!
いまだから言える話をします!!

わたし、キャディに入社してから、半年間!ずっとパニックしてました!

まず、製造業の言葉ワカラナイ!キャディ内の仕事のスピードみんなハヤスギル!!まばたきしてる間に1週間が終わりを迎えようとしているパラレルワールド経験を半年間ずっとしてました!
(ものすごく丁寧な入社時の研修やいつ聞いてもプロフェッショナルな社内の人達が快く知の共有をしてくれる文化がありますが、それでもパニックでした 笑)

なので、そんな状態でもなんとか自我を保つために、過去のウェディングやイベントのスキルを何とか使える『幹事系』の仕事を積極的にもらいにいくことをしていました

入社半年~9ヶ月目 低パニックゾーン

とはいえ、このままではキャディに『幹事』をしにきたことになってしまうことに危機感を覚えていた時に社内から救いの手が差し伸べられました

その当時、キャディで課題の大きかった、インサイドセールス(以下IS)の立ち上げのメンバーに招集いただき、CSからISへ3か月間異動になりました

もちろん、パニック状態は続くのですが、
ここが私のターニングポイントになりました

その当時のISで圧倒的な量の架電アポどりやWEBでの初回商談を実施していく中で、製造業全体の業務や課題の理解度が向上したこととキャディが提供している(しようとしている)価値を改めて認識できました

この章でとにかく伝えたいことは、

安全地帯を抜け出して、いままでの自分が全く通用しない状態でパニックになっても、圧倒的な量を実施することでパニック状態から抜けていくことができる!

ということです

その結果、チームとしても、当時の会社全体のMVTにも選出いただき、とても嬉しかったです(悔しさもたくさんありましたが、今日はその話は割愛)

まだ1年前とは思えない懐かしすぎる写真


入社9ヶ月目~ 高ラーニングゾーン

そして、ISチームから再度CSチームに戻ってきて、もうすぐ1年が経とうとしてます。今の状態をあえて3つのゾーンで表すなら、『高ラーニングゾーン』という位置だと感じてます

一般的には、成長する際には、コンフォートゾーンから抜け出して、ラーニングゾーンにいきましょう!と言われることが多いです
パニックゾーンまでいくと、高ストレスすぎて成長ができない状態であると言われます

でも、あえてポジションを取らせていただくと、
30歳以降に、本当の意味で成長をしようとするのならば、
あえてパニックゾーンになり得る環境に身を投下する
ことを推奨します

そして、そのパニックゾーンは、
圧倒的な量をこなして、いち早く乗り越えてください

その結果、同じラーニングゾーンだとしても、高ラーニングゾーンという最も成長を実感できる部分に入ることができる可能性が高まります

さいごに

長々とおつきあいいただき本当にありがとうございました

最後になりますが、伝えたいことをまとめます

安全地帯から抜け出そうとすることはリスクが大きいように見えます
でも、人によっては安全地帯にとどまり続けることのほうがリスクが大きくなる人もきっといます

だからこそ、このnoteを読んで、少しでも心に残ることがある方は、
ぜひカジュアル面談をしましょう
hideki_kojima@caddi.com 
 まで直メールくれてOKです

旅にでましょう
みなさまがまだ見ぬ世界が広がっています

最後に私の好きな歌を改めてお届けします

さすらおう この世界中を
ころがり続けて うたうよ 旅路の歌を
まわりはさすらわぬ 人ばっか 少し気になった

奥田民生「さすらい」(Official Music Video) - YouTube
写真は、社会人5年目時に、有給を1ヶ月とって、野宿しながら自転車で日本半周をしていたときに盛岡一関駅~仙台駅まで1日100km程度大雨の中漕いで到着したときの1枚
(足元はコンビニでもらったビニール袋)


それでは、このバトンはマーケティング&インサイドセールスチームで上長からの愛ある大切な仕事(無茶ぶり)を見事形にしている黒澤さんに引き継ぎたいと思います!(私のnoteよりはるかに日々の仕事に役立つことがたくさん書いてありましたので、必見です!)


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