石倉秀明

山田進太郎D&I財団COO | Alternative Work Lab所長。…

石倉秀明

山田進太郎D&I財団COO | Alternative Work Lab所長。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修士課程在籍。2023/11までキャスター取締役。書籍4冊出版。 LiveNews α、Abemaヒルズコメンテーターetc

マガジン

  • Alternative Work Lab Letters

    リモートワークや新しい働き方について研究、分析し、労働バイアスを解くことを目指すAlternative Work LabのNews Letterです。定期的に働き方に関するニュースや解説を書いていきます。

  • #スタートアップ 記事まとめ

    • 1,519本

    スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。

  • キャスター通信

    • 59本

    フルリモート組織の株式会社キャスターのリアルな情報を発信していきます。

  • ぐんぐん採用ができるようになるnote

    • 209本

    採用手法や働き方の多様化など人事に求められる能力やスキルは高くなっています。取り巻く環境が劇的に変化している採用や人事のしごとについて考えていきます。

  • 石倉秀明のしごとnote

    リモートワークや働き方に限らず、毎日頑張って働いている方に対して、考え方のヒントになったり、少しでも気持ちがラクになるようなことを書いていきたいと思います。

記事一覧

リモートワーク実施率定点調査2024年4月 - Alternative Work Lab Letters -

Alternative Work Lab(以下、AWL)では、世の中に公開されているオープンデータを用いて定期的にリモートワークの実施率についてのレポートを行っていく予定である。 今回…

17

日本にUI/UXデザイナーは何人いるのか - Alternate Work Lab Letters -

今回のAlternative Work Lab Lettersでは日本にいるUI/UXデザイナーの総数について、現在にあるデータから推測してみたいと思います。 UI/UXデザイナーだけのデータがない…

石倉秀明
1か月前
91

つながらない権利とジェンダーギャップ - Alternative Work Lab Letters -

人的資本経営の重要性が大きくなり、働き方、職場での仕事のあり方についてのイベントや記事を毎日のように目にするようになった。実際に以前に比べ、働き方に関する関心度…

石倉秀明
1か月前
31

リモートワークを言い訳にしない。怪しい会社を避けるために - Alternative Work Lab Letters -

先日、このような記事が出ており、話題になっていた。 詳細は読んでいただければと思うが、要約すると ・大手求人サイトで見つけた完全在宅の求人に応募し、採用された ・…

石倉秀明
2か月前
36

リモートワーク実施率定点調査2024年1月 - Alternative Work Lab Letters -

Alternative Work Lab(以下、AWL)では、世の中に公開されているオープンデータを用いて定期的にリモートワークの実施率についてのレポートを行っていく予定である。 今回…

石倉秀明
3か月前
42

約6人に1人が運用型求人広告で転職。採用業務は「専門職」に - Alternative Work Lab Letters -

2010年代後半から、採用活動において採用担当者に求められるスキルや働き方が少しずつ変わってきていることを実感している人は少なくないだろう。それは、本格的な「ダイレ…

石倉秀明
3か月前
171

2024年の働き方トレンドvol.2 - Alternative Work Lab Letters -

先日掲載したvol.1に続き、2024年の働き方で起こる変化、トレンドについて議論していく。 従業員のリスキリング2つ目のトレンドはリスキリングである。リスキリングの重要…

石倉秀明
3か月前
31

2024年の働き方トレンドvol.1 - Alternative Work Lab Letters -

Alternative Work Labは2023年12月に株式会社キャスター内に設立し、リモートワークや新しい働き方について研究、分析し、労働バイアスを解くことを目指している。今後、定…

石倉秀明
3か月前
46

売上を100倍にするのにやってきたこと

2023年11月29日の株主総会を持って7年以上務めてきた株式会社キャスターの取締役を退任しました。業務委託で手伝ってた期間も入れると8年以上、キャスターの経営や事業に携…

石倉秀明
4か月前
110

労働バイアスの排除を目指す「Alternative Work Lab」を設立しました

先日のプレスリリースでもお知らせしましたが、 取締役を退任し、Alternative Work Labを設立し、所長に就任しました。 Alternative Work Labはリモートワークや新しい働…

石倉秀明
4か月前
56

業績伸びないなと思ったときは大体アレが足らない

なかなか有料noteの更新まで手が回らず、noteさんに「そろそろ書かないと有料マガジン廃刊にするぞ」という叱咤激励のメッセージをいただいたので、なんとか頑張って書く。

石倉秀明
9か月前
5

3ヶ月90Englishをやってみた

2ヶ月前に90Englishをやってるよ、というnoteを書きました。こちらです。 その後、2ヶ月さらにやってみて当初の計画通りまず初回の3ヶ月を終えました。トレーニングの内容…

石倉秀明
10か月前
22

共感や納得は必要か

仕事をしていると「メンバーの納得が得られない」「社内のメンバーに共感を得るのが難しい」などの言葉を聞くことがある。 経営陣やマネジメント職に付く人が、なにか新し…

500
石倉秀明
10か月前
6

90Englishを始めて1ヶ月経った

この4月から大学院に行き始めたことはいくつかのメディアやSNSでも発信してきましたが、それと同時に4月から英語コーチングサービスの「90English」を始めてます。 私の場…

41

ユニークな意見や考えを持つ方法

早いものでもう4月も終わろうとしている。 自分の大学院入学や子供の小学校入学などもあり、バタバタしたまま4月を迎えたが気づいたらあっという間に終わってしまう。そし…

500
3

大学院生になりました

2023/4より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の修士課程に入学した。21歳のときに大学を中退して以来、約20年ぶりに学生になり履修登録をどうやったらいいかわからず…

76

リモートワーク実施率定点調査2024年4月 - Alternative Work Lab Letters -

Alternative Work Lab(以下、AWL)では、世の中に公開されているオープンデータを用いて定期的にリモートワークの実施率についてのレポートを行っていく予定である。
今回はその第一回として2024年4月末時点での公開データを用いたレポートを行う。

集計の前提

リモートワーク実施率は各企業や自治体が行っているが、企業への質問紙調査を用いてるものが多い。私たちも実施率を定点観測してい

もっとみる

日本にUI/UXデザイナーは何人いるのか - Alternate Work Lab Letters -

今回のAlternative Work Lab Lettersでは日本にいるUI/UXデザイナーの総数について、現在にあるデータから推測してみたいと思います。
UI/UXデザイナーだけのデータがないのでWebデザイナーの数を推測し、そこから考えていきます。

総数の推計
特定サービス産業実態調査

こちらを使ってデザイン業務に就いている人、その中でもデザインファームや制作会社で働く人を出します。平

もっとみる

つながらない権利とジェンダーギャップ - Alternative Work Lab Letters -

人的資本経営の重要性が大きくなり、働き方、職場での仕事のあり方についてのイベントや記事を毎日のように目にするようになった。実際に以前に比べ、働き方に関する関心度は高くなっているだろう。そんな中でリモートワークの普及とともに多くの会社でフレックスタイム制など、フレキシブルな時間で働くことが当たり前の権利のように普及してきている。
私も子供がいるが、子供がいると中抜けしたり送り迎えの時間の調節などがし

もっとみる

リモートワークを言い訳にしない。怪しい会社を避けるために - Alternative Work Lab Letters -

先日、このような記事が出ており、話題になっていた。

詳細は読んでいただければと思うが、要約すると
・大手求人サイトで見つけた完全在宅の求人に応募し、採用された
・しかし、その会社から2か月間給与が振り込まれなかった
・オンライン越しに人格否定のような言動を受けた
・その他の社員も給与未払いなどが発生していた

などといった内容である。

記事では「完全在宅の仕事ができることによって社員の使い捨て

もっとみる

リモートワーク実施率定点調査2024年1月 - Alternative Work Lab Letters -

Alternative Work Lab(以下、AWL)では、世の中に公開されているオープンデータを用いて定期的にリモートワークの実施率についてのレポートを行っていく予定である。
今回はその第一回として2024年1月末時点での公開データを用いたレポートを行う。

集計の前提

リモートワーク実施率は各企業や自治体が行っているが、企業への質問紙調査を用いてるものが多い。私たちも実施率を定点観測してい

もっとみる

約6人に1人が運用型求人広告で転職。採用業務は「専門職」に - Alternative Work Lab Letters -

2010年代後半から、採用活動において採用担当者に求められるスキルや働き方が少しずつ変わってきていることを実感している人は少なくないだろう。それは、本格的な「ダイレクトリクルーティング」時代の到来、そして求人広告が運用型にほぼ全面的に移行していることに起因している。。

2000年代までは、企業が採用活動で応募者を獲得するために行うことは、「大手の求人媒体になるべく大きな広告枠を出稿する」もしくは

もっとみる

2024年の働き方トレンドvol.2 - Alternative Work Lab Letters -

先日掲載したvol.1に続き、2024年の働き方で起こる変化、トレンドについて議論していく。

従業員のリスキリング2つ目のトレンドはリスキリングである。リスキリングの重要性はここ数年叫ばれてきたが、いよいよ企業が従業員のリスキリングに対しての投資が本格化する年になるのではないかと思っている。

先日デロイト社が発表した「スキルベース組織」によれば、企業はジョブ(職務)ではなく個人のスキルを中心に

もっとみる

2024年の働き方トレンドvol.1 - Alternative Work Lab Letters -

Alternative Work Labは2023年12月に株式会社キャスター内に設立し、リモートワークや新しい働き方について研究、分析し、労働バイアスを解くことを目指している。今後、定期的にnoteやAlternative Work (株式会社キャスターのオウンドメディア)を通じて働き方についての最新情報やコラムを発信を行なっていく予定である。

vol.1となる本記事では、2024年の働き方に

もっとみる

売上を100倍にするのにやってきたこと

2023年11月29日の株主総会を持って7年以上務めてきた株式会社キャスターの取締役を退任しました。業務委託で手伝ってた期間も入れると8年以上、キャスターの経営や事業に携わってきたわけですが、その間に売上は100倍以上、従業員も50倍以上になりました。

私が管掌した範囲は広いのですが、比較的新しい事業の立ち上げ、既存事業で伸び悩んでるところの立て直し、営業やマーケなどレベニューを最大化するミッシ

もっとみる

労働バイアスの排除を目指す「Alternative Work Lab」を設立しました

先日のプレスリリースでもお知らせしましたが、
取締役を退任し、Alternative Work Labを設立し、所長に就任しました。

Alternative Work Labはリモートワークや新しい働き方について、調査、分析、研究を行い、その結果を社会に広く共有することで、ワークスタイル、マネジメントなどあらゆる「労働バイアス」を排除していくことを目的としています。

労働バイアスというのは私た

もっとみる

業績伸びないなと思ったときは大体アレが足らない

なかなか有料noteの更新まで手が回らず、noteさんに「そろそろ書かないと有料マガジン廃刊にするぞ」という叱咤激励のメッセージをいただいたので、なんとか頑張って書く。

3ヶ月90Englishをやってみた

2ヶ月前に90Englishをやってるよ、というnoteを書きました。こちらです。

その後、2ヶ月さらにやってみて当初の計画通りまず初回の3ヶ月を終えました。トレーニングの内容は変わらず

・週3回、1回30分コーチと英会話トレーニング
・毎日TEDを使ってのシャドーイング
・毎日1つの英作文

です。ただ、英作文は毎日テーマがありそれについて書くのですが、だんだんテーマが抽象的なにっていったり

もっとみる

共感や納得は必要か

仕事をしていると「メンバーの納得が得られない」「社内のメンバーに共感を得るのが難しい」などの言葉を聞くことがある。

経営陣やマネジメント職に付く人が、なにか新しいことにチャレンジしようとする時に直面する課題である。
現状の課題に直面すると既存のやり方を変えたり、目的を変えたり、KPIを変えたり、ときには事業をピポッドしたりすることがあるが、その際に社員や部下に説明することが求められる。
ただ、そ

もっとみる

90Englishを始めて1ヶ月経った

この4月から大学院に行き始めたことはいくつかのメディアやSNSでも発信してきましたが、それと同時に4月から英語コーチングサービスの「90English」を始めてます。

私の場合、大学院の生活で英語で書かれた論文を大量に読んだりいずれ修論を英語で書くことが想定されるのもありますが、受験英語はとりあえずがむしゃらにやったおかげかそこまで読解に苦手意識はありませんでした。

それよりもリスニングとスピ

もっとみる

ユニークな意見や考えを持つ方法

早いものでもう4月も終わろうとしている。
自分の大学院入学や子供の小学校入学などもあり、バタバタしたまま4月を迎えたが気づいたらあっという間に終わってしまう。そしていまだに大学院で友達ができないので、どうしたらいいものか困っっているので、友達作りがうまい人がいたらコツを教えてほしい笑

4月から新しい生活が始まったのだが、引き続き会社経営とコメンテーターとしてメディア出演する日々は続いている。フジ

もっとみる

大学院生になりました

2023/4より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の修士課程に入学した。21歳のときに大学を中退して以来、約20年ぶりに学生になり履修登録をどうやったらいいかわからず困惑するところからスタートしている。

いまさら大学院に行って何をするかというと「リモートワークの研究」をする予定だ。
私たち(株式会社キャスター)は2014年の創業からずっとフルリモートワークで会社をやってきて、いまは世界中に社

もっとみる