見出し画像

2024カレンダー 「HOPEs in JAPAN」

写真を始めた頃から憧れだったカレンダー作家。
昨年初めて制作させていただき、今回は2作目となります。
 
2024年のカレンダー作品は、ここ1〜2年で撮影した写真で構成しました。
このnoteで、作品の思いやエピソードをお伝えしたいと思います。



1-2月 霧ヶ峰から富士を望む

2月の霧ヶ峰高原 富士見台。
朝4時30分頃から三脚を立て、瞬く星を見上げていると、
朝日が昇る前のほんの一瞬、東の空が赤く色づいた。
新年は富士の写真と共に。

3-4月 寂光院 桜の夕景

もみじ寺で有名な犬山 寂光院。
春の季節は桜が咲き、山頂は柔らかな光に包まれる。
誰もいないロケーションで、いつかの夢を見た一枚。

5-6月 新緑の奥入瀬渓流

10年前から撮影にいこうと思っていた青森 奥入瀬渓流。
まだ誰もいない早朝に三脚を立て、5秒間のスローシャッターを切る。
息を潜め、目を閉じると、静かな渓流の音だけが響いていた。

7-8月 九頭竜湖 光に包まれる朝

降り頻る雨の中、翌朝の空を信じて九頭竜湖まで車を走らせた。
早朝5時。東の空が色づき、瞬く間に九頭龍湖に光が射し込んでくる。
世界が目覚める瞬間。
僕は何度でもその光景を追いかけていきたい。

9-10月 満月出づる犬山城

ブルーモーメントに包まれる木曽川湖畔。
東の空から満月が浮かんでくる。
室町時代に建てられた犬山城は、もう何度この月を見てきたのだろうか…。
秋の夜空に、自らの人生も重ね合わせる。

11-12月 Light from heaven

雲海を撮るため、晩秋の長野へ。
闇が薄れ、天界に朝日が浮かんでくる。
1年の締めくくりは、来年に向けた希望の一枚で。


カレンダーに掲載した6枚の写真は、「HOPEs in JAPAN」というタイトル通り、「日本の希望」をテーマに撮影したものです。

ある時、1年のカレンダー写真を撮影することは、自分の人生の生きがいでもあるなぁと感じたことがあります。
自分の生きがいが、カレンダーを手に取っていただいた方の人生に寄り添っていくこと。

6枚の作品とカレンダーに込めた思いを楽しんでいただけたら幸いです。

詳細は、以下サイトからご覧くださいませ。
https://www.hideaki-honma.com/





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?