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菊の花で老化を予防し、美しい肌に

菊の花の季節ですね。

我が家の庭でも
菊が満開です。

寂しくなりがちな秋に
その華やかさと明るさで、

眼と心を
慰めてくれる
菊の花ですが、

その花には
老化予防や美肌など、
いろんな素晴らしい
効果があります。

菊の花は、

栄養面では、
ビタミンやミネラルが
比較的多く、

特にβ-カロテンやビタミンC、
ビタミンB群などの
抗酸化力をもつ栄養素を
豊富に含んでいます。

また、様々な種類の
フラボノイド類や
ポリフェノールも
含むので、
健康をサポートする力が強い
といわれています。

菊は、
世界で最も古い薬学書に

「長く飲み続ければ、
老化を遅らせる」

と記載されるほど、
古くからその薬効が
知られています。

食用菊の花を
乾燥させた菊花は、
眼精疲労(疲れ目)に
よいとされ、

漢方薬として、
2000年以上前から
中国で栽培されている
生薬です。


菊花のお茶は、
中国では
「延命長寿のお茶」
といわれています。

利尿や抗菌、
解毒、消炎、解熱、
などの作用に加え、

高血圧予防、
夏バテ、のぼせ、
慢性肝炎、眼精疲労
の解消
が期待され、

健康茶として
利用されます。

また、
お湯を入れた時に花が開く
美しい見た目と、
菊花の香りにより
リラックス効果も
期待できます。

菊花茶は
吹き出物にもよい
とされています。

菊花の持つ解毒効果が、
熱を取り、
皮膚の炎症を和らげる
と考えられています。


菊花を、
頭痛を抑えるために、
枕の中につめる
風習がある所も
あるようです。


日本では、生の菊を
ゆでて、おひたしや酢漬け、
天ぷらなどにして
食べることが多いですが、

菊花には、
たんぱく質の劣化を進める
AGEsの生成を阻害し、

活性酸素を除去する
グルタチオンの
体内での産生を促進する
働きがあります。

これらの働きにより、
菊花を摂取することで
「アンチエイジング効果」を
期待できます。

また菊花には、
ビタミンB1、ビタミンE、
アミノ酸などの
肌の健康を保つ栄養素が
豊富に含まれるため、
「肌を美しくする効果」
があります。

生の菊の花は、
よく刺身に添えられますが、
これは、菊の花が
殺菌や解毒の作用を
持つからです。

また、
生の菊の花の絞り汁は、
「あかぎれ」や「しもやけ」
「腫れ物」などにも
効果があると
言われています。


この時期は
生の菊の花が
お店でも
買いやすくなりますね。

皆さんも、この季節
眼で見て
愛でるだけでなく、

体の中にも
取り入れてみることで、

菊の花から
若々しさと美しさを
もらってみては
いかがでしょうか。









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