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第1部 英吉と達 平成30年 日記に導かれた出会い

 来年完成する石巻市複合文化施設には、地元出身の彫刻家高橋英吉(1911―1942年)の作品群が展示される。震災前の文化センターに常設展示され、人々に感動を与えた代表作「海の三部作」などが10年ぶりに戻って来ることから、英吉と作品を改めて見直す機会も増えている。そんな中で、宮城県出身のもう一人の彫刻家小室達(1899―1953年)との関係に着目する鈴木哲也さんが、2人の交流や足跡、ゆかりのある人々などについて地道に調べ、その成果を寄稿してくれた。石巻が育てた2人の天才彫刻家を通して、地域の歴史にも触れる。(随時掲載・第1部全12回)

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