人気声優2人と鉄道旅
漫画列車20周年記念 関さん、置鮎さん軽快トーク
人気声優の関智一さん、置鮎龍太郎さんと行く「漫画の国・いしのまき満喫の旅」が17日、JR仙石線マンガッタンライナーで行われた。県内外からファン130人が参加。仙台駅から石巻駅までの約1時間、車内で2人のトークを楽しんだ。
石ノ森萬画館とJR東日本東北本部などが企画したマンガッタンライナーの運行20周年記念行事。関さんは国民的アニメ「ドラえもん」のスネ夫役などで知られ、置鮎さんも「地獄先生ぬ~べ~」や「トリコ」など人気アニメの主役を務める。
ベテラン声優とファンを乗せた4両編成の貸し切り列車が仙台を出発し、2人が姿を見せると大歓喜。サイコロの出た目で演じるキャラクターを決めるコーナーでは、石巻市のヒーローである「シージェッター海斗」のせりふを披露するなどして楽しませた。
ファンは「大勢の前で、自信を持った声の出し方を教えてほしい」と相談し、関さんは「周りを見渡し、まず話しやすい人を見つけ、そこに向かって話すといい」と助言。リフレッシュ方法を問われた置鮎さんは「長風呂でない入浴だが、最もいいのは寝ることかな。普通の答えでごめんね」とユーモアも交えた。
列車は陸前小野駅で停車し、参加者は駅舎前の広場で玉入れ競技などを楽しんだ。登米市から参加した猪俣剛さん(50)は「2人ともガンダムシリーズで複数のキャラを演じるベテラン声優。ガンダムファンなので生の声を聞けてうれしい」と話していた。
石巻市に到着後はアイトピアホール=同市中央=でトークショーがあり、ファンたちを楽しませた。
【渡邊裕紀】
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