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連休渋滞対策でバス運行

初日 観光客約80人利用

 大型連休中の渋滞緩和対策で3日、石巻市の南浜地区と同市のまちなかを結ぶ無料シャトルバスの運行が始まった。初の試みであり、5日まで行う。初日は約80人の観光客が利用。バスにはふあん★がーるや清水狸などの芸名で活動する、地域おこし協力隊員のお笑い芸人、清水一宏さんが同乗し石巻の魅力を紹介した。

 バスは、㈱街づくりまんぼう、石巻観光協会、石巻圏観光推進機構、元気いちばによる共同運行。石巻南浜津波復興祈念公園の門脇駐車場とかわまち交通広場を発着点とし、午前11時―午後3時半の間に20分間隔で走行する。

石巻ゆかりの芸人同乗

 車内の座席には、市内の観光案内マップなどを設置。乗車時間は5分ほどで、その間は地元ゆかりのお笑い芸人が軽妙なトークで石巻の見どころをPRしている。

トークで車内を盛り上げる清水さん

 3日に同乗した清水さんは、中心市街地の食や文化を謎かけで紹介。「石巻のお笑いとかけ、セリと解きます。その心はどちらも清水が必要でしょう」などと話芸で盛り上げた。

 祈念公園の駐車場から乗車した阿部好美さん(49)=山形県=は「市街地まで歩こうと思っていたが案外遠くて断念。バスがあることは現地で知ったが、すぐに目的地に着けて良かった」と話した。
【泉野帆薫】


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